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抗議の意味を込めてサングラス姿でテレビ会議に現れた ~吉田所長

2011年05月27日 15時53分13秒 | Weblog
抗議の意味を込めてサングラス姿でテレビ会議に現れた ~吉田所長
(よらしむべし、知らしむべからず)より

 現場のヒューマンエラーもあっただろう

 それよりなにより東電本店の隠蔽体質という大問題が根っこにある
 それに輪をかけて官邸の隠蔽・無責任ぶりが甚だしい
 裏も取らず、理解することもなく、
 職務もわきまえない枝野官房長官らがオウム返しするばかりだった
 それが混乱に拍車をかけた

 2日以上も無駄な国会審議の時間を使ってしまった注水中断問題
 細野剛志補佐官が「東電の判断で中断した」「可能性がゼロではないと訂正」などなど
 もうメチャクチャ
 これも官房長官といっしょ。

自分で裏を取り、自分の脳味噌で考えないからこうなる。

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中日新聞2011年5月27日

「部下思いの親分肌」

福島第1吉田所長・・・頑固との社内評も

「止めろと言った」「言わない」で国会論戦にまでなった東京電力福島第一原発1号機への海水注入問題は一転、現場の所長が独断で注水を継続していたことが二十六日、判明した。

情報共有も指揮命令系統も無視。事故収束にあたる二千七百人の作業員を束ねる吉田昌郎所長(五六)とはどんな人物なのか、東電幹部らの証言から探った。

「やってられんわ」。

四月上旬、1号機の格納容器が水素爆発するのを防ぐためテレビ会議で本店から窒素ガス注入を指示された時、吉田所長は関西弁でそう声を荒らげた。

「そんな危険なこと、作業員にさせられるか」。

翌日には抗議の意味を込めてサングラス姿でテレビ会議に現れ、役員たちを驚かせた。

大阪府出身。菅直人首相と同じ東京工大で原子核工学を専攻。一九七九年に東京電力入社。

通商産業省(現経済産業省)にも内定していたが、大学の先輩の勧めで東電を選んだ。

昨年、所長に就任し、第一原発での勤務は四回目となった。
 
身長一八〇㌢で学生時代はボート部に所属し、社内の評価は「豪快」「親分肌」。

免震重要棟の廊下で眠る作業員に「もう帰れ」と声をかける一方、収束に向けた工程表を持ち出して作業を急がせる本店に「作業員の被ばく量をどう考えるのか」と反論することも。

「発電所のことは自分が一番知っているという自負があるのだろう。

それが時には頑固に見える」と元同僚。
 
枝野幸男官房長官が不快感を示すなど、情報の混乱が、新たな物議を醸している。

東電のある幹部は「大変なご迷惑を掛けていることに違いはないが、

事故が今の状況で済んでいるのは吉田の存在も大きい」とかばった。

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