F老人の気ままな島暮らし日記

尾道市生口島で気ままな島暮らしの日々。

ウロウロヨロヨロ旅-九州編第24日-2 知覧特攻平和会館

2015年11月13日 06時21分28秒 | 旅行記
枕崎へ移動。港のすぐそばのお魚センター。大きくはありませんがカツオ節のいい香りがします。





2階のレストランで。



海を見ながら、刺身はコリコリ、カツオは臭みなし。久しぶりに鹿児島の甘いお醤油でいただきました。





7月北海道の紋別で、8月新潟県の新発田市でオイル交換。1時間ほど前にすでに6000キロ走っていることに気づき、枕崎でオイル交換、空気圧の調整をしました。



知覧に向かい、灯籠の並ぶ道を行くと駐車場。



歩いて、







知覧飛行場には陸軍太刀洗飛行学校の分校がありました。そして、全国から特別攻撃のために集まって出撃する基地でした。



中には1036名の方の遺影や遺書とともに一式戦闘機「隼」と四式戦闘機「疾風」が展示されています。また、引き揚げられ無残な姿の零式戦闘機も。撮影禁止。
お年寄り、若者、小学生など多くの方が遺書の前でたたずんでいました。

一時的に過ごした三角兵舎。





周りは慰霊の施設が多くあります。





飛行機は航空自衛隊の初等練習機。



石原慎太郎氏が総指揮をした「俺は、君のためにこそ死ににいく」の撮影で使用された「隼」。碑。







故高倉健氏が元特攻兵を演じた映画「ホタル」の碑。



「特攻おばさん」と呼ばれた鳥浜トメさんの営んでいた「冨屋食堂」。



「ホタル」にも出てきます。



昨年ノーベル賞を受賞した赤崎先生は知覧のご出身でした。



なぜもっと早く、戦争を止めれなかったのか、いつも思うことですが、政治家にも、軍部にも、冷静に判断できるグループがいれば・・・・・












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3 コメント

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その通りだと思います。 (石岡のみっちゃん)
2015-11-13 23:42:15
本当その通りだと思います。

冷静に判断できる人物が、政治家や軍部にいれば、このような悲劇にはならなかったと思います。

特攻で亡くなられた方たちは、その「判断」の誤りのために、大切な命を落としていった方々と言わざるを得ないと思います。

私は個人的にかつて海軍が開発した「新竜」という特攻機について、この機体の開発者が私とゆかりのある方であること、並びに、その開発の地となった茨城に私が住んでいることから調べているのですが、この機体の詳細が分かるほどに、実は特攻機という若い命を乗せる機体が故に、安全性にはとても気を配っていたことが分かってきました。

特攻機だからこそ、設計者は一人一人の命を大切に思い、その命を無駄にしないように徹底して配慮していたんだと思います。




この機体、実際には使われませんでしたが、
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コメントありがとうございます (F老人)
2015-11-14 19:15:57
石岡のみっちゃんさん、コメントありがとうございます。「新竜」については初耳です。いつか記事を書いてください。
身を犠牲にした先人に感謝するとともに先の大戦の教訓を生かし、戦争アレルギーで武力行使をすべて否定するのではなく、より成熟した考えを持っていただきたいと思います。
戦争を全否定するより、きちんと自衛するシナリオの方が戦争を起こす確率がずーと小さくなると聞いたことがあります。
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Unknown (石岡のみっちゃん)
2015-11-14 21:46:18
昨晩はすいませんでした!
実はコメントを書いてる途中に、誤操作でそのままお送りしてしまいました。
特攻機の正しい名前は「神竜」です。
予科練生でも操縦できるように、木製グライダーに個体燃料ロケットを積んだものでした。

私もF老人さんと同意見!

「自衛」のための武力は必要なものだと思います。
そして、同時にそのよう「力」を持つということは、かならず「責任」も持ちあわせていなければいけないと思います。

武器はあくまで「威嚇」であり、その武器により平和の均衡を保つのが、現状最も確かな方法だと思います。

旅の方これからも楽しまれてくださいね!
ブログ楽しみにしています。

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