気軽に読めるので好きな、林真理子。
「我らがパラダイス」は、高齢者のケアをめぐる、はちゃめちゃな話なのだけれど、朝日新聞に連載されていたらしく、盛り上がりを作ってるのがよくわかるのである。
エッセイ「マリコノミクス」でも、林真理子さんは、「歳とってきたら、30代の頃に感じた同級生との差別感を感じなくなる」と書いている。
30代は、卒業後に別々の道を進み始めて、成功する人もいれば難しい人生の人もいて、なかなか友情というか連帯感が湧かないけれど、50代になると、高齢者ケアでみんな仲間意識が戻ってくるそうな。
↓「お腹すいたー寿司食べたい!!」と大騒ぎする子どもを連れて飛び込んだ寿司屋
備えあれば・・とはいうけれど、いつまでも元気でいてほしいうちの両親。
「なんとか葬儀場みたいなところから頻繁に電話かかってくるのよー」とのことで、確かに周囲の高齢者も次々亡くなられたので、次はうちも候補に入ってるんだろうか・・・?
斜め前に住んでいた女性は、いつもシャキシャキしていたのに、ある夜寝ている間にころっとなくなったので、夫は大変だったみたいだけれど、本人は気楽だったろうに。
高齢者問題、とにかく医療費を全額とって、全部子育て資金に回して欲しい。
あと余命少ない高齢者に何百万もかけて延命したり、何十万円の注射をバンバン打ってないで、学校給食無料にして欲しい。