みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

鶴見川の、そして自分のルーツを辿るサイクリング(後編)

2009-05-10 23:33:02 | 自転車
 鶴見川はその名のとおり横浜市の鶴見を通っているんであるが、その上流は東京都町田市にある。

 川の途中からではあるが、ひたすら上流に向かって自転車を漕ぎ続け、川は次第に細く、清くなっていった。

 と、突然、鋼板塀が立ちはだかる。

 どうも、一部川の整備工事をやってるらしく、川沿いを走れるのは今はここまでのようだ。

 今までズッと川沿いを走っていたのだが、源流にたどり着くためには多少普通の道を通らなければならない。

 ということで、俺は一旦川を離れ、普通の道を走り、止まってはケータイで川の位置を確かめた。

 しかし、もうこの辺は極端に川が細くなっている上に川自体も多少分岐しているらしく、どこが鶴見川なのか良く分からん…
 なもんで、ナビウォークで例の泉の位置のアタリをつけ、直接現地に行くことにした。

 普通の道と言っても、もうこの辺に来ると辺りは緑が豊富で、ウチの近所のよう…イヤイヤ田舎のような景色の中を走る。

 細道が入り組んでいるため、ちょっと迷いながらも何とか、現地にたどり着いた。

 そこは、辺り一面田んぼや畑に囲まれ、「東京都」というイメージとはかけ離れたほのぼのとする風景が広がっていた。
 そして、ちっちゃな池があり、その前に一本の丸太が立てられていた。


 その丸太には、「鶴見川源流 泉のひろば」とある。


 ここが、自分ががきんちょの頃から見ていた鶴見川の元なんだなあ…と感慨に耽りつつ、とりあえず疲れたので泉の前に腰を下ろして休憩。
 すると、泉の上をすいすいと渡るアメンボを発見。昔は家の周りでもアメンボがいたなあ…などと思いつつ、ホノボノ休憩し、さあ昼飯だ!!


 泉のさらに先の道を一山超えると、もう多摩ニュータウンエリアに入る。

 周りに空地なども散見できる、いかにもニュータウンな土地にある天然温泉いこいの湯に立ち寄り、しかし着替えはなかったので飯だけ食った。
 GW中というのもあってか、浴衣姿でくつろぐ人達が多数いる中、俺はレーパン姿でくつろいだ後にまた出発。

 一旦源泉に戻りつつ、ちょっと違うルートを走ってみるべえと脇道にそれたら、何かやたら狭い道が延々と続き、何かうちの裏にあった道みたいだ…と思いつつ、急に乗用車が幅一杯でやってきてギリギリで避けたりしつつ上りきった。

 すると、その道はどうやら多摩ニュータウンの唐木田という所に抜ける道らしく、後で地図で調べてみたらアレでも都道(155号線)だったという…道理で幅員3m無い位の超地元道路の割に乗用車が走ってた訳だ…


 まあ、そんな発見もありつつ、多摩ニュータウンの自転車が走りやすそうな広い道を通ったりし、鶴見川に戻った後はマックでサンデーを食ったり、荏田という所のちょっと気になってた「ル・ブレ」カフェに寄ってパンを食ったりと、自転車で消費したカロリーをその場で倍返しをやりつつ、約70kmを走ったのであった。


 しかし、GW中にはこの他、荒川にも行ってみようと思っていたのだが、4日にアキバで飲み、5,6はバッチリ雨が降りやがった関係で結局行けなかった。

 そして、その結果7日に会社に行ってみたら、アレっ?何かGW前より作業着のベルトがきつくなってるような気が…


 そんな痛すぎるゴールデンウィークを過ごした俺ではあったが、しかし長年見てきた鶴見川の源を拝むことができたのは、文字通り「原点」に戻ることができた気がして、これからまた気持ちを新たに自転車に乗れそうな気がしてきた。
 これからはちょっと右側の川にも…じゃなくて、色々面白そうな所に積極的に自転車で行ってみることにしよう。

 少なくとも、梅雨に入るまではガンガン漕いで減らせる時に体重を減らしていかんと…つうかこの時期に右肩上がりは非常にヤバイ希ガスるよなあぁあ…

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2 コメント

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脂肪フラグ? (星天魔神)
2009-05-13 01:24:11
なんという右肩上がり…
体重増加曲線を見ただけでビクビクしてしまった
このままでは間違いなく夏太り

まあ、元から太っている私も、人の事は言えないんだろうけど。orz

戦わなきゃ、現実と!
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逆に考えるんだ (水野劍)
2009-05-13 23:50:04
増えやすいってことは減りやすいってことだ
…多分。
こないだの飲みの後一気に1kg増えたのには流石にびびったが、あれがmax値だと信じて今日も俺は歩く。
そしてその結果として飯ウマー
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