ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

保健テクニカルワーキンググループ

2020年01月10日 | LGBT調査・イベント





保健テクニカルワーキンググループで、LGBTIQの調査結果を発表して欲しいと依頼を受け、喜んで出かけるのである。ジェンダー会合には何度も出ているけれど、保健分野なんて初めて。

久しぶりに会った会議通訳によると、保健は毎月会合をしているそう。活発だなー。ジェンダーなんて一年4回かな。

議事次第は、プノンペンにおける避妊と中絶への対応(すっごく勉強になった!!)、2019年にケップでデング死亡者がゼロになった成果(すごい!!)、と、シアヌークビルに建設されている麻薬中毒者治療施設の進捗状況。こういうシリアスな話題の中に、LGBTIQの社会保障と保健サービスへのアクセスについて話させてもらった、発表者で女性は私のみ。参加者もほとんどは男性も医者。ドクターだらけなのである。


↓大学にやってきた子どもたち、大教室で暴れまくるのである



締め切りが色々あって大変なんだけれど(子どもたちに怒鳴り散らしてしまい申し訳ないと反省する毎日・・・)、TWGに参加できたのは、とっても勉強になった。知らない分野でいろんなことが進んでいるんだなと、カンボジアも頑張ってるな。でも麻薬中毒者のセンターは、課題が多そうで、どうなるんだろうと。スタッフもいないし、お金もないし、市内から遠いところだそうで、一体どう運営するんだろう?