みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

電験のお勉強The Final Season 02「Imaginary Number」

2010-04-04 23:15:50 | お勉強
 さってお勉強お勉強。

 先日も話題にしたが、電気主任技術者試験略して電験の三種に合格すべく、ナウなヤングに混じって予備校に通う俺様。

 俺が受けている講座、当然電験の4科目をカバーしているのだが、俺は「電力」「法規」の2科目は一昨年、去年と合格しているためどちらも今年は受験免除となる。

 なので、残りの「理論」「機械」の分だけを受講することにしたが、それでも実際に受講するのはその二つだけではない。
 もれなく、「数学」の講座がついてくる。

 というのも、特に俺が受講する2科目はただ暗記するだけではダメで、ある程度数学の心得がないとイカン計算問題が多々あるのだ。

 例えば、因数分解だったり三角関数だったり、例の二次方程式の解の公式のニエーブンノマイナスビープラスマイナスルートビーニジョウマイナスヨンエーシーだったりという、中学・高校の頃の爽やかな子守唄!?みたいなアレラである。

 尤も、その辺の勉強は自慢じゃないが古くは公文式、最近でもつい数年前に公務員試験の勉強でやったりしてるし、仕事でも多少は数学的な演算もこなす必要があるため、心得はあるつもり。
 なもんで、受講の初っ端の数学講座は、まあまずは予備校通いに慣れるための練習と位置づけ、ヘッドホンをつけDVDをセットし、子守唄を聞きながら?ウトウトっとするようなしないようなことを続けていたのだが…


 講座の終盤、その眼をパッチリ覚ますことになった。

 俺は高校の数学は諸事情により途中までしかやってないから良く分からんのだが、恐らく高校ではやらないんじゃないかと思われる数学。


 皆さんは虚数というものをご存知だろうか?

 普通の数字というのは、2乗すれば正の数になる。

 たとえ負の数、例えば-1でも2乗すれば当然「1」になると。

 ところが、その虚数ってものの定義が、2乗するとマイナスの数字になるという常識破りなんである。

 じゃあその数はなんと書くのか?というと、一般的には「i」で表す。
 iというのは、「Imaginary number(想像上の数字)」のアイらしい。ただ、電気の世界ではiは「電流」と混同しやすいため、「j」を使う。

 ちなみに、虚数に対してフツウの数字は「実数」と言う。

 俺は、虚数の存在自体は昔習ったことはあったが、この講座ではもっと高度な虚数および「複素数」(実数+虚数、電気の世界では「3+j2」といった具合、2jとは書かない)について様々なことを教わった。


 思うに、数学ってのはまだまだまだまだ奥が深い学問だなあと…
 まだその虚数というか複素数が、電気の計算の中でどういう重要な役割を果たすのかは現時点では全く分かってない俺だが、今は2科目目の「理論」も後半に差し掛かり、そろそろこの辺の使い方が見えてきそうなとこだ。

 いい加減勉強も厳しくなってきているが、まだまだ機械という電験最難関の名高い科目も控えており、ここは一つティーンエイジの受験生に負けない気持ちで通学しようと思う。


 そして今回の記事は皆さんにとって子守唄になったんだろうか?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。