カフェで休憩している、貧しそうな労働者にアプローチ。
今回は、学生たちにべったりくっついて移動することにしたので、えんえんと歩いて、いろんな人にアプローチしてみた。
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彼は、コンポンチャムにいたのだけれど、あまりにもつらくて、反政府軍(反ポルポロト軍)に参加して、メモットに集結していたヘンサムリン軍に合流。解放までクメールルージュと戦った。
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「命をかけて戦ったのに、解放後は、国から何ももらえないまま、掘り出されたなんて。ひどすぎる」とインタビュー後にいっていたネットラ(女子学生)。確かに、ぼろぼろの服、手や爪は小林多喜二の本にでてくるような過酷な労働をしいられている労働者。「国は、どうすればいいと思う?」って聞いたら「土地をあげるべき。土地さえあればなんとか生きていけると思う」。まさに風とともに去ぬの世界なのである。
それにしても、解放軍の兵士も、解放後は何も保障なく社会に掘り出されたのだよな・・・・・なんともにどいなあ。