東京はムッとする天気ですが、皆様お元気ですか?こんな時はさわやかな場所に行きたくなりますね。いつも海外のご紹介が多いので、今日は国内のご紹介をしたいと思います。
日本国内も様々な見所がありますが、初夏から秋にかけて多くのお客様で賑わう場所、その一つに「上高地」が挙げられるのではないでしょうか。
私はしばらく行っていませんが、今頃は新緑がとても美しいことでしょう。
天気が良ければ、雪をかぶった穂高の峰が遠くからでもはっきりとご覧いただけます。梓川のせせらぎを聞きながら、ひんやりとした空気の中(東京よりは)を歩くと、心穏やかな気分になるのではないでしょうか。
もっとも、これからの時期は観光のお客様が多過ぎてそれどころではないかもしれませんが…。
穂高、上高地というと思い出す小説があります。
恐らくご存知の方も多いことでしょう、井上靖の『氷壁』です。
奥穂高の登山中、主人公の魚津恭太とその友人、小坂乙彦を結ぶザイルが切れ小坂は墜死。その真因をつきとめようとする魚津。彼を取り巻く恋愛、そして小坂との男同士の友情を描いた長編小説です。
何度かドラマ化もされましたので、ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
小説の中の一文をご紹介しましょう。
『大正池の水は少し涸れた感じで、水中に何十本かの枯木を立てたまま、小皺ひとつ見せないで静まり返っていた。魚津がいままで見たいかなる時より、池は静かな表情を持っていた。
自動車の左の窓から前穂が仰がれたが、それについては魚津は何も言わなかった。いつか前穂という名を口にするのが辛い気持になっていた。』
『氷壁』を読んでから上高地を訪れると、また違った印象になりますよ。お出かけする余裕のない方は、小説を読むだけでもいいかもしれません。
***
最後になりましたが、先月10日に入社致しました小川が担当させていただきました。今後もブログを書く機会があると思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。
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こちらへも是非お立ち寄り下さい。
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『大正池の水は少し涸れた感じで、水中に何十本かの枯木を立てたまま、小皺ひとつ見せないで静まり返っていた。魚津がいままで見たいかなる時より、池は静かな表情を持っていた。
自動車の左の窓から前穂が仰がれたが、それについては魚津は何も言わなかった。いつか前穂という名を口にするのが辛い気持になっていた。』
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