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伊藤元重の経済成長の一見正論コラム この理屈ならTPP賛成はあり得ないが?

2012年09月20日 15時54分28秒 | Weblog
伊藤元重の経済成長の一見正論コラム この理屈ならTPP賛成はあり得ないが?

(世相を斬る あいば達也)より

 典型的な御用経済学者だ。東大経卒業後、大学院博士課程中退。

アメリカ・ロチェスター大学院博士課程修了、ヒューストン大学助教授、都立大助教授、東大助教授、ついに東大経済学部教授と云う学歴の持ち主。

米国系御用学者の道をひた走った人物である。

自民党系経済有識者として有名で、竹中平蔵とも通じている。

政財界マスメディアとの人脈豊富で、TVコメンテータとして、財務省の代弁者(御用学者)のNO1と言われている。

当然ながら、消費増税は当然の政策であり、TPP参加も考える余地なしと言い放つ。

 日本国債暴落の危機論争においても、僅かな貯蓄率の低下を金科玉条のデータとして振り回し、金融機関(国民の貯金)がいつまで日本国債を買えるか、保証の限りではなく、増税は待ったなしである、と出鱈目の限りを尽くしている東大教授だ。

じり貧国内マーケットなど相手にせず、企業は海外市場に打って出るべきである。

今回のコラムでは、その主たる海外市場はアジアだと断定している。

 そんな事、東大教授に言われなくても判っておるよ(笑)。

それで中国だ、アジアだとのたまう。

アメリカやカナダ、オーストリア、ペルー、チリ、ニュージーランド、カナダ、メキシコ…。アジアじゃねえ(笑)たいして経済成長もしていないし、経済規模が小さいものも含まれる。

規模の論理に当て嵌まらんし、距離的優位性も見当たらんね(笑)。

まさに御用学者の典型なのだろう。

面白い事実だが、御用学者は原発御用学者含め、殆どが優しそうで強引そうではない面構えではない。

その上、紳士的に振舞う所作を身につけ、声音までが猫なで声なのだ。

恋人を愛撫するわけではないのだ。

 明確な自己主張、持論の展開こそが、学者に求められている。

あの人がこう言っている、海外の学者の学説の披露、そんなものを大学の学者に要求などしていない。

自説を論理的に展開せよ。

それにだよ、経済だけを論じても、とらぬ狸の皮算用と云うもので、好き勝手に海外のマーケットに進出は出来ない。

それこそ、政治の信頼や外交防衛という交渉の為のバックボーンやが存在してこそである。

伊藤は、そのバックボーンはアメリカと霞が関だ、と頭から信じた上での、ミクロ・マクロなゼニ儲けの理屈を語っているだけである。

ロシア、中国、インド、インドネシア抜きにアジアマーケットを語る事は、斬り合いのない「七人の侍」を観ているようなものである。

「グラビティ・モデル」を引き合いに出すのなら、TPPのアメリカ・ペルー・カナダはグラビティ論こないかね?

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