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想像も出来ない人生に…

2007-09-15 | 映画
今日の蒸し暑さはちょっと嫌な感じ。


最近本当に映画漬け。
それもノンフィクションに近いものや、ドキュメンタリーなど。
素敵な話も多いけど、やはり信じられないようなショッキングな物も多い。


今回は、「グアンタナモ、僕達が見た真実」を観てみました。

イギリス人(パキスタン系)の若者3人が友人の結婚式に参加するため、パキスタンへ旅行に行く。
その時にモスクで知った隣国アフガニスタンの状況を自分の目で確かめるため、友人6人で旅にでる。

移動はすべてバスや車。楽しそうなシーンも道中出てきます。
長旅で具合の悪くなる者が出たりと少し後悔している中、首都カブールではアメリカ軍からの攻撃を受けつづけ、いつ被害にあうか分からない状況へ。
アフガニスタンからパキスタンへ戻ることも出来ないまま、なぜかアルカイダとして収監されてしまう。

普通にラップが好きだったりするイギリス人旅行者なのに、見た目が地元人で地元言語をしゃべれるというだけで、アルカイダとして犯罪者になってしまう。
こんなことが合ってよいのだろうか?

簡単なことじゃないんでしょうか?
パスポートの出国入国のスタンプを確認すれば?
イギリス本国の親族に確認すれば?知人たちに聞けば?
ちゃんとアリバイは確認できるはずですよね?

……こんな簡単で単純なことがなされないなんて!!!


民主主義?
こんなの絶対ありえないですよ。

グアンタナモはキューバで借用している米軍基地で現在もテロリストなどを収監しているそうです。
イラクで起きたアブグレイブ収容所での虐待もショッキングな事件でしたが、間違われて虐待されてしまうイギリス人っていうのも凄い事ですよねぇ。

本当に驚きました。

何度も繰り返される尋問や虐待。

しかし、彼らは友人のために真実だけを繰り返し伝えます。

2年半もの長い間拘束されやっと開放された彼らの現在の映像も交えて制作されています。
まるで本人が演技していたのでは?というほどそっくりな俳優たち。


私だったら耐えられただろうか?
もし、自白してしまったどうなったのだろう?

自分はそんなことになるはずはない!
そんなことを思ってしまう人々が世界中にいるはずです。
だけど、本当に普通の一般人に起きた事なんですよ。
冤罪ってことですよね?
日本でもきっと多いはずです。
「自分はやっていないのに!」
そう言っても誰も信じてくれない…ましてや拷問に近い尋問で自白させられる。
恐ろしいことです。

健全で信頼できる世の中になることを心から祈ります。

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