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政治と宗教…。

2007-09-28 | その他
今日は真夏のような日差し…かなり暑いです。


先日から激化しているミャンマーの情勢がつい気になります。
首都よりも大きな都市ヤンゴンで起きた僧侶によるデモと軍が行ったクーデターにより、とうとう邦人の被害者が出てしまいました。


まだミャンマー(ビルマ)には行ったことがありません。
私の中では日本人にも深く係わり合いのある国、そして仏教国、なによりも軍事政権による独裁政治…そしてアウン・サン・スー・チーさんの大きな存在。


ビルマという国名のほうが親しみのある年代の私ですが、1989年にミャンマーと改名されてからも国の体制を承認しない国や媒体などはいまだに「ビルマ」という言い方をしています。
先日のブッシュ大統領なども演説で「ビルマ」と言っていましたね。

軍事体制から選挙圧勝した民主政権に変わるはずだったのに…スー・チーさんはいまだに軟禁状態で平和な国からするととても信じられないような話です。


国連決議には中国の力大きくなかなか強い声明を出すこともままならないようで…中国はミャンマーの天然ガスの一部権利を購入し、今の軍事政権を継続させなければならない国の事情がある。

軍の上層部は中国からの大金を欲しいままに、市民との格差は広がるばかり。
こんな状況ではデモが起こってもしかたがないのでは…。
それも一般市民が軍の力を恐れて運動を起こせないため、最後の手段として僧侶たちがデモを起こさなければならなかった…そんな尊敬されるべき僧侶たちをクーデターにより拘束または殺害するとは!
暴力によって支配される恐ろしい国です…。

日本国内にも難民としてミャンマーから移り住む人が1万人以上。

いつになったら仏教国として平和な国になるのでしょうか?
これ以上被害が大きくならないことを祈ります。


*ちなみに外務省の危険情報では「渡航延期(引き上げ)を勧める」となっています。


*写真はタイの僧侶。
 袈裟の色は、仏教の発祥の地インドに近いところから、赤に始まり、西へ向かってミャンマーで赤茶、タイで黄、韓国ではグレーになって日本で黒となるそうです。




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