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脱温暖化へ新エネ技術開発を加速 首相が計画表明

2009年10月08日 22時14分26秒 | Weblog
脱温暖化へ新エネ技術開発を加速 首相が計画表明

鳩山由紀夫首相は8日、温暖化対策技術の開発や省エネ型ライフスタイルの推進を柱にした「グリーン・イノベーション(技術革新)計画」を実施すると表明した。

2020年までに温暖化ガス排出を1990年比で25%減らす目標を達成するため、太陽電池などの新エネルギーの開発を加速させ、普及策にも力を入れる。

新産業の創出も促し、経済と環境を両立できる低炭素社会への移行を目指す。

首相は同日、議長を務める政府の総合科学技術会議で「グリーン・イノベーションをどうつくりあげていくかが、この国の発展と世界に対する貢献への道だ」とあいさつし、脱温暖化に向けて社会のあり方を抜本的に見直すことを表明した。

成長に不可欠と位置づける科学技術政策で、温暖化対策を最優先させる方針も示した。

政府の科学技術予算はこれまで年3兆5000億円程度。

科学技術政策担当相を兼ねる菅直人副総理・国家戦略担当相は会議後の会見で「グリーン・イノベーションを実施すれば(予算は)それを上回る可能性がある」と述べ、25%削減の目標達成には積極投資が必要との認識を示した。

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