みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

徳島の夏休み・その2

2006-08-28 23:43:14 | 雑記
 先週の金曜日の話の続き。
 第十堰で軽く休憩を取ったのち、灼熱の徳島を吉野川沿いに走る。
 丁度この前の日まで仕事が現場対応などでピリピリしてて結構きつかったのだが、去年の夏以来となる自転車での徳島の旅はタイミング良く精神的なストレスをリセットしてくれた。
 車道より一段高く作られた歩道+自転車道を、レンタサイクルのママチャリでひた走る。夏なんで雑草もボウボウなんであるがその穂を肩でかき分けていくのも何となく生きてる実感がするというかね。とても心地よかった。

 心地よいと書いたばかりだが、とにかく金曜日は暑くて行きに買った2Lのスポーツドリンクがもう半分以上無くなり、この勢いで飲んで腹は大丈夫だろか…と心配しつつも吉野川を下りまくって河口近くへ。

 河口近くでシオマネキなどが見られるという話も聞いていたので自転車を降りて砂浜に下りる。すると、眼前に広がる砂浜には小さい穴ぼこがあちこちに。
 最初は穴しか分からなかったが、やはりその穴は生き物が住んでいる証で、じっとしているとシオマネキではないがちっちゃいカニがそこかしこで沢山ウロチョロしていた。
 このカニは、行動範囲の中心が穴で、俺が近づくと最初穴に片足をかけ、もう少し近づくとササっと穴に逃げ込む。その姿はさながら一塁ランナーって感じ(笑)<この例え分かるかなあ…

 そんな自然がまだ残っている吉野川、住民が懸命に保護運動をやっているというのもうなずける。とまた現場ならではの勉強をして宿である野上屋にチェックイン。今回詳しい説明ははしょるがこの宿はおすすめである。

 自転車を返し、野上屋名物?ウェルカムドリンクの赤ワインをかっくらって一旦休憩し、その後夕飯を食った後フリーの観光ガイドに乗ってたひょうたん島周遊船に乗り込む。

 徳島の市街地を流れる新町川を屋根ナシのボートでクルージングするのだが、何でもこの夜は大潮で、水面が上昇しており橋の下スレスレの所(見た感じ頭上数十センチのところを橋の欄干がかすめていく)を通り、中々スリリングであった。
 そして、ライトアップされた川沿いの歩道や街灯りを見ながら、途中橋の下がギリギリ過ぎて渡れない場所があるためルートを変更し、雄大な吉野川本流とそこにかかる吉野川橋だかを鑑賞し、30分程のクルージングを楽しんだ。
 料金はたったの100円だったが、正に値千金、敢えて言うなら日本でこんな体験が出来るとは思わなかったという位素晴らしいものだったぜ。ナイトクルーズは夏だけらしいので、皆さんも今度の夏にでも是非徳島へ。

 さて次回は大阪の夏休みの話でも。

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2 コメント

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相変わらずと言うか何というか (ジンロ)
2006-08-29 12:40:05
フットワークが軽いですね(*^-^)b

一人旅…羨ましい限りです。結婚してたら無理だよな…
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ははは (水野劍)
2006-08-29 22:24:56
 俺にとっては嬉しいほめ言葉ですな。

 まあ一人身の今のうちに色々行ってみようかなという気持ちでやってます。

 でも、徳島は家族旅行にもいいと思うよ。街は楽しいし、山も川も雄大だし。本当は阿波踊りの時に行ければ最高に楽しいんだろうけどね…
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