みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

みずけん式サイクルモード宣言!?vol.9「アンカーモード再び、そしてエンディング」

2010-02-14 23:21:05 | 自転車
 2009年12月のサイクルモードのお話、いい加減ケリをつけよう。

 終了時間近く、俺の足はあのブリジストン・アンカーブースに向かっていた。

 もう試乗もステージも終わり、そろそろ片付けモードに入ろうとしていたアンカーブースの一角で、俺は朝生つぐみさんを見つけた。


 つぐみさんとはおととし、彼女がMCを務めるツールド千葉の会場で挨拶して以来だったので、折角の機会なのでお話させて頂こうと思ったので。


 挨拶を交わし、会期中ずっとステージという最前線でサイクルモードを見てきたつぐみさんとは、それだけにまとめに相応しいお話を色々させて頂いた。


 まず、サイクルモードは今回超をつけたい位大盛況だったのだが、その年齢分布というと実は俺より年上、まあ40代、50代といった人達が大多数を占めていた。
 それは、もう行きのシャトルバスを待つ人達が、見た感じ俺より上の方ばっかだった(たまに20代位の連中や子供連れもいたけど)
 つぐみさんもそう感じたそうで、彼女は「オジサン」だけでなく「オバサン」も多い印象を受けたと言っていたな。

 要するに俺が思っているのは、昨今自転車流行りということになっているが、ここには意外と若い連中がいなかったりするんだよね。
 別に40代だろうが70代だろうが、自転車ってのは世代を超えて楽しめるもんなので皆様大歓迎である。
 だが、もうちょっと下の世代からこういうのは盛り上がっていかないと、語弊があるかも知れないが後が続かないと思うんだよ。
 そのためには、前回のプログレッシヴみたいに比較的低価格でも、機能十分かつ個性もあるという魅力ある自転車を作っていってもらうってのも大事かもね。


 あとつぐみさんが言ってたのが、いわゆるマニアの人が少なくなったという話(だったと思う。2ヶ月経ってるのでちょっとうろ覚えだが…)。
 この辺の話は最近もあるトークショーで話題になっていたのだが、昔はある程度自転車、とりわけロードバイクなんつうものは自転車に通じてる人でないと知りもしないし当然乗らないというものだった。
 それが、ここ何年かのムーブメントで「新しい時代が来つつある」(←つぐみさん談)、つまりここいらが日本における自転車の行く末にとっての分岐点であるんだろうなあと、そういうような話をして別れたのであった。


 最後の最後は、丁度会場出口近くだったこともあり、チャリジェンヌブースに運良くいらっしゃった絹代さんにも挨拶を交わした。
 「試乗の方どうでした?」
 「いやーもうバッチリコケちゃいまして
 と、昔のマラソン選手ばりの挨拶に絹代さんも返答に困っていたようだったが、ともあれ最早有名人となった彼女に挨拶できてよかった。

 お一人、イイミワさんにだけは挨拶はおろかお目にかかることもほとんどできなかったが、彼女の方はステージ出づっぱりだったので致し方ない。まあまた自転車イベントで会えることを楽しみにすっかな。


 といったところで、サイクルモードのお話終了なんであるが、正直そのサイクルモード後今現在に至るまでそれなりにエピソードは沢山あったりする。
 その辺をどこまで書いていけるかは不明だが、改めて今年もよろしくお願いします。

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