軍エリートの門出に警鐘性犯罪深刻化で米政権(ロイター=共同)
25日、米ニューヨーク州ウエストポイントの陸軍士官学校卒業式で、帽子を投げて喜ぶ卒業生(ロイター=共同)
【ワシントン共同】米軍内で性犯罪が深刻化する中、
オバマ大統領とヘーゲル国防長官が24、25の両日、
士官学校の卒業式で警鐘を鳴らす演説を行った。
米軍の将来を担うエリートの門出に贈る言葉だけに、
米政府の危機感をあらためて浮き彫りにした形だ。
オバマ氏は24日、メリーランド州アナポリスの海軍士官学校卒業式で
「性的暴行を行う者は単に罪を犯すだけでなく、
軍の強さを支える信頼と規律を危険にさらしている」と強調した。
(共同通信)
【 2013年05月26日 08時30分 】
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性犯罪は国防への「背信」=米長官
【ワシントン時事】ヘーゲル米国防長官は25日、ニューヨーク州にある陸軍士官学校の卒業式で訓示し、軍内部での性犯罪について、国防に尽くすという神聖な誓いに対する「重大な背信だ」と述べ、根絶しなければならないと強調した。
今月に入り米兵の関係する性犯罪が相次いで発覚しており、陸軍士官学校でも先週、訓練を担当していた一等軍曹が、シャワーを浴びている女子学生を盗撮したなどとして訴追された。
オバマ大統領も24日、海軍士官学校の卒業式で、性犯罪撲滅を訴えていた。
(2013/05/26-01:09)
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