我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「オニユリ」

2012年08月16日 | 日記

今朝も
わいた山の「名残り(なごり)」が
足にあります。

その「名残り(筋肉のこわばり)」も
ずいぶんと和らいできました。

わいた山で作った足の「名残り」も、
頂上に作った足跡も、
いつかは消えてしまうけど、

足跡と一緒に三人で作った感激は、
お陰さまで「一生ものの名残り」となりました。

そこで、思いついた。

私が死んだら、
わいた山の頂上で散骨してもらい、
残した一かけらを壷に入れて、
故郷を見渡せ、
近くにミヤマキリシマの木のそばに、
小さな墓を作ってもらおう。


今村昌平監督の「復讐するは我にあり」に、
鶴見岳の上から榎木津巌の骨を
散骨するシーンを、ふと思い出す。


「わいた山の頂上にお墓?」

「とんでもない!」

「お墓参りはどうするのぉ?」

ご心配無用、葬式無用、戒名不要。


お墓参りのお供えの花は
お墓の周りに沢山咲いていますから、
頂上に向かって手を合わせてもらうだけで
わざわざ登ってもらわなくても
結構です。

盆花も
「オニユリ」の花が沢山咲いてます。



人は

「やっぱりあいつは、死んでも馬鹿だねぇ」

と仰ろうが、

世間には人情の機微に通じた
物わかりの良い人も、
洒落のわかる人もらっしゃる。


良ぉ~し、話しは決まった。
こうなりゃ来年、初盆だ。


「みっちゃんも、粋人だねっ」

「いや、私ゃ死人だよっ」



補足
下山途中で撮るつもりの「オニユリ 」を
滑る足に気をとられ 
忘れてしまい,画像は借り物です。

補足2
日記のタイトルを
「オニユリ」にするか
「遺言」にするか、迷いました。
結果、


命日には、故人の好きな曲の一つでも 。

Bill Evans - Waltz for Debby [from 1961 album Waltz for Debby]



粋人墓(馬鹿) 迄約一時間

コメント (4)
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