F老人の気ままな島暮らし日記

尾道市生口島で気ままな島暮らしの日々。

三原城跡〜お濠の水抜き・施設の整備工事〜

2016年10月04日 15時08分01秒 | 旅行記
三原城跡のお濠の水抜きをしたら、碍子が大量に出てきて、電気工事会社が自主回収した、との報道があったので見に行きました。昭和48年以前に投棄したものらしい。

三原城跡は三原駅に隣接したというよりも、城を壊して建てました。明治維新後、海軍鎮守府候補地として付近の土地が確保されたものの、沼田川の堆積作用が懸念され、計画は解除されました。もし、鎮守府が作られいていたら、呉よりもまだ外海に出るのに時間がかかったことでしょう。

明治27年、城地は山陽鉄道三原駅用地として使用され、昭和50年、山陽新幹線開業とともに高架化され、現在のようになりました。



駅の構内に入ると、一番奥に天守台に上がっていく階段があります。







よく見ると新幹線の改札と同じレベルに階段の出入り口があります。



階段を登って行くと、



天守台に出ます。





ここに天守閣のあったわけではなく、文字通り、天守台だったようです。







ちょうど、新幹線「こだま」が入ってきました。ホームと天守台がほぼ同じ高さにあります。





天守台の間はこのようになっています。よく見ると天守台も削られています。





天守台からお濠を見ると





それでは下に降りてみましょう。まだ、ごみは完全に片付けられていないようです。碍子は取り除かれたようですが。





築城450周年記念事業の一つとして周辺の施設整備が行われています。



ここには以前、民家が立っていました。



きれいになることはいいですね。お濠がどうなるか気になるところですが。



小早川隆景も喜んでいることと思います。











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