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BRICs経済研究所 門倉貴史

2012年12月29日 22時11分06秒 | Weblog
BRICs経済研究所 門倉貴史 ・・・[これが最強景気対策だ!]

(日刊ゲンダイ)より


◆新札の切り替えで地下経済25兆円をあぶりだせ

日本の地下経済、いわゆるアングラマネーは、推定で約25兆円といわれています。

国家予算が約90兆円なのに、まんまと税金を免れているカネが毎年25兆円も

存在しているわけです。


そのうち7~8割は、個人事業主や零細企業の確定申告漏れ、つまり脱税のチリツモ。残りは性風俗や、賭博、闇金、麻薬など暴力団の非合法収入とみられています。

そうしたアングラマネーをうまく表にあぶり出せれば、税収増につながり、景気を刺激することになる。それには「新札切り替え」です。

ただ、新しい紙幣を発行するだけでは効果は期待薄で、並行して旧紙幣を使えなくすることがカギになります。

地下経済は現金で取引が行われている。

旧紙幣が使えなくなるとなれば、とりあえずアングラマネーを土地などの実物資産に替えようとする動きが活発化するはずです。

ヨーロッパはそれをうまくやった。

02年1月に単一通貨のユーロに切り替え、移行期間後はドイツのマルクなど旧通貨を原則使えなくした。

すると、切り替えの半年ぐらい前から、各国で、別荘などの不動産や高額商品の取引が急増。

消費増税前の駆け込み需要のような現象が起きたのです。

当然、その一部は、表に出てきたアングラマネーとみられています。

日本でもそうなれば、兆単位が消費に流れ出すわけですから、景気を十分刺激できる。

不動産なら不動産取得税、高額商品なら消費税といった具合に、税収のアップも見込めます。

そもそも非合法収入を合法化してしまうという考え方もできます。

例えば、ソープランド。

売防法違反といっても、有名無実化している。

だったら、確定申告が漏れがちな“個人事業主”のソープ嬢を正規の労働者として遇したほうが、税収は上がります。

違法賭博の売り上げは年間1000億円ともいわれますが、合法化してゲーミング税など新税をつくる手もある。

要は発想の転換でしょう。

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