F老人の気ままな島暮らし日記

尾道市生口島で気ままな島暮らしの日々。

第3回三原元気祭りに参加しました

2013年03月24日 21時01分44秒 | イベント

1週間前から一昨日まで天気予報は雨でしたが曇りになり、当日は柔らかい日差しのある穏やかな一日となりました。第3回三原元気祭りに参加しました。

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いろいろ数十店が参加し、ステージでは終日多彩なメニューが繰り広げられました。

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突き当たりがF老人のブースです。

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棚を忘れたので単調な陳列となりました。

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ちびっこのダンスです。上手下手は分かりませんが、楽しそうな表情で堂々と踊っていました。

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故坂本九さんの長女大島花子さんのステージ。まもなく40歳になられ、結婚され、母親でもあるそうです。「明日があるさ」、「上を向いて歩こう」、「見上げてごらん夜の星を」などを歌いました。

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伴奏は笹子重治さんのギター一本でした。素晴らしいギターでした。2011年7月のステージの動画がありました。

続いてタヒチアンダンスです。岡山市から来られたそうです。

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人出はさほど多くありませんでしたが、気に入って買い求めてくれた方が何人かいました。ニューヨークに住む息子夫婦へのプレゼントにと買ってくれたご婦人も。

快適で楽しい一日でした。


閉校式当日の生口中学校

2013年03月23日 21時08分52秒 | 日記・エッセイ・コラム

 とうとうカウントダウンが「0」になってしまいました。

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 家人を瀬戸田港に迎えに行った帰り、写真を撮りに寄りました。すでに式典が始まっていて、職員の方々が受け付けの撤収、記念写真の準備などをしていました。

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校舎の壁のレリーフです。

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校門右側に昨日まで青いシートをかぶっていた石碑がベールを脱いでいました。

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少し、準備がよすぎるような気がしましたが、年度末であり、予算に計上された事業として執行されたのでしょう。裏面です。

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昔は、現在の公民館、郵便局、農協がある場所に中学校があったと公民館で借りた資料にありました。

英語で卒業式のことを「Commencement」といいます。終わったということではなく、「始まり」という意味です。新しい未来の始まりということなのでしょう。閉校式も同じように次のステップへの始まりであってほしいと思います。

最後に、校章です。卒業生の皆さん、新しい始まりです。

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ありがとう、さようなら

2013年03月21日 20時54分08秒 | 日記・エッセイ・コラム

今日は東生口小学校の最後の卒業式と聞いていたので写真を撮りに行きました。閉校まで後11日だそうです。(31日まで?)

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校庭から校舎ととの山を。こうして見るとまさに背後にそびえているのがよくわかります。国旗と尾道市旗がまもなく降ろされます。

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イチョウの木もさみしそうです。家人によると、昔はここに池と砂場があったそうです。

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66年間、東生口地区の子供達を育ててきたのかと思うと、地元の方々は感謝の気持ちしかないようです。

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中学校にも行ってみました。

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閉校式まで後2日です。

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かっては、異なる市町に学区があったため、因島市と瀬戸田町が学校組合を設立、組合立生口中学校と呼ばれていました。今は・・

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正門脇にあった校歌です。

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ありがとう、さようなら。

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小学校、中学校ともこの地域の精神的な公共基盤であったことでしょう。それが失われることになりますが、それをなんで補完し、地域の力を維持するのでしょうか。

今年度末に閉校になる小中学校は広島県で30校だそうです。特に島や山間部が多く、地域の弱体化が心配されています。


読書記録092「隅田川御用帳-9-紅梅(藤原緋沙子)」

2013年03月20日 23時30分40秒 | 読書記録

第4話の「残る雁」が印象に残ります。春になって皆北に帰っていくのに、群れに入れてもらえなくなった仲間はずれの雁や、傷を負ったり病んだりして帰れなくなった雁を、「」残る雁」といい、不運にみまわれ世間から取り残されている兄妹が自分たちを例えてそういうのです。多分にひがんだ言い方だと思うのですが、人間が陥りやすい感情です。

約10年前、昼休みの散歩で寄ったある神社で「天を怨まず、人を妬まず」と書かれているのを見て、なるほどと思いました。確かに人間には自分の力ではどうしようもないことがありますし、常に他の人と比べて自分を見出す習性もあります。しかし、運命、境遇を素直に受け入れ、他人と比較することなく自分を受け入れると大変楽になり、嫌な思いもしません。

塙十四郎は、自分のことを残る雁だといった女の前途を祈って「そんな筈があるものか、お前の人生はこれからだ。」と言います。

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