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みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

初陣ボンベイ

2010-12-19 23:14:00 | 雑記
 先月鎌倉に行ってから、今週まで週末含めヴァタヴァタしていた。
 先週など土曜の朝から夜中までずっと現場に張り付いていて、毎週やってる筋トレもやらんかったし。

 そんなことを言いつつ、昨日は筋トレがてら先日のリベンジを今年のうちにやっとくベと、横浜ボンベイでカレーを食うべく筋トレ仲間?と二人で戸塚に向かった。

 筋トレの方は、同じ戸塚にやはり横浜市のスポーツセンターがあるので、そこでやることにした。
 ちなみに、戸塚スポーツセンターは戸塚駅の東口、横浜ボンベイは同じく西口にある。
 とはいえ、それぞれそんなに駅から離れている訳じゃないし、すぐ移動できるわな…と最初は思っていたんだが。

 戸塚スポーツセンターのジムは結構広く、しかもトレッドミル(ランニングマシンとでも言おうか?同じ所でひたすら走るジムで良く見るアレだ)は珍しく時間制限ナシのようで、俺のように膝に爆弾どころかニトログリセリンを液体の状態で抱えているような男がランニングをするには良い場所だなーと思った。何しろアスファルトの上を走るのは結構負担なんで

 久々に環境を変え、運動不足の体に鞭を打ちつつ筋トレした後は、肉体疲労時の栄養補給だろJKってな感じで、意気揚々と車を出し、イザ西口へ。

 横浜ボンベイへの場所は、先日食えなかった際にくまなく周辺の道も勉強してバッチリ覚えている。
 後は目の前の踏切を渡って西口に行くだけ…と、カンカン鳴る踏切の前に車で行くと。

 …なぜか遮断棒の手前にA型バリケード(←物が思い浮かばない人はリンク先ご参照あれ)が置いてある??

 そ、そういえば…
 先日自転車で夕方この踏切の反対側を通りかかった時、踏切の前におもむろにバリケードが置かれ、車が次々を迂回していった光景を思い出した。
 辺りを見回すと、16時から21時まで通行禁止の標識が目に入った。
 「くそっバックだ!」思ってルームミラーを見ると、いるんだよ同じトラップに引っかかった車が

 自分は車を降り、後ろの運転手に手でバッテンを作るが、事情が飲み込めない様子。
 しかし、その人が降りてきて、Aバリを見つけようやく分かったらしく、後ろの車へ戻り…イヤもっと後ろに行ったぞ?

 あ、さらにその後ろに車がいらあ。

 思うに、踏切の手前の交差点にバリケードを張っておかないと意味がないと思うんだけどなあ…つうか、事情は分かったがこの踏切が封鎖されるってのは、実質戸塚駅の東西は車に関して言うとほぼ分断されることになる。誰か立体交差作ってくんない?


 と泣き言を言いつつも、ぐるっと10分近く大回りし、よーやっと西口に到着。狭い路地を抜け、コインパーキングに車を停め、イザボンベイ。


 ビルの2階にある横浜ボンベイの扉を抜けると、店内はかなりの入りで、席があと二つしか空いてなくてギリギリ入れたという状況。

 ともあれ今回は食べられそうで、店員にカレーとタンドリーチキンを注文すると、その人が前回ネタにさせていただいた方。向こうも覚えていて「こないだはすみませんでした」「いえいえ」みたいな感じで挨拶したりしてた。


 俺はチキンカレー、一緒に来た同志はそれの辛い版であるインドカレーを注文。
 やってきたそれを食べてみると、おお確かに昔のボンベイの味だ。

 スープ状のカレーの中に浮かぶ具は、チキンとジャガイモだけ。
 シンプルな様相だが、味はやはり抜群によろしい。

 と、同時に注文していたタンドリーチキンが到着。友人に切ってもらい、パクッと頂くと。

 …旨い!

 というかだよ。

 今まで俺が食べてたタンドリーチキン、アレは一体なんだったんだ…?
 と言いたくなった。
 それくらい、このタンドリーチキンの味は深く、様々な要素が入り組んでいて、それでいて明快に旨いのだよ。
 これは相当なプロセスを経て作られた物なんだろうね。

 久しぶりに食べ物を食って衝撃を受けた俺は、同様に?久しぶりに食べ物を食って運動より汗をかいたという友人(俺インドカレーにいかなくて良かったわ…)共々、大満足で店を後にした。


 この日は、たまたま柏のボンベイに通っていた某理科大学OB、OGの方々の集まりがあり、焼酎のビンなんぞ開けつつ楽しそうにやっていた。
 つまり、このお店は飲みの方も充実してるようなんである。

 カレーの味が文句なしなのに加えて、サイドメニューもよし、酒もアリとくれば、今度は電車でガッツリ飲みに行くか…
 そんなことを思いつつ、もちろん柏ボンベイも行く気マソマソであるが。

 しかし。
 今回、横浜ボンベイは初めて行ったにも関わらず、上記の店員さんと結構話が弾み、なぜか常連のようなノリになっていたんだが…世の中何がどう影響するか分からんもんよ。

思いつき鎌倉ツーリング、そして宿題事項

2010-12-12 23:12:00 | 自転車

 川崎エンデューロで文字通り見も心もさぶい思いをした俺様、次の週末はおとなしくしていたが、さらにその次の週に勤労感謝の日なんつうものがあった。
 ここ最近異常に業務が忙しいものの、土日祝日は一応休みの仕事であり、まあ勤労に感謝しつつ?ちょっと自転車に乗ってみっかと思いつき、さらに思いつきで鎌倉がそろそろ紅葉のシーズンらしいということで行ってみることにした。


 関東随一の古都、鎌倉。
 近い割りに案外行く機会がない場所だが、神社仏閣も自然も豊富で楽しみ方は幾らでもある。自転車でも何度か行ったことはあるが、いつでも観光客でごった返しているのが難点ちゃあ難点ではある。

 ともかく、戸塚という街を経由して、北鎌倉駅前に到着。
 ここは、駅自体はローカルっぽい雰囲気を漂わせつつも、裏にすぐ円覚寺というお寺があったりして、とても良い風情のいかにも観光地といったロケーションである。
 したがって、ここも観光客が非常に多い。

 しかし、今回俺が気になったのは、歩きの人々に混じって自転車を転がしてきている人達がチラホラいたこと。
 これまで昔に来た時には、そういう小径車だったりスポーツ自転車の類で、しかもサイクルウェアに身を包んで来ているような人は見たことがなかったと記憶しているんだが…

 ともかく、駅裏で色づき始めていた紅葉の写真を何枚か取って、次は鎌倉の中心部に突入することに。
 既に歩行者でごった返している歩道を横目に、自転車で鎌倉の象徴の一つといえる、鶴岡八幡宮前の鳥居にさしかかる頃には、もう歩行者も車も混みまくっててんやわんや(死語)であった。

 そんな観光地の喧騒を潜り抜け、一旦鎌倉駅の駐輪場に自転車を停め、西口の駅前にある腸詰屋というお店でソーセージをテイクアウト。
 ウマー言いながら食った後、駅広に待機していた人力車のスタッフのおねいさんに、鎌倉の紅葉具合について聞いてみた。
 すると、この時点ではまだ紅葉は始まったばかりとのこと。
 人力車にも多少興味はあったが、俺は俺なりの人力車に乗ってきたところであり、おねいさんもそれは服装で察したはずで人力車に乗る話にはならなかったが、風情がある人力車にはいつか乗ってみたいもんだね。もちろんその時はそれなりの服装で挑みたいが…流石にレーパンでは風情ないだろ…


 鎌倉の楽しみ方の一つとして、小粋なキャフェでコーヒーやスイーツかっこわらいなどを楽しむというのは欠かせない(俺断定)。
 というよりもそれがメインかも知れない俺は、前日調べを入れておいた樹ガーデンというお店を探索。

 鎌倉という場所は、それ自体が要塞とでも言うべき険しい土地であり、それ即ちかつて首都にもなった所以であるんだが、そんな険しい切り立った山の上に作られたのがこの樹ガーデンである。
 ハイキングコースから山沿いに行くこともできるようだが、今回はガーデンの下の道から、150段の階段を登り詰め、ヒイヒイ言いつつお店に辿りついた。

 すると、そこにはまるで古の遺跡のように、木々の合間に作られた建物や壁が点在する、公園のような店があった。
 店先で店員に聞いてみたが、やはり鎌倉の紅葉はまだシーズン前との事であった。12月初めあたりが旬らしい。
 この日から今に至るまで、鎌倉に行けるチャンスが無いことがこの時分かっていたので、恐らく紅葉の鎌倉は来年に持ち越しかな…と思いつつ、尚且つ樹ガーデンでの一時も次回の宿題とし、ソソクサとさっき上って来た階段を降りた俺。


 実は、この時俺には思いついたことがあった。
 さっき通った戸塚に、千葉県柏市のカレーの名店ボンベイの実質姉妹店と言うべき横浜ボンベイという店があることを走行中思い出し、行ってみようと考えたのだ。

 だが、この時14時を回っていたので、お店に営業時間を確認。
 昼の営業は15時30分までで、15時LOとの事だったので、急いで帰ることにした。

 鎌倉の複雑な地形にやられ?ちょっと迷い道しつつも北鎌倉を抜け、戸塚に向け走り、15時ごろ何とか横浜ボンベイのお店を発見。
 …しかし。
 そこには、まさかのCLOSEDの看板が…
 それをかけた店員の方に聞いてみたんだが、この日はライス終了につき、結局食べそびれてしまった…


 結果として、何とも宿題だらけになってしまった今回の鎌倉ツーリングだったが、戸塚も含めまた懲りずに自転車で美味いものめぐりをしたいものである。<結局それが主目的か…


 ここで追記。

 上記の記事を書くため、諸々検索をしていたら衝撃の事実が。

 何と柏のボンベイが復活していた!!!

 近日行くぞ!

So cool!?川崎マリンエンデューロ戦記

2010-12-05 23:28:08 | 自転車
 さる11月14日、俺は車に相棒シャウラを積み、川崎の人工島である東扇島に行ってきた。

 この日はその東扇島を舞台に、川崎マリンエンデューロなんつう、自転車の耐久レースが行われ、それに参加しに行ったワケ。


 海底トンネルを抜け、車がビュンビュン走る首都高湾岸線を尻目に、会場である東扇島東公園の駐車場に着くと、既に参加者達の車がごった返していた。
 俺も車を駐車場に入れたが、どうもこの駐車場の入り口がレース中はコースになってしまい、車はレースが終わらないと出られないらしい。
 つまり、5時間のレースが終わるまではオメオメ「じゃ俺この辺で焼肉食ってきまーす」とトンズラこく訳には行かないのである。


 朝から寒くはあったが、まあ自転車乗る訳だしそのうち体も暖まるだろッとたかをくくり、上は白地に赤い水玉、ツール・ド・フランスの山岳賞ジャージにアームウォーマー、下も夏物の膝上までの丈のレーパンに身を包み、ひたすらド平坦の臨港道路で繰り広げられるエンデューロの世界に身を投じた俺であったが…


 ヴァタヴァタとレースがスタートし、ローリングスタートののっけから遅れを取った俺は、エンデューロの秘訣はマイペースで走ることとばかり全く慌てることなく走っていたんだが、これが思っていたより寒い
 とりあえず一周走り、俺はまずピットイン…どころか早速駐車場に戻り、車の後部座席にシャウラを積む際の汚れ防止用の新聞紙を取り出し腹にセット。

 いきなりおばあちゃんの知恵袋的な防寒対策を余儀なくされた俺は、既に大半が走り去ったゴール地点を一人トボトボと走り抜け、名実ともにお寒い感じでエンデューロを続けた。


 既に発表されている順位に関して、言い訳をさせて頂くならば、このマリンエンデューロは想像以上に、如何に高速の集団走行についていけるかが鍵になる、かなりのハイスピードステージであった。
 まあ、全く坂が無い上にすぐ隣が海であり、始終風が吹き付ける環境だから、当然レースは空気抵抗との戦いがメインになってくる訳だ。

 そんな中俺は、色々と出遅れた関係でトボトボと一人旅。
 時折脇を通り過ぎる列車(集団走行する自転車)の後ろについて走ってみるが、折り返しのカーブで離されまた一人旅という走りが続き。

 2時間を過ぎたあたりから急激に腹が減ってきた。

 まあ、なんというか小生こういう長時間の大会は何度か走った経験があるため、この空腹は想定内であった。
 ということで、また車に戻り、車内に置いといたベビースターラーメンをソソクサと取り出しポリポリと…
 …レースの最中ということもさることながら、ベビースターラーメンという食べ物が補食にふさわしいかどうかというのも問題だろうが、こればっかしは理屈じゃないのよ。
 かつてのホノルルセンチュリーライドでのスパムむすび、鈴鹿エンデューロでのえびせんと伝統的に?しょっぱい系の食べ物で気力を補充してきた俺様、この日もお陰さまで気力だけは回復し、相変わらずso coolな川崎の海沿いを走り出した。


 その後もゼリー飲料が無くなっては車に戻り、ベビースターをポリッとやってから背中のポケットに入れて走り出すということを繰り返し、途中何度もトイレに行くも積んでいたボトルのスポーツ飲料はほとんど減らず…まー寒かったこと寒かったこと。
 色んな意味で。


 しまいには持病のザーヒーも鈍く痛み出す中、何とか5時間を走りきることができた。
 気がつけば、会場の周りではレースと関係なく、バーベキューを楽しむ人達の姿が。やはりここは普段から人々の憩いの場所として親しまれてるらしいね。
 そんな和気藹々のムード漂う東扇島で、俺は帰り何食おうかな…とかそういうことを考えつつ服を着替え、ジャンケン大会に参加するもやっぱり撃沈し、開放された駐車場からとっとと車を出し、近所で某長崎ちゃんぽんを食って帰宅したのであった。


 別の場所でも書いたが後日談。

 次の日、普通に会社に通い、仕事をしていた折、川崎在住の同僚の人が俺の席の後ろを通りかかった際、「そういや水野さん昨日自転車レース走ってたりしてました?」

 何で知ってるんだろうと思いつつうなづくと、何でもレース当日東扇島に来ていたんだそうな。
 で、たまたま俺がピットインした時に彼の眼前を自分が通過したらしく、俺に良く似た男(つうか俺だが)を見て訝しがってたらしい。

 まーこれが日産エンデューロとかでなくて良かったような気もするが…ともかく今年最後であろう自転車レースは怪我も無く無事に完走したというお話だったとさ。

サイクルモード戦記2010、2日目

2010-11-28 23:53:02 | 自転車
 東京でのサイクルモード最終日である11月7日、日曜。

 前日に引続きメッセに到着した俺は、もはや恒例となった感のある入場待ちの行列に加わっていた。

 うーん…折角だから高級ロードでも朝一で試乗しようと思ったがどうだろうなあ…などと、入り口が目視できない程度の大行列でウダウダ考えていた。

 それにしてもサイクルモードの行列は面白い。
 例えばだよ、この日もメッセのすぐ隣の部屋でやってたウインタースポーツフェスタとかにスキーやボードのウェアを着て来る人などいる訳ないじゃない。
 モーターショウにレース用のツナギ着てフルフェイスのヘルメットを被って来場したら完璧コスプレだし…

 そこ行くとサイクルモードの来場者達は、もちろん普通の格好の人の方が多いけど、それでもヘルメット持参の人は(俺含め)結構いるし、多分ここまで自転車できたんであろう、パッツパツのウェアに身を包み試乗する気マソマソの人だって結構いる。

 そんな、正に自転車天国といった雰囲気の中、つつがなく開場となり、老若男女が会場に静かになだれ込む。


 俺はまず、今やロードの一番人気と言えようTREKのブースに直行。既に会場は前日歩き尽くしたので一本道で試乗コーナーに到着…
 するもそこには既に行列が完成しており愕然。
 しかし、一番人気のMADONE(マドン)6シリーズ、ぶっちゃけ安いコンパクトカー(自動車のことだよ)並の値段がするこのバイクの列はやたら長いものの、その下の5シリーズの方はそれ程の長さでもなかったので妥協した。

 それにしても、6シリーズに比べたら価格もお手ごろの4、50万であるものの(俺は買わないと思うけど…)、流石に乗り心地、変速のスムーズさは大変よろしい。そして非常に軽いし、こんなバイクがあったら俺ももうちょっと速く走れるかなー…などという根拠のない妄想に浸れるというもんだ。

 今回俺がマドンで注目したのはケーブルの取り回し。
 ブレーキレバーやシフトレバーがハンドル周りについていて、ブレーキ・変速機は足元にあるんだから当然どっかにワイヤーを通さなければならないのだが、マドンは大胆にもワイヤーの大半をフレームの中を通す構造にしている。
 例えば後ろの変速機の場合、ワイヤーが前輪の上辺りでフレームの中に入り込み、下では後輪のハブと繋がる辺りでやっとピョコっと出てくるという塩梅。
 これで見た目がスッキリするという効果の他、ワイヤーが外に出ていないということは汚れにくい(例えばウチのバイクの場合、ペダルが繋がっている所の下をワイヤーが通るのだが、そういう上から見えないところは中々気付かないのだ)ということにも繋がるんだろう。ただワイヤー交換する時はどうすんだろうね。


 そんな訳でとりあえずロードは乗ったので、再び小径車の方に乗ることに。
 日本は香川のメーカーTYRELL(タイレル)
 ここはバッテン形状の?フレームが見た目の特徴であるが、値段が張る分走りもやはり小径車の枠を超えている。

 今回は、その中でも特別な、チタン合金で作られたフレームのモデルに試乗。確か折りたたみでは無かったが。
 …これまた小径車とは思えない、むしろさっきのマドンとさえいい勝負と思える位の乗り心地に唖然とすらした。まあこのモデルは値段もマドン5シリーズといい勝負だったりするようだが…
 やっぱり世の中金(ryと思いつつ、次は再びDAHONブースに行き、今度はVectorというオレンジが眩しいモデルに乗車。
 これも前日のモデル同様、折り畳みながらガッチリした作りで、こんなのが気軽に持ち運べて旅先でチョロっと乗れるんだよなあ…と思うと余計にこのまま乗って会場を脱出したく…イヤまっとうな手段で購入いたしたいと思った次第である。予算オーバーだけど。

 その後はまた会場内をぶらつき、たまたまステージに来たので、サイクルジャージのコンテストの最終審査会を見た。
 自転車のウェアというのは「服」としては多分特殊な部類に入るんだろうが、他の移動手段と比べ自転車というのは、走っている時の「乗ってる人の姿」というのも結構重要な、車で言えばボディの役割を担っていると言えなくもない。んでもって、ハイスピード故に機能性が第一となるバイクと比べれば、自転車のウェアの方がデザイン、色の面で自由度は高いと。

 ということで、結構インパクトの強いデザインが5種勢ぞろいし、投票などして一番を決めるという話で、何となくステージを見ていたんだが、登場した製作者達も個性豊かで中々面白かった。


 結局、二日通して俺も会場案内ができそうなくらい?歩き尽くしたが、ちょっとダラダラしてしまった感はあるかな。まあチェックすべき自転車はチェックしたし、もらうもんはもらえたので満足だけどね。

 と今年もサイクルモードの話題を引っ張ってしまったが、この次の週はちょっくらエンデューロなんつうものに挑戦してきたので次回その模様を。

サイクルモード戦記2010、1日目の3

2010-11-21 23:04:47 | 自転車
 昼飯を食べる前、アパレルや装備品関連のブースをフラついていたところ、何やらかっちょええサングラスが置いてあるブースを見かけた。

 覗いてみると、ここは恐らく超有名であるパリミキ、正式にはメガネの三城のブースであり、何でもこの度自転車雑誌「CYCLE SPORTS」とコラボってサイクル専用メガネなんつうものを御造りになったという。

 拝見すると、白と赤のツートンカラーという今までに無さそうなカラーリング、ツルが下に折れるという風変わりな構造など、新しいものを創造したろうという意志が感じられて中々面白そうだった。
 他に、耳を塞ぐんでなくこめかみあたりに接触した状態で骨伝導というやり方で音楽が聴けるというイヤホン(という表現でいいのか?)がメガネと一体化しているというものもあった。この辺は以前絹代さんがブログで紹介されてたかな…
 一応自転車に乗りながら音楽が聴けますよーとうたってはいたが、まあ個人的には自転車に乗ってる時はどうだろうな…とは思う。ランニングの時なんかは従来のイヤホンより良さそうだけどね。

 そんな最新テクノロジーを見た後は、飯だ飯だ!ってな具合で、一旦外に出てパスタなんぞを食っていた。


 昼食後は、ひたすらマッタリとブース内を散策。というのも、今回小径車に的を絞った反動であんましロード、MTBを見る気がしなかった上、今年も世の自転車人気を反映してどこのブースも試乗待ちがごった返しており、どーも頑張って乗るような状況ではなかったので…

 で、そのままフラフラと特設ステージにたどり着き、さっきも名前が出た絹代さんと最近自転車界を賑わす美女達の、いわゆるガールズトークなんつうものが繰り広げられるということで、そのヌーボな?トークショーを立ち見した。

 その中の一人、美崎悠さんは以前BSの自転車番組でお見かけしたことがあったのだが、実は175cmの長身であり、それ以上に脚が長い人で、ステージに彼女の自転車が飾られていたんだが、これがまたサドルの高いこと…
 ご本人曰く、「大抵のスポーツなどで、自分に合うモデルが少ない中、自転車は元々男向けがメインなので175cmの規格に合うモデルが多い」との事で、それが良かったと言ってた。

 いや、ぶっちゃけ男でもあれだけ脚の長い人は滅多にいないとおもうけどね…俺なぞ隣に並んだらどんだけ悲惨な画になることか

 もう一人、棚橋麻衣さんはFMラジオのパーソナリティをされたりしてる方で、日本女子体育大学あたりをお出になってるヴァリヴァリの体育会系なんだそうである。
 自転車も結構最近始めたらしいのだが、絹代さんあたりに言わせると上り坂でもガンガンいこうぜらしい。確かにトークを聴いてても元気そうな人だった。

 しかし、それだけの二人をして「ボス」とまで言わしめるのが絹代さんの凄いところで、まあ3ケタkm位はそんなに珍しくもなく走ったりしてるし、自転車に関わってる年季が違うしね…

 そんな三人のガールズトークだったので、並のDJのノンストップミックスもかくやというガソガソトーク?で楽しませて頂いた。

 結論としては、女子がこれだけ元気だと自転車男子?もそうそうヘッポコな調子ではいかんなあという…
 彼女らと比べて互角レベルと言えるのは自転車で走った後の飲み食い位だからなあ…男子スイーツ部とか本当にあったら真っ先に部長候補のエリート街道だぜ


 そうして、地味ーに自転車関連の情報を入手しつつ、土曜日終了。

 俺は家に帰らず、予約してあった船橋のホテルにチェックイン。
 研修施設の、研修生向けの部屋の一部を一般客が泊まれる部屋として用意したという宿で、値段もそこそこだったので全く期待せずに行ったのだが、これがまあ恐ろしく立派なお部屋。
 お陰で、泊りがけで自転車研修にやってきたビジネスマンっぽい気分になって、サウナで汗をかいて(研修もビジネスも関係ねえが)おネンネ。
 研修施設らしく、PCからの印刷サービスも充実しているため、堂々と自転車の試乗誓約書を出力し、部屋で予め必要事項を記入。
 次の日悠々海浜幕張に舞い戻り、今度こそ開店直後の良く回る台もとい自転車に座るベと意気揚々と向かった俺を待っていたのは、開店待ちの?行列だった…

サイクルモード戦記2010、1日目の2

2010-11-14 21:34:02 | 自転車
 実は近々、折り畳み自転車というものを買おうと思っている。
 理由は、短く書くとロードで輪行することに疲れたから

 …まあ、その辺は詳しくは買った時に書くが、ともかくそういう目的意識を持って今回のサイクルモードには挑んだ訳なんよ。

 なんだが、個人的に今本命としているメーカーは東京には出展せず、せぬものはしゃあないので比較も兼ねて他のメーカーの物に乗ろうと、まずはドッペルギャンガーのブースに無料配布のバッグをもらいに行ってきた。

 イヤ、ちゃんと折り畳み自転車には乗ってきたけどね。
 ここでは、待ち時間の少ない「215」という20インチながら前後にサスペンションも付いたMTBモデルを試乗させて頂いた。
 
 ドッペルギャンガーは、お値段そこそこで様々なデザインの自転車を提供している他、ヘルメットやフロントバッグなどのグッズも諸々販売しており、どれも独特なセンスが光る個性的なメーカーなんである。
 で、215の方だが、やはり値段なりの仕事はしてくれる自転車という印象だったな。少なくともそこらのホームセンターとかで売ってるメーカーもよく分からんような物と比べたら(つうかああいう自転車には乗ったことないけど…)全然心配なく乗れる。
 ただ、サイクルモード名物?MTB専用の木製の段差を越える時にちょっとドキドキしたかな。まあ小径車だから段差等によるブレには弱いかも知れん。普通に砂利道を走る位が丁度いいかもね。

 で、ちゃっかり去年に続いての大盤振る舞い、無料ショルダーバッグも頂き、次は今回の折り畳み車系メーカー注目度No.1であるDAHONのブースに行った。

 もうそろそろGIANTとかルイガノ位のメジャーどころと扱って良いだろうか?3万台のリーズナブルなモデルから、折り畳みの枠を超えたスーパーマスィーンまで幅広く世に送り出しているDAHON社。

 今日びブームとなっているロードバイク系メーカーのブース程ではないが、それでもDAHONブースの試乗コーナーには待機中の人たちがワンサカ。
 その中をかき分け、俺は「Dash X20」というモデルを予約した。

 実のところ、俺が欲しい折り畳み自転車というのは、折り畳みでありつつもドロップハンドル若しくはブルホーンと呼ばれるタイプを装備するような、ロードバイクに近いタイプのモデルである。まあハンドルは後から替えることもできるけど。

 でもってそのDashはドロップハンドルをデフォルトで装備した、見るからガンガン走りそうなモデル。値段も折り畳みにしてはかなりなもんだけど…

 ファミレス方式?で、乗りたいバイクの列に名前を書いておき、自分の番が来たので呼ばれ、いざDash。
 乗ってまず驚いた。
 このガッシリとしたハンドルの握り心地、ソリッドな乗り心地、とても20インチの自転車に乗ってる感覚とは思えない…

 つうか、乗りながらフレームとかをチラ見すると、何か接合部の固定レバーがない??
 もしかして俺折り畳みじゃないモデルに乗っちゃった?

 と思いつつも、座って回しても勿論、立ち漕ぎしてもほとんどフラつくという感じがないし、FSAのフロントリングに105+アルテグラという同価格帯の普通のロードバイクに装備されてるような変速機は確実にシフトチェンジしてくださる。
 これで余裕で重量10kg切ってるんだから…まあ…さっきのドッペルちゃんと比べるのは酷だが…


 やっぱり世の中カネが物を言うんだなあ…と若干擦れた感想を抱きつつ、試走完了。

 当然気になったので、スタッフの方に「この自転車ってもしかして折り畳めないやつ?」と聞いてみたところ。

 スタッフの方はトップチューブ、要する自転車のサドル近くのフレームにある六角穴を指差し、「ここを六角レンチで回して折り畳みできるんです」と教えてくれた。
 「奥のブースに畳んだものがありますよ」
 早速ブースに行って見ると、違うモデルだったが畳まれた状態の自転車があり、確かに同じ所でちゃんと折れていた。

 これは、DAHONが開発したLockJaw(ロックジョー)という折り畳み方式で、6mmの六角穴付ボルトを捻って折ったり戻したりが確実にでき、しかも目立たないというものらしい。で、レバー等を使ってないので多分従来の方法よりも軽く作れると。

 おじさん久しぶりに驚かされたぜ…まあこのシステムを使ってるモデルはいい値段がするので、購入候補となるかは微妙だが、値段以上の価値はあると思ったな。


 と最新ぎじゅちゅに男泣き?したところで、他の折り畳み自転車を…と言いたいところだったが、昼になり腹が減っては戦が出来ぬということで一旦外出。ま実は外出前に一つネタを仕入れたんだがこれは次回に回す。

サイクルモード戦記2010、1日目の1

2010-11-07 23:07:31 | 自転車
 むぁちに待った自転車の大展示・試乗会であるサイクルモードがやってきた。
 ちなみに、大友克洋さんのイラストもかっちょええサイクルモードのサイトによると「日本最大級の自転車エンターテインメントショー」らしい。

 今日びは自転車流行りのため、さほど興味ない人もテレ東を初めとしてニュースなどでも話は聞いたかもしれないこのサイクルモード、真の自転車海苔がどうたらと(←既に間違えている)書いているこのヘッポコ大将がチェックしてない訳がないと。

 しかも、今年は思い切って幕張近所に宿まで取って土・日の二日かけて行ってきた次第なんだこれが。


 まー二日あることだし…と土曜の朝は多少余裕こいて、開場の10時を30分以上過ぎて幕張に到着。
 淡々とメッセに着いて、淡々と試乗に関する誓約書を提出し(予めフォーマットをダウソして書いておいた)、淡々と行列に並ぶ。

 …ん?待てよ、もうとっくに開場しているハズなんだが…

 と思ってたら、どうもサイクルモードの隣でWINTER SPORTS FESTAなんつうイベントが11時から開催されてるということらしかった。
 うっ…朝一からまたうっかりをやってしまったかまあウインタースポーツの方も別に興味なくは無かったのだが…つうか今調べたら完全無料で入れたらしいので寄ってみれば良かったかもだ。

 ともあれ、本家?サイクルモードの方は流石にスンナリと入ることができた。

 入ることはね。


 しかし、会場内はもう人がごった返しており、至るところに黒山の人だかりができる超盛況っぷりを見せていた。

 メジャーどころのブースの試乗はもうとっくに大行列ができていたが、俺には今回テーマというものがあった。


 実は、今年中をメドに折り畳み自転車を買うベエと画策しているところなんである。

 きっかけは8月に埼玉方面に自転車修行に行った際の変速機アクシデント
 それでなくとも、普通サイズの自転車は担いで連れて行くのは中々骨の折れる仕事なんである。じゃ連れて行かなきゃいいじゃんなどという横浜弁には耳を貸さない俺であるが。

 もっと快適に、旅先での便利な移動手段である自転車を、リスクを減らして連れて行くにはやっぱしソレ用のもんがいいと思ったのさ。

 という訳で、そうした折り畳み・小径車を得意とするメーカーのブースが集まるところに向かい…

 気がついたら折り畳み車を作ってないブリヂストンのブースでイベントを見ていた俺

 いやイベントを最後まで見るとタオルがもらえるって言われたので…頂く・もらう・タダに滅法弱い俺様はあっさりテーマそっちのけでプレゼンを見ていた。

 これは、ブリジストンの老舗ロードレースチーム「ブリジストンアンカー」の飯島、清水選手達を迎え、「自転車の選び方」をテーマにしたものだった。

 確かに、今年あたりは今だかつてない自転車ブームの中、これから自転車を始めたいという人が多数いそうな状況であり、そうした新規顧客を引き込むのは当然の戦略ではある。
 ただ、どちらかというとヴァリヴァリのロードバイクを扱うアンカーブランドの方のプレゼンだったので、結構初心者素人瞬殺系のバイクが多数紹介されていたかな…もちろん気軽に街乗りできる自転車も紹介してたけどね。


 などと書きつつも、タオルをもらってウハウハの?俺は、ようやっと目当ての小径車めぐりを開始できたって所で一旦切っとくかな!

嵐の?名古屋旅行

2010-10-31 23:27:12 | 自転車
 実はこの土日、車で名古屋に行ってきた。

 なぜ名古屋かっつうと、まあ行ってみたかったからとここでは書いておこう

 前からこの日に宿を取り、名古屋で何を食ったろうか思案していたんだが、週前半にどーーもこの土日、台風が来るらしいということが分かってきて。


 宿は予約したものの、車にせよ新幹線にせよ台風でストップ(車の場合は高速が通行止めになる)したら困るしなあ…と思案していたのだが。

 何事も、タイミングを逃すと中々取り戻せない(時に、二度とね)ということは、最近痛切に感じていることであり、土曜朝思い切って車を出した。
 念のため、後部座席にはシャウラを載せて。


 やはり、出だしからガッツリ雨が降る中、何だかんだで相当久しぶりの東名高速をワイパー全開でひた走る。

 途中、御殿場あたりの山の中で50キロ制限が始まり、この次の段階には行かないでくれよ…と祈りつつ、超それなりの速度で走行。

 太平洋を台風がひた走るというシチュエーションの下、一番その「次の段階」にリーチがかかるのが、静岡市の手前にある由比の辺りの、駿河湾のド真ん前を走る見晴らしのよい区間。
 だが、雨風は相変わらず強いものの、通行止めどころか50キロ制限もかからず、80キロ制限の中無事海の前区間を走りぬけ。

 愛知県に入って程なく、雨が降りしきるなか80キロ制限も終わり、もしかして…?と思ったらバッチリ雨が上がった。

 案ずるより産むが易し、無事台風の左脇をすり抜け、既にアスファルトが乾き始めている名古屋に到着した。

 ホテルに着いてまず聞いたのは、駐車場の場所。
 この日ホテルの駐車場は満杯で、已む無く近くのコインパーキングに停めてきた。まあ24h1,000円だったけど。

 で、次に同じフロントの人に聞いたのは、自転車の置き場所
 まさか同じ客からこの二つがたて続けに来るとは想像しなかったろう…と思いつつも、自転車は屋根のある所に停めさせて頂けることになった。

 ということで、無事チェックインし、次の瞬間には自転車で名古屋の街に飛び出した俺。

 もちろん目的はうまい物である。

 宿のある金山駅周辺から北上し、テレビ塔もあり名古屋随一の通りである久屋大通をひた走…ろうとしたのだが、丁度夕暮れ時だったこともあり、タクシーやら車やら歩行者やら自転車やらが入り乱れ、まあ大変だったこと…
 なもんで久屋大通から脇に逸れ、逸れまくった結果和食麺処 ひらのやに到着。即みそかつ定食をオーダー。
 すると、1,100円という値段でまさかのきしめん付。味もよろしく、フラフラ走ったのも無駄ではなかった…と自分を必死に肯定したのが夕べのことであった。


 今日は朝から自転車に乗り、質素な朝食として大須観音近くのめいふつ 天むすをセレクト。
 つうか多分これは普通昼飯なんだと思うけど…

 実は行列の出来る店だったりするんだが、朝一だったためスンナリ買え、おいしく天むすを食べる場所を探すために自転車を転がすという、どんだけメタボ解消する気満々なんだという走りで名古屋港の方まで行こうと思ったが、アッサリ道中の白鳥(しろとり)庭園で自転車を停め、入園。

 中は良く手入れされており、時代劇のお茶屋さんの如く紅い布を敷いた長椅子に座り、天むすの包みを開けると、中から炊きたてのご飯と、それに蒸された海苔の香りが辺りに広がった。
 普段何気なく食べるおにぎりの香りが、こんなに素晴らしいものだとは…
 青い空も垣間見える空の下、心落ち着く日本庭園を眺めながら食べる天むすは、プリプリとした極上のえび天と絶妙な味のきゃらぶきとの相性も良く、あっという間に5個平らげてしまった。

 その後は庭園の中を散策。たまにはこんな質素で贅沢なひとときも良いなあ…と、食欲が落ち着いた後なので悟ったような心境で滝など眺めていた。

 で、名古屋港どこへやらでサッサと車に戻った俺は、さらにこの後とある自転車屋に寄ったんだが、この話は次の機会にとっておくことにしよう。


 結局、優雅な朝食とは打って変わってマックのドライブスルーで昼飯を買い、アイコンチキンだかをガツガツ食いながら東名高速を突っ走り、夕方に帰宅。


 結局名古屋に行った目的がなんだったのかというのはともかく、結果としてはしっかり名古屋名物でカロリー補給できてしまったという感じである。少なくともこの記事を書いた俺はそう思った。

じゅうじゅちゅ?の3連休、終盤戦

2010-10-24 23:04:07 | 自転車
 やっと3日目ね。

 今月始め、日産スタジアムのサイクルパークフェスティバルでかなりボロボロの成績に終わった俺様。
 そんな俺だが何を隠そう、来月も同様のエンデューロレースにしゅちゅじょうする予定でいる。

 そのレースとは、川崎マリンエンデューロという、アクアラインにも程近い工業地帯で今年初開催されるもの。

 もうそのロケーションで大凡見当はついていたが、コースを見ると成る程稀に見るド平坦なレイアウトであり、走れる人達はみんなで列車(空気抵抗を減らすためかなり近接して縦列で走ること)を組んで時速40km近くで突っ走る高速ステージになることは容易に予想される。

 まあ俺は走れない人東日本代表なんで、いっそのこと分かる人には分かる?ネタとしてマイヨブラン・アポアルージュでも着て行くかなーと思ったりしてるんだが…

 ともあれ時期的にもいい季節だし、せいぜい走りこんでおこうかなと。

 いう思惑もあり、3連休最終日は東京アースライドというイベントに参加した。


 このイベントは、家から自転車でお台場の会場に行き、(自動車の代わりに)自転車に乗ることでどれだけCO2が削減できるかということを通して、エコを実感したれというもの。

 イベント云々を抜きにしても、個人的には東京に行くのは久しぶりであり、前述の大会に向けての走り込みには丁度いいかなということで1国を一路東京へ。

 途中、多摩川で軽い休憩がてらベンチでごろ寝という(軽いか?)植木等さんばりのプレイを挟みつつ、まずは東京タワーのふもとにある芝公園へ。

 説明が前後したが、今回の東京アースライドは最終目的地はお台場潮風公園なのだが、そこに行く前に都内に設けられたチェックポイントでスタンプをもらう必要がある。
 南からお台場に行くには、どのみち一旦都心南部を通らなければならない(自転車でレインボーブリッジを通過できない)ため、芝公園はちょうどよい休憩地点にもなる。
 つってもさっき十二分に休んじゃったからここではゼリー飲料を飲む程度にとどめたけど…都会の中でありながら木々に囲まれた芝公園でスタンプをもらい、次に日比谷公園にあるチェックポイントに。
 スタンプは一つでOKだったが、折角通り道なので立ち寄り、またスタンプをゲト。

 さあ後は目的地まで一本道だ…と走り出し、築地市場の脇を通過するあたりから、段々自転車の数が増えてきた。
 結局、お台場に自転車で向かうにはこの築地→豊洲ルートか、湾岸線沿いのルートの二択になっちゃうからね。


 去年に引き続き、今年もお台場の潮風公園に設けられた会場内は自転車とその持ち主達でごった返していた。

 会場内に設けられたステージでは、これまた去年に引き続き白戸太郎さんと絹代さんがお台場に到着した人を迎えてトークを繰り広げていた。

 俺はというと、ステージを尻目に受付で渡すことになっていたカードをバッチリ紛失。記載事項(走行距離を自動車で走った時のCO2排出量)は前日調べて覚えていたので伝え、何とか完走証を頂けた。

 はっはっはまあ人間一つくらいうっかりはあるよね…なんてうそぶきつつ、ステージに向かおうとすると、ステージ近くは仕切りが設けられ、何でも参加者に先に郵送された手ぬぐいを見せることで、つまり走ってきた人だけが近くに行けるシステムなんだって。

 …はて…

 手ぬぐい…?


 ああ~そういや郵送されてきた案内の中にそんなのが入ってたなあ。ちゃんと自宅のPCデスク上に置いておいたアレだな!


 …本当すいません…

 もはやイベントの趣旨に真っ向勝負を挑むような行為に走っていた俺だが、その割に郵送された封筒は持っていたので、何とか中に入らせて頂くことができた。本当心の広いスタッフの方々には感謝…

 ステージは少し前に浅草キッドの玉袋筋太郎さんが到着し、その後自転車界のご意見番的な方である疋田智さんがステージで色々話をされていた。
 フト俺が入れてもらった仕切りの外側に、ちょっと今日は自転車で来ませんでした的な?方々が多数いるのが気になった。

 一方、ステージの袖ではアースライドのジャージを着た女の子達が出番待ちをしている。

 ああ。そういえば、今回の東京にはアイドリング!!!っちゅうアイドルユニット(くれぐれも検索先をお間違えなきよう…)が登場するってたな。
 合点がいった。
 つまり、サイクリングして来た人がアイドリングする人達の勢いに押しやられないように仕切りを設けたということなんだな。

 後に彼女らのライブが始まった時は、見事その隔離政策のために後方に追いやられつつもアイドリングファンはかなり盛り上がってたしなあ…つうか彼らもアースライドに参加して男を見せて欲しかったもんよ。

 マそんなことを書きつつ、全く男を見せないというか男を下げまくっている俺様は、マンハッタンポーテージという、自転車用メッセンジャーバイクなどのバッグ類のメーカーのブースに立ち寄った。
 そこでは、スタッフ(だという事実は後にブログで知ったんだが)がDJでいい感じの曲を流しているのが気になって寄ってみたんだが、ここでアースライド参加者だけができる抽選会をやっていると聞き、ダメ元でくじを引いた。

 スタッフのおねいさんにくじを開けてもらうと、中に何やら数字が書いてある?

 と次の瞬間鳴り響く鐘の音。
 何なんか当たったの?と状況が読めない俺に、「おめでとうございまーす」と紅いメッセンジャーバッグが差し出された。

 ま、まさか当たるとは…
 こんな所で運を使い果たして帰り死んじゃうんじゃないか?と非常に小者な発想をしつつも、浮かれてシャーベットを買って会場の端のテーブルで一休みとしゃれ込んだ俺。

 バッグをテーブルにドカッと置き、カチカチに凍ったシャーベットを、プラのスプーンでコリコリやっていると、テーブルの向こう側の椅子に誰かが座った。
 イヤ、この時は目はシャーベットに行ってたので顔までは見なかったんだが…
 バッグが邪魔だろうと思い、ソソクサとどかした俺。
 「すんません…」
 「ああお構いなく。」

 で再びシャーベットを…
 イヤ待て!

 思わず加トチャンばりの二度見で確認したが、間違いない。
 テーブルの向こう側に座っているのは、まさに玉袋筋太郎さんその人である。

 「今日はどちらから?」
 変わらずシャーベットをコリコリやっている俺に、タバコをくゆらせつつ玉袋さんが話しかけて来られた。
 まさか向こうから話しかけてきて下さるとは思わなかったが、自分の来た場所の話をし、玉袋さんは帰りは自転車を車に乗せて帰るとのこと等、ちょっとではあるが会話を交わした。

 何というか玉袋さんの気さくさにちょっと感動した俺であったな。

 そんないい一時を過ごしたお台場潮風公園。
 ステージではアイドリングの皆さんが歌を歌いつつ、その遠くでファンの皆さんがノリノリで場を盛り上げつつ、その自転車とあまり関係ない盛り上がり方に周囲のブースの人達が戸惑う中、俺は←こんな感じの顔で一人満足げに会場を後にしたのであった。

 俺は玉袋サンのように用意周到でなかったため、自転車での帰宅だった訳だが、まあ生きて帰って来られたから良しとしよう<とことん小者のアースライドだったという…

じゅうじゅちゅ?の3連休、中盤戦

2010-10-17 22:18:58 | 雑記
 実は三部構成だったという…

 2010年10月10日、10が3つ揃った三つ目の日?
 俺は渋谷のエヌエイチケーという放送局に向かった。

 そこでは去年に引き続き、SAVE THE FUTUREという環境特集番組の関連イベントが開催されていた。

 もちろん、環境と言えばこの俺だろッとばかりに、やはり去年に引き続き現場に生登場される山崎バニラさんを観に行ったという(もはや文章として破綻しているという…)

 渋谷はこの一週前にもチロッと寄ったんであるが、何だかんだで結構久しぶりだったため、まあオヂサン多少キョロキョロしてしまったかも知れんね…
 ラジオで聴いてたので知ってはいたが、HMVが閉店していたり、その他何となく新しい店ができてるようなできていないような(そういや「やんばる」の店舗が整備中だったような)ウラシマ状態の中、エヌエイチケーに。

 今回のSAVE THE FUTUREは「生物多様性」をテーマにしているとのことで、会場内では何とペンギンがヒョコヒョコ歩いていたり、色々な動物を見たり触れたりできるコーナーがあり、お子さん達が楽しそうに遊んでいた。

 さらにウロチョロしているうち、バニラちゃんが出るらしい会場内のステージを見つけ、待っていると先にお笑いステージが開始。
 3組のコンビ芸人が漫才をやっていたのだが、最後がアメリカザリガニだったりして、漫才後のトークショーで生物多様性の話題が振られ、「近年外来種が入ってきたことにより元々いた固有の生き物が危機に遭ったりしてるんですよねー」という流れになってしまい少々気まずそうではあったが…まアメザリの漫才は面白かったし人間の方は多分固有種?だけどね。


 お笑いが終わった後は、いよいよバニラちゃん登場。

 まずは、去年に引き続き「はらぺこあおむし」という絵本を「読み歌い」。
 その次に、やはり生物多様性がらみで、動物にまつわるクイズ。「虎の縞模様はなぜついているか?」とか、改めて聞かれると大人でもうっ…となる問題だったが、このクイズは以前子供番組かなんかでやってたらしく、お子さんがちゃんと答えていた。

 そして。

 実は、今アノみんなのうたで、山崎バニラちゃんの歌う「わらしのうた」という歌が流れている。(流れている。って書きつつ俺はまだNHKで見たことないけど…家の地デジが不調でね)

 ということがあれば、当然生ライブにて披露となる訳だ。
 大正琴をベベンと弾きつつ、何でもカールおじさんのキャラデザインをされたというひこねのりおさんによるアニメの流れる中、そのわらしのうたを熱唱していた。

 ちょっと寂しげではあるが、どことなくノスタルジックな気分に浸れる歌という印象であったな。最近家の周りで夕焼けを見てないなあ…久しぶりに見てみたいなあなんてことを思った?


 そんなノスタルジックな気分に浸ったあとは、もちろん、昼飯

 前日ちゃんとネットで検索していた、ちっちょ極というつけ麺のお店に入店。
 メニューにあったホルモンつけ麺というのが珍しかったので食べてみたが、ホルモンというより牛すじに近いプルプルで、レモンをかける麺もスープも美味しく気に入った。
 個人的には、つけ麺のスープというのは濃く作る必要があるため、ケミカルなもんが入っていると普通のラーメンより良く分かってしまう気がするのだが、ここのはそういう悪いクセもなく、ホルモン抜きでもいけると思ったな。また行きたい。


 と、今回の記事は昼飯を食べたところで終了。まあその後はあっちゃこっちゃに行き、千駄ヶ谷の東京体育館内のジムで一汗かいてきたと、そんなところ…