ツール・ド・フランスである。
俺の方は仕事をやりつつも、毎晩ブルーレイをとっかえては録画するという副業?をこなしつつ、合間にレース展開をチェックするという感じで、もうそれだけでじゅうじゅちゅした(カロリー消費的なじゅうじゅちゅ度はアレだが)日々を送っている。
ということで極めて主観的にツールのこれまでを書いてみよう。
今年の第1ステージ、即ち「グラン・デパール」(ツールのスタート地のこと)は皆さん一度は名前を聞いたことがあるだろう、モナコ公国だった。
モナコと言えば、そう。
毎年F1グランプリが開催され、日本ではまずあり得ないことだが市街地の中を時に時速300km/h近いスピードで突き抜ける光景はいつ見ても圧巻そのものというアノ地である。
今までもツールのコースにモナコが使われたことはあったらしいが、スタート地になったのは今回が初めてらしい。
で、そのモナコで行われたタイムトライアル、日本ではCS放送のJSPORTSが放送、ゲストとして片山右京さんが登場。
片山さんもまた知らない人の方が少ないとは思うが、元F1ドライバーにして近年は自転車でも玄人はだしと言える活躍を見せるお人。
そう、F1でも自転車でもモナコを走るというちょっとした偉業を成し遂げてる人であり、解説にはうってつけの人材と言える。
その片山さんも唸るようなスピードで、選手たちがあのトンネル、アノコーナーを走る、曲がる。
この日の勝者はチーム・サクソバンクのファビアン・カンチェラーラ。
聞いて驚くな、上りあり下りありのTTコース15.5kmを、20分を切るタイムでゴール。
時速にして47.6km/hというから、解説をしてもはやマシンと言う言葉も頷ける…
そんな人間を超えた存在と言いたい連中の中、今回は日本人選手が2人登場。
一人はフランスのチーム、×部位具○ブイグテレコムから出場の新城幸也。
'07年日本チャンピオンなど、元々日本で一歩突き抜けた活躍を見せていた彼が海外1年目にしてツールに挑む。
もう一人は、オランダのチーム、スキルシマノから出場の別府史之。
彼の方は、高校卒業の翌々年には単身フランスへ乗り込み、以来海外で経験を積んできた実績を持つ。
いきさつは違えどどちらも実力でツール出場を果たした二人、その実力は早くも第2、3ステージで発揮される。
第2ステージ、もういきなり普通に187kmを走るレース、まずは比較的平坦なステージのため最後は集団でのスプリント勝負に。
そこで、こないだのジロ・デ・イタリアで3勝を挙げた俊足野郎、マーク・カヴェンディッシュ(チームコロンビアハイロード)が抜け出し勝利。
…が!
その後ろ、結構いい位置(カメラ的にもw)で新城君が飛び込んできていたのである。
結果は5位だったが、直前で他者の落車のゴタゴタに巻き込まれそうになり、一歩出遅れた状態からこの位置はマジで驚愕。日本のスプリンターも負けていないと言える走りをJSPORTSで見ながら俺は小声で絶叫したね(笑)。
例えばF1に、WRCに初参戦した日本人選手が2戦目で5位入賞を果たしたとしたら…
そういう風に考えたらこれは素晴らしい快挙なんである。
そして、続く第3ステージも前日同様集団スプリント、そして勝者も前日同様カヴェンディッシュ。
集団を常に3,4人で引き、ゴール前で先頭が全力で引く→力尽きたら抜ける→次の人が引く→(中略)→カヴェンディッシュ発進!というコロムビア超特急が決まる中、今度は別府君が8位入賞。
これまた快挙。もちろんチームメイトの引き等サポートはあった訳だが、日本人も世界に引けをとらんと言えるんじゃなかろうか。
しかし、続く第4ステージ、チームタイムトライアル(要するにチーム全員で走る)では、両選手のチームで落車が発生するなどし、結果的にタイムを落とすことになった。
第8ステージ終了時点では、新城、別府ともそれ以来目立った活躍こそしていないが、まだ先は長い。
もう一発末脚を炸裂させるか、或いは辛抱強くゴールを目指すか。
いずれにせよ、これからも二人の若きサムライを見守って行きたい所存だ。
…ヤバイ乗ってきちゃったのでもう一つ書くわ(笑)次回は明日以降まで出し惜しみってことでよろしく…
俺の方は仕事をやりつつも、毎晩ブルーレイをとっかえては録画するという副業?をこなしつつ、合間にレース展開をチェックするという感じで、もうそれだけでじゅうじゅちゅした(カロリー消費的なじゅうじゅちゅ度はアレだが)日々を送っている。
ということで極めて主観的にツールのこれまでを書いてみよう。
今年の第1ステージ、即ち「グラン・デパール」(ツールのスタート地のこと)は皆さん一度は名前を聞いたことがあるだろう、モナコ公国だった。
モナコと言えば、そう。
毎年F1グランプリが開催され、日本ではまずあり得ないことだが市街地の中を時に時速300km/h近いスピードで突き抜ける光景はいつ見ても圧巻そのものというアノ地である。
今までもツールのコースにモナコが使われたことはあったらしいが、スタート地になったのは今回が初めてらしい。
で、そのモナコで行われたタイムトライアル、日本ではCS放送のJSPORTSが放送、ゲストとして片山右京さんが登場。
片山さんもまた知らない人の方が少ないとは思うが、元F1ドライバーにして近年は自転車でも玄人はだしと言える活躍を見せるお人。
そう、F1でも自転車でもモナコを走るというちょっとした偉業を成し遂げてる人であり、解説にはうってつけの人材と言える。
その片山さんも唸るようなスピードで、選手たちがあのトンネル、アノコーナーを走る、曲がる。
この日の勝者はチーム・サクソバンクのファビアン・カンチェラーラ。
聞いて驚くな、上りあり下りありのTTコース15.5kmを、20分を切るタイムでゴール。
時速にして47.6km/hというから、解説をしてもはやマシンと言う言葉も頷ける…
そんな人間を超えた存在と言いたい連中の中、今回は日本人選手が2人登場。
一人はフランスのチーム、×部位具○ブイグテレコムから出場の新城幸也。
'07年日本チャンピオンなど、元々日本で一歩突き抜けた活躍を見せていた彼が海外1年目にしてツールに挑む。
もう一人は、オランダのチーム、スキルシマノから出場の別府史之。
彼の方は、高校卒業の翌々年には単身フランスへ乗り込み、以来海外で経験を積んできた実績を持つ。
いきさつは違えどどちらも実力でツール出場を果たした二人、その実力は早くも第2、3ステージで発揮される。
第2ステージ、もういきなり普通に187kmを走るレース、まずは比較的平坦なステージのため最後は集団でのスプリント勝負に。
そこで、こないだのジロ・デ・イタリアで3勝を挙げた俊足野郎、マーク・カヴェンディッシュ(チームコロンビアハイロード)が抜け出し勝利。
…が!
その後ろ、結構いい位置(カメラ的にもw)で新城君が飛び込んできていたのである。
結果は5位だったが、直前で他者の落車のゴタゴタに巻き込まれそうになり、一歩出遅れた状態からこの位置はマジで驚愕。日本のスプリンターも負けていないと言える走りをJSPORTSで見ながら俺は小声で絶叫したね(笑)。
例えばF1に、WRCに初参戦した日本人選手が2戦目で5位入賞を果たしたとしたら…
そういう風に考えたらこれは素晴らしい快挙なんである。
そして、続く第3ステージも前日同様集団スプリント、そして勝者も前日同様カヴェンディッシュ。
集団を常に3,4人で引き、ゴール前で先頭が全力で引く→力尽きたら抜ける→次の人が引く→(中略)→カヴェンディッシュ発進!というコロムビア超特急が決まる中、今度は別府君が8位入賞。
これまた快挙。もちろんチームメイトの引き等サポートはあった訳だが、日本人も世界に引けをとらんと言えるんじゃなかろうか。
しかし、続く第4ステージ、チームタイムトライアル(要するにチーム全員で走る)では、両選手のチームで落車が発生するなどし、結果的にタイムを落とすことになった。
第8ステージ終了時点では、新城、別府ともそれ以来目立った活躍こそしていないが、まだ先は長い。
もう一発末脚を炸裂させるか、或いは辛抱強くゴールを目指すか。
いずれにせよ、これからも二人の若きサムライを見守って行きたい所存だ。
…ヤバイ乗ってきちゃったのでもう一つ書くわ(笑)次回は明日以降まで出し惜しみってことでよろしく…