みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

銀輪戦記サイクルモード!ROUND3・CAMPAGNOLOの野望

2008-12-18 23:11:02 | 自転車
 さて、サイクルモードで展示されているものといえば当然自転車である。

 が、その自転車は勿論幾つものパーツに分かれており、それぞれはそれぞれのメーカーが作っている。パソコンも同じようなもんだな。


 そのパーツの中でも、駆動系、即ちクランク(ペダルと本体を繋げる所)やチェーン、変速機の類はとりわけ精密であり、毎年0X年モデルが出たとか出ないとか、自転車雑誌で取り上げられる注目のパーツである。まあ車で言ったらエンジンみたいなもんだね。

 で、変速機のメーカーは今日本のシマノが世界的にメジャーだが、今回俺が興味を持ったのはCAMPAGNOLO(カンパニョーロ)というこれまたイッターリアのメーカーである。


 そこいらで1万位で売ってるチョロい自転車の宣伝文句でも「ン段変速のギア付」とか言っているように、変速の数というのは気になるし確かに走りに関わる要素である。
 今年、カンパニョーロはその変速数実に11速というものを発表し話題になっちょる。

 11速、と簡単に書いたが変速数を上げるというのは、10年以上前に今の規格の変速機を8速から9速に増やした時から限界ギリギリの所をいっている。
 9速にする時、シマノは実はチェーンの幅を狭めるというコロンブスの卵的?解決法を編み出し、同じく10速の時も幅が狭まった。

 なのでカンパの11速も当然チェーンは狭まったろうし、かなり精密度は高まっているんだろう。

 だがそういう話は置いといても、カンパニョーロのある意味最大の特徴、それは美しさである。
 何しろ上記リンク先を(PCで)見て頂ければと思うが、細部にまでカーボンをあしらったパーツの数々は機能性だけでなく、何やら芸術品のような匂いも漂わせているではないか。

 という事で、小生今年も多分自分で買うことは無いんじゃないかと思いつつもついついカンパのブースで変速機だの、ホイールだのをつらつら眺めてしまう。


 さてそんなカンパニョーロだが、自転車の変速機を含めたパーツ類「コンポーネント」の世界ではライバルが2社いる。シマノ社とSRAM社がそれだ。

 シェア的には元々シマノが数的に優勢という事情に加え、SRAM(日本語のページが無い…)というアメリカのメーカーもロード用の変速機を売り出し、何でもウィキで見たら今年ジロ・デ・イタリアで優勝したコンタドールのバイクにSRAMが使われていたとかでますます躍進中だし、これはいよいよ自転車の変速機三国志の始まりかぁ?実際全部違う国のメーカーだし。



 …なんか今回いつになく?マニアックな記事になってしまった気が。

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