まるちゃんがおっしゃる通り、
懐かしき忘れられない思い出は、
おにぎりの味(味覚)ばかりでは無く、
嗅覚(臭い・香り)や、視覚(景色)もそうですよね。
故郷の稲刈りの季節、秋の乾いた空気の中で、
一面に広がる、刈り取った稲や干し草の香りは、
まさしく、故郷の秋の香りだし、
澄みとおった青空や、赤とんぼに夕焼けも
忘れられない懐かしい故郷の秋の景色です。
以前、「センチメンタル・オータム」という、日記を書きましたが、
このノスタルジックな故郷を想う郷愁は、
「センチメンタル・オータム」
に繋がるところがあるのでしょうか?
夕日と赤とんぼ
(ちょっと判りにくくてすみません)
例えば、鮭は故郷(川)を出て、大海で成長し、
数年後、故郷に戻り、子孫を残します。
それを何代も何代も、繰り返します。
鮭は生まれた川の臭いを覚えていて、
自分の生まれた川に戻るそうですが、
人間もそうなんでんしょうね。
こんなことを書いていると、故郷が恋しくなりました。
時間ができたら、阿蘇の山々や野原の景色、
干し草の香りを嗅ぎに戻りましょう。
私の中の帰巣本能が、急に騒ぎ出しました。
故郷の「むかご」も我が家を待っています