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米国株、ダウ反落47ドル安 欧州懸念で金融株安、ナスダック上昇

2012年07月06日 06時38分06秒 | Weblog
米国株、ダウ反落47ドル安 欧州懸念で金融株安、ナスダック上昇

【NQNニューヨーク=川内資子】米株式市場で、ダウ工業株30種平均は反落した。

独立記念日の祝日前の3日終値比47ドル15セント(0.4%)安の1万2896ドル67セントで終えた。

欧州中央銀行(ECB)が政策金利を引き下げたが、市場では欧州債務問題を巡る警戒感は根強い。

米金融株が下落し、相場の重荷となった。

 イタリアやスペインなどの国債利回りはECBが利下げを発表した後も高止まりし、ユーロが対主要通貨で下落した。

欧州問題への不安心理は強く、運用リスクを避ける動きが続くとの見方が浮上。

金融システムを通じて欧州とつながりが強い金融株を中心に売りが広がった。

 午前発表の6月のサプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数が2010年1月以来の低水準になった。

米景気の足踏みを示すとして景況感を冷やす一因になった。

 朝方発表の6月のADP全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)が市場予想以上に前月から増加した。

前哨戦であるADPリポートの好調を受け、6日に米労働省が発表する6月の雇用統計で雇用者数の伸びが大きくなるとの観測が浮上。

米雇用環境の改善期待が相場を支える一因になった。

 ナスダック総合株価指数は4日続伸し、同0.04ポイント(0.0%)高の2976.12で終えた。

「従来型より小さいタブレット(多機能携帯端末)の生産を準備している」との報道を受け、アップル株が上昇。

同社株など時価総額の大きい銘柄の一角が上昇し、株価指数を押し上げた。

 業種別S&P500種株価指数では全10種のうち「金融」や「エネルギー」など8種が下落。

一方、「一般消費財・サービス」や「IT(情報技術)」が上昇した。

 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約6億8000万株(速報値)、ナスダック市場(同)は約13億7000万株だった。

 大手銀のJPモルガン・チェースとバンク・オブ・アメリカが大幅に下落した。

6月販売が伸び悩んだ会員制卸売大手コストコ・ホールセールや、ディスカウントストア大手のターゲットも売りに押された。

 一方、先月の販売が好調だった高級百貨店のサックスは上昇した。

CME日経225先物 9065円

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