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米国株、ダウ続伸55ドル高 キプロス懸念和らぐ ナスダック反発

2013年03月21日 08時22分01秒 | Weblog
米国株、ダウ続伸55ドル高 キプロス懸念和らぐ ナスダック反発

【NQNニューヨーク=川内資子】20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比55ドル91セント(0.4%)高の1万4511ドル73セントで終えた。

キプロス問題の深刻化が避けられるとの見方や、米量的緩和策の長期化観測を背景に、投資家が運用リスクを取って株式を買う動きが優勢となった。

 ユーロ圏からの金融支援の条件である預金課税をキプロス議会が前日に否決したが、同国政府と欧州当局は支援の代替案を協議していると伝わった。

キプロスの財務相がロシアに支援を要請したとも伝わった。

欧州株式相場が総じて上昇し、米国でも投資家のリスク回避の姿勢が和らいだ。

 この日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で、米連邦準備理事会(FRB)が景気認識を引き上げ、「穏やかな成長軌道に戻った」とした。

国債購入などの量的緩和策や事実上のゼロ金利政策を維持するとしたことも、投資家心理を上向けた。

 ダウ平均の上げ幅は一時90ドルを超え、14日に付けた終値ベースの高値(1万4539ドル)を上回る場面があった。

ただ、目先の利益を確定する動きも出て、取引終了にかけて上げ幅を縮めた。

 ハイテク株主体のナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発し、前日比25.09ポイント(0.8%)高の3254.19で終えた。

 業種別S&P500種株価指数は全10種のうち「電気通信サービス」を除く9業種が上昇。「一般消費財・サービス」や「生活必需品」、「ヘルスケア」の上昇が目立った。

 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約6億7000万株(速報値)、ナスダック市場(同)は約15億4000万株だった。

 金融部門のスピンオフ(事業の分離・独立)を検討する可能性が伝わったゼネラル・エレクトリック(GE)が上昇。

アナリストが投資判断を引き上げたカナダのスマートフォン大手ブラックベリー(旧リサーチ・イン・モーション)が大幅高。大幅増益決算を発表した住宅建設のレナーも高い。

増益決算と増配を発表した高級家庭用品販売のウィリアムズ・ソノマが急伸。

 一方、減益決算と同時に1株利益見通しの引き下げを発表した物流のフェデックスが大幅下落。建機大手のキャタピラーも安い。

米証券取引委員会(SEC)への届け出で同社製機械の世界全体の販売額が2月までの3カ月間累計で前年同期比13%減ったと開示した。

CME日経225先物 12580円

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