明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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『めるとダウン』という昔のスナックの看板

2011年07月13日 23時04分22秒 | Weblog
『めるとダウン』という昔のスナックの看板・・・(飯山一郎)より

先客萬来というか,貧乏暇なしというか,手際が悪いというか,更新が遅れた.

きょうの特筆すべき客は,例の「人間ガイガーカウンター」である.

今は「ガイガーカウンター男」という通称になっているが,相変わらず放射能を

計測する精度は正確である.

ガイガー男の(舌の味蕾細胞を使った)線量計測によると,彼が今いる福岡は

汚染が日々悪化しているという.(ネット情報では,実際にその通りなのだ.)

だから,来週から志布志に避難したいというのだ.

で,ガイガー男は,きょうは志布志の街を歩きまわって,放射能を計測した.

「気に入った! 志布志の街には,放射能が全くない!」

とガイガー男は太鼓判を押した.

ガイガー男の「官能テスト」は不思議なほど当たるので,私も安心した.

「ただし! 志布志の街には,ひとつだけ恐ろしい放射能スポットがある!」

と,突然,ガイガー男は叫んだ.

「どういうことだ?!」

と私は恐る恐る訊いた.

「街の真ん中に『めるとダウン』というスナックの看板が出ている!」

この響きは絶対に良くない! と言うのだ.

誰も気づかなかった古い看板を嗅ぎ分け発見するガイガー男の臭覚!

ほんと,ガイガー男は凄い男だ!

と,私は尻尾を巻いた.

究極の後だしじゃんけんー菅直人という政治家の脱原発宣言

2011年07月13日 22時24分15秒 | Weblog
究極の後だしじゃんけんー菅直人という政治家の脱原発宣言・・・(天木直人)より

 笑止だ。不快だ。

 私は脱原発論者だ。しかし菅直人首相が今頃になって脱原発を宣言しても
反発こそすれ歓迎しない。

 それは辞める首相が言い出したからではない。

 彼の脱原発は偽物だからだ。

 私は福島原発事故を見て俄か脱原発論者になった。

 菅首相もそうだと言った。

 そうであれば私と同様にもっと早く脱原発宣言をすべきだ。

 そして、原発事故が起きてから今日に至るまでもっと早く脱原発宣言を
する機会はいくらでもあった。

 なんと言ってもサミットの場があった。

 脱原発をするならあの場しかなかった。

 オバマやサルコジの前で、そして世界の前で、どうして脱原発宣言をしな
かったのか。

 それは彼が保守に迎合していたからだ。

 まだあの時は政権を手放したくなかったからだ。

左翼に迎合していると見られたくなかったからだ。

 多くの国民が私と同じように脱原発である事を見極めた上で、世論に迎合し、
その世論の支持を得て、絶体絶命になった自らの延命を図ろうとする。

 そんな見え透いた邪心を持つ者にこの国の脱原発を行なってもらいたくない。

 脱原発は、そんな菅首相に迎合する左翼政党の専売特許ではない。

 菅首相は、いまこそ民主党を離れ、社民党と一緒になって「緑の党」を
つくればいいのだ。

 脱原発の保守勢力と国民の支持獲得を正々堂々と競い合えばいいのだ。

 その覚悟なくして脱原発を言うのは延命の手段でしかない。

 脱原発を願う国民を利用してはいけない。馬鹿にしてはいけない。

 国民は馬鹿ではない。脱原発宣言だけで支持率が上がることはない。

 菅首相の失政は他にもいくらでもある。

その失政が脱原発宣言だけで消えるはずはない。

ふくいちライブカメラ(Live) (赤外線) ・・・月の下側に2つの光りがUFO?(3日目)

2011年07月13日 21時13分34秒 | Weblog
ふくいちライブカメラ(Live) (赤外線) 晴天で画面の月明るい。・・・月の下側に2つの光りがUFO?(3日目)

http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index-j.html

7月13日21時00分・・・月の下側に2つの光りがUFO?(3日目)

7月13日22時34分・・・2つの光りが(UFO?)が消えた。・・・真中の廃棄搭の上にも2つの小さな光が見える。

7月13日22時39分41分・・・配管と消えた水銀灯のほしらの上側が明るく輝いた。奥の林も光っている?

右方向の効能度・汚染水プール付近から激しく水蒸気が舞い上っている。

物凄い勢いで水蒸気が地面から噴出している。・・・3号機と4号機は水蒸気が吹き上がっている。

1号機と2号機は、地面から水蒸気が上昇して建屋の側面が水蒸気で画面がゆれている。

7月13日21時39分・・・通路の右の配管が弱い火からの帯状になって流れだした。

誰か、現場で確認してくれ。

今夜も、何かが起こりそう。

メルトスルーした溶解核物質が地下で地下水に触れたり、離れたりして水蒸気が地表に噴出しているのでは?

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雨の日の夜になると、

ライブカメラの赤外線効果で、放出されている放射能が水蒸気放出という形で見ることが出来るが、

昼間や雨のない日には、放射能がが肉眼で見ることが出来ないから、

うかつに近づいて被爆してしまうという可能性があるだろう。

黒澤明監督の「赤富士」のように、放射能に色でも付けることができれば

解り易いが、現実にはそういうことは不可能だから、やはり放射能被爆の問題は実に厄介な問題である。

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ふくいちライブカメラ (赤外線) 映像アーカイブ・・・・1時間を3分に短縮されています。

http://www.youtube.com/fuku1live

過去のライブカメラの映像をいつでも閲覧できます。

北海道、四国にまで出回っていた セシウム汚染牛 食い止めるのはムリだ

2011年07月13日 20時47分09秒 | Weblog
北海道、四国にまで出回っていた セシウム汚染牛 食い止めるのはムリだ・・・(日刊ゲンダイ)

「全頭検査」にも抜け穴、健康への影響は?

福島・南相馬市の農家が出荷した「セシウム汚染牛」問題で、日本中が大揺れだ。

きのう(12日)は新たに、神奈川・藤沢市内の食肉業者が仕入れた肉から3240ベク
レルの放射性セシウムが検出された。

その一部は県内や東京都内のレストランで消費されていたほか、同じ農家の牛の肉が大阪や愛知、高知、徳島、北海道にまで出回っていたことが分かった。

“汚染牛パニック”の拡大を防ぐべく、福島県は計画的避難区域を皮切りに「全頭検査」に乗り出す方針だが、本当に可能なのか。

これまでの抽出検査と違い、全頭検査は手間も時間もケタ違いだ。

何しろ、県内から出荷される肉牛は年間3万3000頭。

それに対し、放射性物質の検出器は6台しかない。

数を増やさなければ間に合わないが、そう簡単な話ではないのだ。

県畜産課の担当者が説明する。

「検出器をあと4~6台追加する予定ですが、1台につき3000万円近くかかります。

すぐに調達できる機器でもないため、導入にはしばらく時間がかかるでしょう。

検出器を扱う技師の研修も行う必要があります」

仏アレバ社の設備は、新品?中古品?欠陥品?詐欺?

2011年07月13日 19時45分30秒 | Weblog
仏アレバ社の設備は、新品?中古品?欠陥品?詐欺?

汚染水処理、また水漏れ=目標稼働率70%に修正-東電・・・時事通信
 
福島第1原発事故で、東京電力は13日、高濃度の放射能汚染水処理システムで新たに漏えいが見つかったと発表した。

浄化した水による原子炉への循環冷却は継続しているという。
 
東電によると、漏えいは同日午後1時半すぎ、

仏アレバ社の技術協力で造られた除染装置の配管接続部で見つかった。

約5リットルの水が漏れ、放射性物質を沈殿させる薬液と汚染水が

混ざっている可能性があるという。接続部の部品を腐食しにくい

ステンレス製に交換し、水処理システムの運転を再開させる予定。

(2011/07/13-19:24)
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コメント

もし、新品で、この性能なら・・・持って帰ってもらえ。・・・損害金の請求が必要。


【Cs137(セシウム)の94%が食べ物から体内に入る。】

2011年07月13日 19時18分43秒 | Weblog
【Cs137(セシウム)の94%が食べ物から体内に入る。】・・・(オリーブの声 )

南相馬市から出荷された牛の肉から基準値を超えるセシウムが検出された。

今後、県は全頭検査をすると云うのだが、小紙は、そもそも国の暫定基準値自体に大きな誤りがあると主張する。

このままでは、肉のみならず、野菜や果実まで放射性物質に侵された食品が市場に流通することは確実で、消費者の間に不安や懸念が広がっており、経済にも影響が出るだろう。

現在の基準値は、原子力安全委員会の提言に基づき、文科省、厚生労働省、農水省が設定しているものであるが、大元の基準が元々極めて妥当性を欠くものであるとの認識である。

過去、チェルノブイリ原発事故の際、多数、子供の甲状腺がんや白血病患者を出したベラルーシの現在の基準は以下のとおり。

ベラルーシの基準値 飲み物 10Bq/L 日本の基準値 100Bq/L(乳児)200Bq/L(大人)
食べ物 100Bq/Kg(子供37Bq/Kg) 日本 500Bq/Kg

BELRAD研究所ネステレンコ氏論文では、「子供の体内のCs-137の50Bq/kg 蓄積が生命に関係する重要臓器に病的変化をもたらすことが明らかとなっている。

例えばそれは心血管系、神経系、内分泌系、免疫系などであり、腎臓、肝臓、眼なども同様である。」と報告している。

つまり甲状腺がんや白血病など重篤な病気に陥る以前に、放射性物質に因ると見られる健康被害が起きると指摘しているのである。

政府は、内部被ばくについては一切関知しておらず、外部被ばくだけを注視している。

(遠からず傷害罪で多数の逮捕者を出すに至るだろう。)

その一方で、汚染地域から出荷される食品について、国際的にも専門家が批判している暫定基準値で流通させようとしている。

今回、汚染肉が西日本や北海道まで広く流通していることが分かった。

勿論、野菜や果実類も同様に流通しているものと見て良い。

しかし消費者の間からは、国が定めた暫定基準値やその出荷検査体制に不安を持つ人々が増え、巷では放射能除去に関する情報が求められている。

消費者からは、その食品がどれくらいの放射能を含むものなのか明示するよう求める声が高まっている。

(家庭で管理できない。)

恐らく政府は、暫定基準値を下げてしまうと、汚染地帯から食品の出荷が出来なくなり、それが損害賠償となって東電や政府に押し寄せると懸念しているのだろうが、大きな錯誤である。

政府には、国民の健康と生命を維持する重要な使命(憲法13条25条)があり、それを放棄すれば最早政府ではない。

この一点を取っても現在の菅政権は、1日でも早く退陣すべきであると確信する。

小紙は、過去20年余にわたり放射性物質と闘って来たベラルーシの対応に学びながら、日本の放射能汚染政策を実施すべきであると主張する。

その中で、導き出したひとつの結論は『放射性物質を体内に取り込まない』という政策である。

そのためには、例えばCs137(セシウム)を取り込まないようにするためには、体内のカリウム濃度を上げれば良いことが分かった。

カリウムは、果実のほか海藻類に多く含まれている。

カリウムの多い食べ物 http://t.co/xLKIjX2

以前にも解説したように、土壌のカリウムを増やすと、Cs137の野菜や果実、米への移行が減少することが分かっている。

一方、逆に初年度、カリウムを減らした肥料を与えると、その年のみCs137の吸引を増やすことが出来、その作物を処分することで土壌からCs137を減らすことが出来ることも分かっている。

まず政府は現在のようなデタラメな放射能汚染対策を根本から改め、現在の暫定基準値を見直す一方、汚染地帯からの食品出荷を数年抑制すべきである。

原発事故も未だ収束できる目処がついておらないのに、拙速に食品を流通させるべきではない。

居住のためには、居住地区の徹底した除染を行い、庭の土などは入れ替えるか、上から10センチ以上の土を被せるべきである。

田畑は、土壌改善を向こう3年計画で立案し、その放射能濃度を大きく低減させるべきである。
その間は、農家に補償する。

また準汚染地帯については、見直した暫定基準値に基づき、検査体制を確立すべきである。

現在の閾値を大きく上方修正するやり方は、次期政権で否定されなければならない。

特に、重要なポイントは妊婦、乳児、子供であり、その立場での健康基準が守れる基準値を閾値とすべきである。

小紙は、ネステレンコ論文から『放射性物質を体内に取り込まない』政策こそが正しいと確信することとなった。

従って現在の厚生労働省、文科省、農水省、経済産業相ともに、既に政府としての使命を放棄していると糾弾するものである。

Figure 13.2は、汚染地帯であるゴーメリ州の子供たちに「クリーンな食べ物」と「ペクチン」を投与した実証例が示されている。

またFigure 13.4では、「クリーンな食べ物」を住民に与えることで、約41日で体内の放射性物質の殆どが低減することが報告されている。

従って「健康に影響が無い」と体内被曝を放置する現在の政府は全く誤りであり、直ちに『放射性物質を体内に取り込まない』政策に転換すべきである。

(子供に対するペクチン投与に於ける放射線量の変化)



(クリーンな食べ物による成人の理論的な残留関数)



ベラルーシでは、政府が放射性物質対策を実施し、汚染地帯に対しては、食糧配給管理を行なっている。

つまり『放射性物質を体内に取り込まない』政策を採用し成功しているのである。

一方の我が国は、損害賠償を最小にする政策に固執し、国民の健康を犠牲にする政策が採用されている。

結果、日本国内中に汚染食品が流通することとなり、それは、やがて加工食品にも反映し、結果、農水産品に対する国際的信用が失われると予測する。

以下にベラルーシに於ける避難基準を示す。

【ベラルーシの避難基準】

1)強制的に退避しないといけない地域・・・年間外部被ばく線量が20ミリシーベルト以上の地域

2)自主的に移住、あるいは避難・・・5ミリシーベルト以上20ミリシーベルト以下の地域

3)避難や移住はしなくてよい・・・5ミリシーベルト以下

以下に日本の現在の驚くべき基準値の実態を表す数値を示す。

国際法上の原発の排水基準値 90Bq/L < 日本の乳児の飲み物暫定基準値 100Bq/L 




我が国では、乳児が国際法上の原発の排水基準値より高い飲み物を許容されている。

さようなデタラメな放射能汚染対策を直ちにSTOPさせるためにも、一刻も早い、政策転換出来る政権への交代が求められる。

ネステレンコ論文では、「子供の体内のCs-137の50Bq/kg 蓄積が生命に関係する重要臓器に病的変化をもたらすことが明らかとなっている。」と明確に報告しており、内部被ばくを放置する政府に税金を取る資格は無いと指摘する。
 
オリーブ拝

菅首相「原発なくてもやっていける社会」と表明

2011年07月13日 19時01分32秒 | Weblog
菅首相「原発なくてもやっていける社会」と表明・・・読売新聞

菅首相は13日午後6時から、首相官邸で記者会見し、今後の日本の原子力政策について、「原発に依存しない社会を目指すべきだ。

計画的、段階的に原発依存度を下げ、将来は原発がなくてもきちんとやっていける社会を実現していく。

これが我が国が目指す方向だ」と述べた。

首相はエネルギー政策を争点にした解散総選挙の可能性について、「ただ私がこの問題で解散をするとかしないとかそういうことを一切考えていない」と否定した。

その一方、首相は「エネルギー政策は、社会のあり方そのものを決める極めて大きな政策なので、国民が最終的にはどういうエネルギーを、どういう社会のありかたを選ぶか、当然国民が選択すべき大きな政策課題、政治課題だと考えている」とも述べた。

また、東京電力福島第一原子力発電所事故の収束に向けた工程表のステップ1が17日に期限を迎えることについて、首相は「ほぼ予定通りの日程できている」との認識を示した。

小沢強制捜査と福島原発事故 そこから見えてくる民主主義と中央集権

2011年07月13日 18時23分01秒 | Weblog
小沢強制捜査と福島原発事故 そこから見えてくる民主主義と中央集権
(世相を斬る あいば達也)より

世の中、明日何が起きるかを予測することさえ大変なのだが、5年、10年先を予測するのは、さらに大変だ。

まして、50年、100年後の予測は99.9%当たらないと思っても良いだろう。

しかし、近代社会に生きる我々は、何らかの予測なしに、漫然と生きることも許されていない。

個人の生活においても、このあてにならない予測であっても、生活設計の基礎として信じるしかないのが現実だ。

或る意味で、予測から逆算して、今の自分はどうすべきか、此処を改善しないと等と考える事が多いだろう。

勿論、この予測は多くの場合裏切られる事が多いのだが、それでも予測なしに生きることは無謀との誹りを受ける。

他者から見れば“自業自得”なのである。

まぁ、個人的には予測なしに生きて、野垂れ死にするのも美学だとは思うが、世間では“孤独死”だと社会問題化してしまう。

あの“孤独死”と云う言葉を聞くたびに、筆者は“なぜ死んだ本人に聞いてもいないのに、彼・彼女が孤独だったと言い切れるのか”と云う疑問を抱く。

“孤独死”した人々は一見孤独に見えるかもしれないが、その人の心の中が孤独だった、と言える他者はいない筈である。

どんな貧乏人でも、金持ちでも、彼らには過去がある。

過去の中には、嫌な思い出も、良い思い出もある。

嫌な奴の思いでも、良い奴の思いでもある。

“孤独死”だと言われる人々が、そのような思い出を、記憶の中で“出したり、ひっこめたり、抹消したり、過大評価したり”で悦に入っていた可能性だってあるわけだ。

他者などと云うものは、表層的事象をもって、他者を評するものだ。

家族や友人に看取られれば“幸せ”孤独に死ねば“不幸”。

なんだか釈然としない。

“死ぬ時、人間孤独だろうが!なに馬鹿を言っている”筆者の場合、そう云う“孤独死”と云う言葉に違和感を常に抱いている。

今日はなにも“孤独死”について語ろうと思ったわけではないが、我々の世界には“つくられた常識や定説・観念・概念”がある。

この常識やら観念・概念と云うものの多くが、世の中の多くの人間が何らかの利益を享受し得るコンセンサスの中で生まれる。

この“利益を享受し得るコンセンサス”が目に見えない集合体を形成し、世の中を主体的に動かすことになる。

それが実に驚くことだが、ありとあらゆる世界に根を生やしているようだ。

この“利益を享受し得るコンセンサス集合体”が俗に言う“既得権益集合体”なのだが、我が国にある“既得権益集合体”は大袈裟に言うと無数にある。

その上、その集合体は“無意識下”にあり、表層的だとは言い難い。

勿論、或る“既得権益集合体”にスポットを当て、それを執拗に追いかければ、全容は見えてくるし、その実態を学ぶことは出来る。

しかし、それを何ら関係のない国民が、思いつき程度で知ろうとすることはあり得ない。

偶然手にした本に、そのような情報が載っていたからといって、それで何か行動を起こすということはないだろう。

筆者も概ね、そんな感じの一国民に過ぎない。

ただ、09年3月の小沢一郎にまつわる一連の東京地検特捜の強制捜査以降、我が国の“既得権益集合体”を観察してきたのだが、今回の東京電力福島原発事故に関しては、ありとあらゆる事象において、この“既得権益集合体”が我が国の成長を阻害していきた“元凶”を如実に現す事態はなかった。

逆説的で物悲しくもあるが、民主党による“政権交代”が我が国に齎した貢献は、現状数少ないわけだが、“既得権益集合体”が如何に構築され、如何に組織を維持し、如何に反対勢力を世間の片隅に追い込んでいたのかを知ることが出来たことは、幸運である。知っただけでは、自己満足に過ぎないので、せめてコラムで発信する程度の役目を果たそうとしたわけだ。

自分が考えている以上に、読んでいただけているので、多少は役立っているのかもしれない。

まぁ福島原発事故の対応を観察して行くと、ありとあらゆる面で、日本の“既得権益集合体”の病巣が見えてくる。先ずは、原発神話の嘘八百だ。

現に、原子炉が破壊され、放射能が外界を汚染し、5年、10年後、国民にどのような肉体的変化が現れるか、少なくとも、それを隠すことは不可能だろうから、いずれ判決は出る。

地震学者が日本列島が地震の活動期に入ったと宣言しても、未だに“電気が欲しい!”と叫ぶ卑しき経団連の会長がいる。

交付金や原発関連事業で潤い続けた組長連中は、万が一にしか起きないリスクの為に、今の生活を失うわけにはいかないと、推進の旗を振りたがっている。

電力会社を地域独占企業にする代わりに、官僚はその勢力を伸ばせるだけ伸ばし、ウィルスのように国体のあらゆるシーンに触手を拡大し、自らの利権天下り先を増やしたわけである。

そのような自己増殖に妥当性・合理性を持たせるために官僚は、世の中に風を吹かせる点で工夫をした。

アカデミックな論理的裏づけを東大と中心とする学者たちに論じさせた。

それをマスメディアを通じて、世の中に流布し、風を吹かせ、尚且つ定着に余念がなかった。

当然、その為にかかる費用は、電力会社が負担をする構図だが、“その代わり総括原価方式で利益は保証するから”経営の心配はしなくて良いという図式だ。

もっと綿密に書けば、永遠に書いていられるほど、この電力会社と官僚・大企業・マスメディア・学者・政治家らの“既得権益集合体”に実は提灯をつけて生きて行く庶民も居るわけで、話は複雑になってしまう。

或る意味で、5割以上の国民が電力云々は別にして、何らかの形で“既得権益集合体”の一部として生きているわけだ。

多くの人間は、好むと好まざるとに関わらず、何らかの形で、何らかの組織や共同体と結びついて生きている。

そこには、多かれ少なかれ“既得権益集合体”を形成する素地がある。

哲学的には、そのすべてが問題なのだが、我々はソクラテスでもプラトンでもない。

魔女狩り風な色彩もないではないが(笑)、この際、小沢一郎強制捜査事件を通して、日本の三権分立・民主主義を問い、福島原発事故を通して、中央集権的国家運営の手法を問い、国家の流れを変えると云う日常生活から乖離した、しかし重要な局面に立たされているのではないか、と痛感する昨今である。


首相「脱・原発依存」表明へ今夕記者会見と言うが

2011年07月13日 18時18分04秒 | Weblog
首相「脱・原発依存」表明へ今夕記者会見と言うが・・・(まるこ姫の独り言)より

菅総理が、今夕、脱・原発依存をを発表するそうだが。

>首相「脱・原発依存」表明へ…今夕記者会見・・・読売新聞

>政府の「エネルギー基本計画」を白紙から見直すとともに、今
後のエネルギー政策について「脱・原発依存」を基本にすえる方
針を表明する。

>電力不足を懸念する産業界に対しては、新たな電力確保の対
策に取り組むよう求めるなど、原子力発電への依存度を下げる姿
勢を強調する。

ただ、具体策は明確でなく、詳細な時期的メドや、
原発に関する数値目標の設定は見送る方向だ。

記者会見を聞いてみなければ菅総理の真意の本当のところが、
分からないが、どうせいつもの手ではないのか。

いかにも国民受けするような政策を華々しくぶち上げるが、その
実、具体策もなし、詳細な時期や目途無く、数値目標もあげず、そ
の場のイメージ、雰囲気を作り上げ、いかにも自分が、脱原発推
進者のような発言をするのだろう。

多分、ストレステストを持ちだした時点で、相当支持率が上がると
踏んだのだろうが、どの程度の信ぴょう性があるか知らないが、支
持率調査によると、ほとんどの調査では、ストレステストは評価さ
れていない。

いくらのんびりしている国民といえども、このところの菅首相の発
言や言動、行状を見ていると、薄々と見えてくるものがあるので
はないか。

しかし、”国民の間で原発への不安と政府方針の不透明さに対
する不満が高まっていることを受け、自らの言葉で説明する”と言
うなら、イメージだけで脱原発と言うのは卑怯なのではないか。

本当にこの国を、原発に依存しない国にするつもりなら、行程表
のようなもので、具体的な日時、詳細を説明するのが、今、原発
や、政府に対して、ものすごい不信感や不満を持っている国民へ
の、せめてもの償いというか、罪滅ぼしだと思うが。

綺麗な言葉はもう要らない。

国民受けするパフォーマンスも要らない。

脱原発に向かうと言うなら、具体的な数値目標を示すことから、
本当の脱原発が進んでいくのだと思う。

しかし、この発表が又、菅政権の延命に使われるのかも知れな
いとの疑念はわく。

こう言う嗅覚は、天才的に優れている首相だから。

小沢氏を座敷牢から出せ

2011年07月13日 17時46分40秒 | Weblog
小沢氏を座敷牢から出せ・・・(恵美 )より

憂鬱な日々が続いている。本来なら復興特需で、経済のカンフル剤が打たれていたはずの日本で、無策の菅内閣によって、経済は縮むばかり、国民の生活より公邸生活第一の菅総理では、いかんともしようがない。

ここでもう一度小沢氏が提唱していた国民生活第一の政策を振り返ってみたい。

まずは、農業の個別所得補償とセットのFTAの締結である。財源は、各業界団体毎に複雑に絡み合った税の軽減措置・補助金(天下り資金を含む)を打ち切り、真に公平な税制にして、捻出する。

韓国はユーロ諸国とのEPA締結前に既に手厚い農業の保護政策を完了している。

そして、今年度から自動車・半導体、液晶等の関税がゼロになる。

比較して日本は、関税15%のままである。小沢氏憎しが政策憎しまで波及し、農業の個別補償制度は「バラマキ」と揶揄された。

一方、独立国としての関税権を放棄させられ、金融・保険障壁・勤労者流入までをも阻止できない現代の不公平条約TPPはマスコミ一丸となり諸手を挙げて賛成である。

国民生活をアメリカに差し出す売国政策であるばかりでなく、農業の個別補償制度は一部米を除き整えられていない。

これで、どうして農業の後継者不足・食物安全保障を担保できるのだろう。

日本の国力・国益の為、一刻も早く小沢氏の復権を行うべきである。

金はないのではない。

小沢氏なら在り処を言い当て、財務官僚をねじ伏せて数10兆の金を復興資金として捻出できるだろう。

このままなら、日本は経済的に貧困国になってしまう。

小沢氏を一刻も早く座敷牢から出して欲しい。

なお、陸山会裁判は小沢氏無罪が推定されている。

以下、森ゆうこ議員のツイッターをご紹介して終わる。

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<森ゆうこ議員のツイッターより>

震災後初の検察官適格審査会。

2時間に及ぶ激論。

戦後初の「随時審査」を決定したのが昨年末。

前例のない審査であり、手探りで進む。検察官は一人一人に独立した強い権限が与えられ、国民の幸福のために検察権を行使する崇高な使命を与えられている。

その適格性を問う審査会の責任の重さを改めて実感。

「起訴議決」による起訴を理由に小沢元代表に対して民主党執行部が決定した「党員資格停止処分」を直ちに撤回すべきであると本日の参議院常任役員会で主張した。

東京地裁に却下された検察官調書を根拠にしており、そもそも調査の結果、「起訴議決」自体が無効だからである。

刑事訴訟法 第二百五十七条  公訴は、第一審の判決があるまでこれを取り消すことができる。

指定弁護士は小沢一郎元代表の公訴を取り消すべきである。

国会答弁によれば、指定弁護士は、検察官と同じ権限を行使することができる。

つまり検察官と同じように、公訴を取り消すことが出来るのである。

政権交代へと民主党を導いた真のリーダー「小沢一郎」の力を解き放ち、この国難を乗り越えるために、国民と約束した「国民の生活が第一」の政治を実現しなければならない。

em5467-2こと恵美

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小沢元代表の裁判、10月上旬までに開始(NNN)

自らの資金管理団体の土地購入をめぐり、
政治資金規正法違反の罪で強制起訴されている民主党元代表・小沢一郎被告の裁判が、
10月上旬までに始まる見通しであることが関係者への取材でわかった。

小沢元代表は、元秘書らとともに収支報告書にウソの記載をしたとして、
1月に検察審査会の議決を受けて強制起訴され、法廷でも無罪を主張する方針。