我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「二つのグラウンドの明と暗」。

2011年10月18日 | 日記

 劇的な3連敗4連勝で巨人を撃破し、
日本シリーズを3連覇した
昭和33
その年だったかは記憶が定かではないが、

西鉄ライオンズがリトル・カントリー
中学校のグラウンドに現われた。

この年で間違いないとすると
私は7才の時になる。
(少し怪しい)

同校の野球部と、
町の同好会(小国倶楽部?)
との2試合を観戦し、稲尾さんのは背面投げと、
中西さんの尻の馬鹿でかさを覚えている。

町民がお祭り騒ぎで観戦した日のことを
この季節になるといつも思い出す
中学校のグラウンドの思い出です。

もう一つは、隣の小学校のグラウンド。
一面、埋め尽くし整列した機動隊。

世の中の動きなど判らない子供にとっては、
初めて観る異様な情景に
「何が始まるのだろう?」の疑問と同時に
暗い雰囲気を子供心に察知した。

それが
下筌ダム建設に伴って
繰り広げられた「蜂の巣城紛争」に
集結した
機動隊であることを
後で知った。

この紛争は
日本最大級のダム反対運動として、
昭和33年から46年まで続けられた。

33年は、くしくもライオンズ
3連覇の年。
紛争開始の年と一致するが“機動隊出現”は
その年より、少し後だったように思う。

小さな町の2つグラウンドに訪れた
明るい出来事と、暗い出来事。


ライオンズ優勝を伝える記事と、室原知幸さん。

紛争で町民の涙が流れ、血が流れて
紛争は終わり。時が流れて、今、
その下の松原ダム湖に遊覧船が浮かぶ。


昨夜、ヴァリィーとの杖立の同級生の
娘さんの結婚式の話題から、
話は松原ダムに移り、
下筌ダムになり
そして、室原知幸さんになった。

子供の頃の、小さな町の大きな出来事に
二人は少し感傷的になってしまった。

町を離れた人達の望郷の想いは、
季節と共に深まりゆきます。



小国ツーリズムで遊覧船の案内を見る度に、
一度乗ってみようと思っている。


記憶が定かではありません。
何卒、ご容赦ください。


コメント (2)
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