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みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

佐野を満喫する旅(後)

2011-02-27 23:01:26 | 
 ホテル三吉野別館で爽やかに朝を迎え、夕べ買っておいたのり巻を食らい、チェックアウトした俺を待っていたのは氷が張り付いた車と軽く凍結した駐車場。

 多少ビビリながらも、荷物を積み込みホテルを出た俺が向かったのは、北。


 まず、今回のホテル三吉野では佐野プレミアムアウトレットのクーポン券付宿泊プランというものを予約していた。
 まあ、元々は前日筑波山に登り、佐野で一泊した後プレミアムアウトレットで買い物をするというプランを脳内で描いていたんだが、結局楽ーな方の半分だけ実現という有様ではあった。

 しかし、このプレミアムアウトレットが開くのは朝10時。流石にそんなに遅くまでダラダラと寝ている場合ではないので(俺は大抵旅先の宿だと6~7時には目が覚めてしまうんだが、他の人はどうだろう?)、どっか行くところはねーかなーという事で、前の晩に鯉の洗いをパクつきながら、ホテルのロビーにあった佐野の観光地図をつらつら眺めていた。

 そこで俺は、宇津野洞窟というものの存在を知った。


 実は結構洞窟好きな俺様、面白そうだし無料だし(この辺がポイントだな多分)、距離もそれ程離れてないので時間つぶしには丁度いいかな?と軽ーい気持ちで現地に向かったのであるが。

 前日の雨からうって変わって、爽やかな晴天の中、現地近くに車で行ってみると道路が軽く凍結。
 うっ…思いっきり夏タイヤなのでチュルッと行かなければ良いが…と思いつつ、洞窟の入り口に来てみるとオープンの9時ちょっと前だったので、通行止めのバリケードが置いてあった。

 すると、その道の脇にいたおばさんがこちらに向かってきて、「洞窟に行くの?」というようなジェスチャーを見せたので、うなずくとバリケードを動かすようなそぶりを見せた。
 そこで、俺は一度車を降りてバリケードを動かすのを手伝ったんだが…
 実は、どうもこのおばさんはただの「第1町人」かと思いきや洞窟の管理をされている方で、駐車場に車を停めた俺を洞窟まで案内してくれた。

 そして、宇津野洞窟の入り口の門が開かれ、灯りが灯され「どうぞ」ってなことでソソクサと中に入らせて頂いた。

 中は、想像していたよりは小ぢんまりとしていたが、ところどころ狭い場所があり、しゃがまないと通れない所もあったりでちょっとした探検気分は味わえた。
 何でもおばさんの話によるとたまに写真やテレビの撮影なんかで使われるんだとか。確かにこういう天然の洞窟って人工では中々リアルに作れないだろうしね。


 その後、まだ雪の残る小道を登り、洞窟の真上にある展望台から景色を眺めたりして、時間も十分つぶせたのでイザ帰るベ…と駐車場に戻ったんだが、ここで一つ問題が。

 駐車場がバッチリ凍結しちゃってるんだこれがまた…
 先におばさんに誘導されるまま入った瞬間、そこそこの広さの駐車場がほとんど雪に覆われていてあっちゃー…と思ったものの、おばさんは何かを「前の日まいておいた」から大丈夫、というようなことを言っていたので、まあ凍結防止剤でもまいてあれば多少は違うかな…と車を動かし切り返そうとしたが。


 バックに入れた途端思いっきり後輪が空回り…

 一度車を降りて後輪のあたりを見てみると、アスファルトは数ミリ~1センチくらい氷に覆われており、おばさんが何をまいたのか分からんが結構まずいなこりゃあ…と思っていると。

 そのおばさんが満を持して?近所のおばさん仲間達と数人で登場。
 ワイワイガヤガヤやりながら、俺に気づくと色々話しかけて下さり、少々焦り気味の俺はとりあえず受け答えした。
 その後、俺がもう一回氷上からの脱出を試みていると、おばさん二人がこちらに来て、手伝ってもらえるとの事。
 いよいよ切羽詰ってきたので、二人に車の前を押してもらい、何回かバックを試みて何度目かでどうにか動かすことができた。


 正直肝を冷やしたが、とりあえずおばさん達にお礼を言い、一路プレミアムアウトレットへ。


 現地到着時は既に10時半を回っており、沢山の車が押し寄せる中マイカーも駐車場に滑り込み、イザお買い物へ。

 前述の、ホテルでもらったクーポンをフル活用しようと思ったが、これは大抵の店がン千円以上とか1万以上とか買わないとイケンという厳しいもので、それ程買うつもりのない俺の手には余るものだったな…

 結局まともに買ったのはフォションのお茶+ジャム、それとアンダーアーマーのシャツくらいなもんだった。アウトドア系のブランドで冬山用のジャケットとかスキーウェアを探してみたが、これはという物がなかったなあ。


 ともあれ、佐野はまた機会を作って行ってみたいところだな。次回はちゃんとカロリーを消費してからイタリアンに挑むとしよう…

佐野を満喫する旅(前)

2011-02-20 22:25:29 | 
 こないだの3連休、元々は筑波山に行こうと思っていた。

 前々から書いているが、夏に富士山登頂を果たしたいという野望を持ちながらも、現時点で靴を買っただけという停滞どころか一歩も進んでない状況を打破するため、ちょっと冒険かも知れないが一発登ってみようと思ってね。


 もちろん、山に登った後の栄養補給としてラーメンの美味い佐野に宿を取り、アフターケアも万全(ここまでツッコミ禁止)の体勢を築き、イザ連休初日。


 


 ○| ̄|_

 ま、まさかの雪とは…
 筑波山には車で行く予定だったため、というかタダでさえ本格登山は初めてなのに初っ端が雪山って、ナメた装備で遭難して世間の非難を浴びるという図式ど真ん中じゃねえか…
 出発は次の日であったが、もう行くこと自体がかなり絶望的であったため、とりあえず宿は一旦キャンセルし、この日は前回話題にした折り畳み自転車ケッチ君を、雪が積もる前に何とか取りに行くべく、ボタ雪が降りしきる中気合で車で取りに行ったりはしていた。

 そして、本来朝一で筑波山に出掛けるはずだった連休中日の土曜。

 朝遅くにダラダラと起き出し、外を見るとあれ?
 昨日あれだけ雪が降ってたはずなのに、ほぼ積もってない…

 さらに、丁度朝メールをチェックしたら、予約をしていた宿からのメールで、佐野も路上の積雪はほとんどないという情報が来て。

 昼までウダウダと考えていたが結局、キャンセルした部屋がそのまま残っていたため再度予約し、折角なので宿泊だけでもしに佐野へ行くことにした。


 先に東京都心のなるしまフレンドに車で初来店し、新車用のサイクルメーターなどを購入してから都心を抜け、東北道へ。


 ここまでずっと天気は雨で、やはり案ずるより産むが易しだなぁ~と思いつつ、東北道を北上しつつ佐野に到着。
 ここは雪がちらついていたので多少焦りつつも、無事にホテル三吉野別館に辿り付く事ができた。


 宿に到着後すぐ露天風呂に入り、ちょっとぬる湯でさぶい思いをしつつもサッパリした後は、佐野に来たからにゃぁ…という訳で老舗の中華料理屋である角半に行き、(佐野)ラーメン、餃子、ライスというどうしようもない程度にベタなメニューで舌鼓を打った。ここの料理はこういうシンプルなものでもおいしいので安心である。

 その後、通りすがりのスーパーで鯉の洗いというものを見つけ、物はためし…と夜食の準備も万端で宿に着くと、どこからかピアノの音色が。

 これは、宿に隣接しているイッターリア料理店「PETIT BONHEUR(プチ ボヌール)」が、週末に生ピアノ演奏をやっているということらしく、ついピアノの音色に引き寄せられるように店内へ。

 で、入ったからには当然という訳でワインにモッツァレラチーズなんぞを頼み、ピアノの音色を聴きながらオサレな一時を楽しんだ。
 それにしても、この日は悪天候ということもあったのか分からんが、俺が入店した時点でお客は自分を除きカップル一組だけ。
 その中でピアノを聴きつつ、洒落たつくりの店内でワインを飲むというのは(ちなみに酒はこの日だけ独断で解禁しました)何とも言えない贅沢だなあ…店員も気さくで話も弾み、最後のスープもおいしく、次回は敢えて佐野でイタリアンてのもありかな…その時はせいぜい登山か自転車でカロリー大量消費してガッツリ食うかな…などと考えつつ、店を後にした後はホテルの部屋でハイボール片手に鯉の洗いをちゃんと完食した俺であった。

 もしかしたら、もしかしたらだけど、この日のカロリー総合収支がプラスになってたかも知れない(あくまで可能性だけどネ!)俺様。
 次の日も結局カロリー消費は大したことなかったんだが…長くなっちゃったので珍道中の日曜は次回。

小径車購入への道、後編

2011-02-13 22:53:22 | 自転車
 世間一般には知名度が低い自転車メーカーKHSだが、それでも理解者は確かに存在する。

 今回購入したお店の前に、一軒紹介しておきたいお店がある。

 昨年台風の中名古屋に遊びに行った折、KHSのサイトにあった「パートナーショップ」の一軒、ニコー製作所というお店に立寄った。

 閑静な住宅街の中に佇むこのお店、一見普通の自転車屋かと思ったら中はガッツリ専門店の品揃え。
 でもって、デザインのええ小径車を作ってるBRUNOなどの洒落た自転車達と共に、KHSの自転車も何台か置いてあった。

 そのうちの一台をつらつら眺めていると、お店のおじさんが俺に話しかけてきた。
 折角なので、KHSについて色々聞いてみると、おじさん曰くKHSは作りが頑丈なのが取り得であるとのこと。

 確かに実車を見れば、どっちかというと飾り気のないシンプルな感じである。
 ただ、個人的には変速機がMicroshiftというドマイナーなメーカーなのが気になりはしたのだが…
 ニコーにはこの時シマノの変速機をつけたドロップハンドルのモデルもあったが、流石に名古屋で即買いというのもなあ…と考え買わなかった。

 しかし、この時はもう少し世の中にKHSの自転車は出回ってるものだと思っていたんだが。

 年末年始にかけて何件も回ったが、結局上記ドロップハンドルモデルは見ることが無かったし('10年で終了したらしい)、他のブルホーンのモデルですらほとんど見る機会が無かった。

 恐らくは生産台数自体も少なめなんだろうが、その台数がキッチリ売り切れてしまうというのは、それだけKHSがコアな人気を持っているということなんだろう。
 事実、去年の川崎エンデューロでもKHSのドロップハンドルのモデルに乗ってるおじさんを見かけたりしたし。


 さて、ウダウダ書いたがそういった紆余曲折を経て、最終的に俺が購入を決めたお店。

 そのお店の名前は、オートバイハウスという。

 …まず名前が意外性に富んでるでしょ。ここは元々バイク専門の店だったらしいのだが、店主が自転車にハマってここ十数年はほぼ自転車メイン、それもKHSを主力として営業しているという相当珍しいお店である。

 昨年末に一度行った時、目当ての車種は入荷前だったものの、それほど大きくない店内(失礼)ながら何台もKHS系の自転車が置いてあり、店主も同メーカーにかなり精通していることが会話からも察することが出来、好印象を受けていた。

 その後紆余曲折を経て、というか本当にKHSの自転車を置いてある店が無くて、最後の頼みの綱とばかり再度オートバイハウスに赴いたのが先週のこと。

 すると、そこには俺が喉から手が出る程欲しかったF-20RCの2011年モデルが。

 しかし店主に聞いてみると、どうもこれは既に(というか、店への入荷前から)先客がいたそうでバッチリ売約済みらしい。
 そして、同モデルの次回入荷予定は5月なんだとか。

 うっ…何という品薄状態…

 その代わり、その下位モデルであるF-20Rのクロームシルバー(黒味がかった銀というか素材の色)とピンクが在庫としてあるとのこと。

 ここで俺は大いに悩んだ。

 マ要するに、5月まで待ってRCにするか、目の前のRを購入するか。

 両者は価格の違いとしては2万程度だが、同じなのはフレームくらいで、その他ホイール、ブレーキ、変速機に至るまでほとんどが異なり、というかRCの方が見るからによろしいのよ。後はフロントフォークがRのアルミ製に対しRCはカーボン製だったりと。

 カーボンフォークはともかく、個人的には変速機がRの方だとMicroshiftになること(RCはごく一般的なシマノ)と、後は色。
 本当はRCのマンゴーオレンジとかライムあたりの派手目なのが欲しかったんだが…

 店主の意見としては、そういうのは飽きが来やすい一方、クロムシルバーはシンプル故に飽きがこないということと、MicroshiftはKHSがパーツ売りも始めたらしく相当プッシュしているらしいということだった。


 うーむ…

 折角KHSというメーカーに辿りついたんなら、とことんマイノリティを追求するのも悪くないか?

 と俺は考えを翻し、店主に寄り切られた格好ながら結局F-20Rのクロムシルバーを購入決定。(これでピンクの方を買ったらもっと面白かったか?)


 で。

 この3連休中に自転車を受取り、今日は慣らし運転もしたのだが、感想や今後の展望等は少し後に回すことにする。
 次回は、雪に翻弄されまくった水野の旅行記の方を書く予定である。というのもちょっと面白いエピソードがあったもので…


 そうそう、因みに今回買ったF-20Rの愛称だが、KHS製ということで「けっち」と呼ぶことにする(PHSがピッチだから)。

小径車購入への道、前編

2011-02-06 23:15:36 | 雑記
 突然だが今日自転車を買った。それもバッチリ自分が乗る用のである。

 …普段から乗っている自転車がある男がなぜ?と訝しがる向きもおありだろうが、まあまずは読んでくれ。


 去年の夏、ロードを輪行中に後ろの変速機を壊すというひと夏の経験をした。(んまあこの経験は誰でも一度だけ経験するものなのかどうかは知らんが…)


 それまでも、言わば「普通のサイズ」の自転車であるロードバイクの輪行は何度となくやってきた。それこそ空港に自転車で行って空輸までやったしね。

 しかし、こういうトラブルをやってしまうと、重さはともかくあれだけデカイ物を袋詰めにして、担いで、ペダルなどの突起が体をつついてイテテという思いをやって運ぶというのは、旅先での自転車の快適さを考えても辛いもんがあるなあと、そう考えてしまうもんである。

 それでも、やはり電車・飛行機等+自転車というコンビネーションは非常に有用であり、今後もやっていきたいと…

 そんなことをウダウダと考えた結果、ここは一つコンパクトな折畳み自転車というのを買ってしまおうじゃないかと。


 折りしも、世の中は自転車流行りの中、折畳み自転車の類も質・量ともに数年前と比べてもかなりじゅうじゅちゅしてきている。

 それは逆に言うと、色々あり過ぎて昔のCMであった決定回避の法則発動と相成りそうなところだが、俺は色々調べるうちにあるメーカーにたどり着いた。

 というか、実は去年の東京アースライドというイベントの時に、そのメーカーを知ったのである。


 それは、アメリカの自転車メーカーKHS


 暑いお台場の会場内に設けられたKHSのブースのまん前に試乗車が多数あり、俺はその中のP-20RAというモデルを試乗し、驚いた。

 こ、これは小径車の枠を軽く超えてるぬぁあ~

 後にサイクルモードでDAHONなど他のメーカーを試乗することになるのだが(ちなみにKHSは東京では出展してなかった)、それらを鑑みてもこの自転車はすっげーと思ったよ。
 とにかく低速での安定性と、ちょっと走って段差を超えた時の剛性が普通のロードとほぼ変わらない感触。まあこのモデルは折畳みモデルではなかったんだけど。

 そして、このモデルの他ハイエンドモデルは軒並みブルホーンという、ハンドルの先が前に突き出すというちと特殊な形状。変速機はMicroshiftという相当マイナーなメーカーの物で、変速はそのハンドルの先っぽのレバーをガチガチと回して行う。これが中々新鮮であった。

 とにかくKHSはあらゆるものが新鮮で、一気に興味すぃんすぃんになり、以来このメーカーを色々調べる日々が続いた。

 しかしこのメーカー、少なくとも日本ではかなーーーーーりマイナーなメーカーであり、横浜の小径車専門店GCSでも扱ってない(これはちょっと驚いた)のを始め、本当にそんじょそこらのショップでは影も形も見当たらない。

 去年末から今年はじめにかけ、KHSのサイトにあるKHSを扱ってるショップのリストにある店をとにかく片っ端から当たってみたんだが、売ってても品数が少なかったり、というかKHSの販売に力を入れている所がほとんどなくて本当に難儀した。


 そんな訳でかれこれ半年近く水面下でやってきたKHS探しの旅?が、今日ひとまずの決着がついたんだが、そのショップの話を含め詳細は来週に。

お爺さんとの初対面

2011-01-30 22:19:37 | 雑記
 書くことが無いので、あまり面白くは無いが家の用事の話を書こう。


 この週末は、昨日はお墓の外柵、つまり墓の囲いを直す前段の法要として魂抜きというのを済ませてきた。

 当家のお墓は、俺が生まれた3年後に建立され、以来まあ何つうかそれなりの年月が経ち、墓石は大丈夫なものの外柵の方は酸性雨の影響か?もうボロが出て入り口の石など取れそうな状態になって何年も経っていた。


 それが、昨年末ふとお袋が思い立ち、昔寺から紹介されてた石屋さんに修理を頼もうということになり。

 年末休みの時に石屋さんに車で出向き、そこで実際に使う石を見たりしつつ、その場で契約を成立させたのである。


 今年は、4月にお婆さん(親父の母)の法事があるので、俺としてはまあその時に仕上がってればいいだろ…と思っていたんだが、石屋さんの話によると、3月はお彼岸シーズンのため工事はできないと。
 いうことで石の納期はギリギリになるようだが、何とか2月中に工事を竣工させる必要がある、と言われ。

 さらに、外柵を直すと同時に墓石についても改造をするという(改造つっても墓石がアバンギャルドなデザインになるとかではなく(当たり前)花立てを掘り下げるとかそういうことだけど)こともあったり、墓石の下のお骨を収めるスペースがそろそろ一杯になってきたので広げるという工事もあったりで、墓石自体およびお骨も一旦動かす必要があると。

 そのために魂抜き法要を住職に行ってもらい、即ちちゃんとした手続きを踏んでからやるもんだという説明を石屋さんから受け、お寺に予約を入れ昨日を迎えたと、そういうストーリーもあったにはあった。


 そして話を昨日に戻し。

 今はシーズンオフ?のため、比較的閑散としたお寺に家族で出向き、住職の奥さんに挨拶を済ませた後お墓に行き、そこで石屋さんと合流。
 程なくして、住職も到着して法要が始まった。

 魂抜き自体はそれ程時間はかからず、お経を読んでもらい、お線香を上げてつつがなく終了。


 早速、まずお骨を取り出しお寺の観音堂に一時的に移すということで、蓋を開け、骨壷と対面。

 親父とお婆さんは当然の如く、それぞれを納める時に見ていたのだが、その奥に鎮座していたのが、俺のお爺さんである。


 実は、俺の親父の親父であるお爺さんは、自分が生まれる何年も前にこの世を去っている。
 なので生前の姿は当然見たことがないのだが、この日。
 図らずもお爺さん(の入った骨壷)と初対面と相成った訳である。


 そんな訳で、諸々が終わった後は、お寺でお茶をもらい、住職と歓談などしつつ、中々ありそうでない一時を過ごしたのであった。

 工事は遅くともお彼岸前には終わることになっているので、その時は鼻水垂らしながら新生水野家?のお墓を拝みにいくとしよう。

こんな時代だからこそ…FJクルーザー試乗メモ

2011-01-23 23:27:13 | 
 我が家の愛車クラウン、もう20年以上乗っているのだが、こないだ定期点検を受けるために某トヨタ店に行ってきた。

 入り口で車を預け、点検を待つために店内に入ると、ひときわ大きいボディのそいつが眼の中に飛び込んできた。

FJクルーザーという、昔で言うところのRV、今時の言い方ではSUV(Sport Utility Vehicleの略らしいよ)という要するオフロード志向のゴッツイ車である。


 今や、最も売れている車がプリウスという、エコカー一色のこの時代において、まさかの4リッターエンジン搭載、ゴッツゴツのこの車。
 個人的には大注目のクルマだったりするのである(←ちょっとCGTVのナレーション風?)。

 グローブを着けたままでも操作可能なドアノブ、ツマミ類。
 びちょびちょドロドロになったMTBなども平気で入れられる、撥水機能完備の室内。

 今のエコ全盛の世の中だから余計にか、興味津々で展示車をいじりまわった俺は、流石に購入は出来ないが、一遍乗ってみたいと思った。


 そして、昨日思い立って池袋のアムラックス東京という場所に行ってきた。

 アムラックスは、ビル一つ丸々トヨタのショールームといった場所で(デカイ会社は違うよね~)、上から下までしこたまトヨタ車が展示され、その他色々なアトラクション等もあり、大人子供問わず楽しめる施設。

 で、ここには昔っからタイムレンタカーと称する、1時間程度の短時間ながらトヨタの新車などを試しに乗れるシステムがある。

 ケータイでちょろっと調べたらFJもあるようだったので、朝イチで借りるべくアムラックスの開店を待ち、とっととB2のレンタカー受付へ。

 すると、FJクルーザーはあったのだが、これがまさかの無料

 な、なんてえ太っ腹…

 その分時間は45分ということだったが、ちゃんと保険も入っているということだったので(タダでね)僕ちゃん安心して手続きを済ませたさ。


 さて、ここで断っておくと、その僕ちゃんは自動車については(も?)ド素人であり、気の利いたレビューを期待してここに来られた方がいたら申し訳ないんだが…

 用意された黒のFJの前に立つと、改めてデカイ。
 恐らく納車されて間もないため、傷一つないボディのチェックを済ませ、運転席に乗り込むとやはりその大きさに圧倒される…

 まあ無理もない、俺がいつも乗ってるクラウンが車幅169cm。ソレに対してこの車は約190cmだからして、20cmの差は果てしなく?でかいよ。

 故にビビリながらアムラックスの駐車場を出、思いつきで皇居に向かいクルージング開始。

 まあとにかくパワーがある。総重量にして2tを超えるボディがこれだけ加速するってのは…豪快そのもの。音もそれ程大きくないしね。

 
 チロッと踏むとあっという間に50km/hまで行くから…一度サーキットとかで0-100どれくらいで行くのか試してみたいもんよ。

 ものゴッツイシフトレバーを操り、エンジンブレーキなど試しながら東京ドーム前を抜け、神保町までドライブ。
 しかし、45分の制約があるため、ここで敢え無く引き返して池袋に戻ることにした。

 で、何とか返却時間ギリギリにアムラックスに着いた、と思ったら、ナビされた道だと右折入庫になってしまい、レンタカーからは右折NGと言われていたため仕方なく周辺をグルグル回り、やっと左折入庫した時には8分オーバーしてしまった…

 お情けで延滞料金は取られずに済んだので、その点では良かったんだけどね。

 ともあれ、こんな車があったらスキーもそうだし、MTBやシクロクロスの大会に参加するにも強力な相棒になりそうだよなあ…と思いつつも、このサイズの車は到底うちの車庫には入りそうもないし、それ以上におきゃねの問題がね…と厳しい現実があるためオーナーになるのは夢のまた夢。

 でも、買うのは無理でも俺はこんな世の中だからこそ、こういう遊び心を刺激する車の存在は応援したいと思う。

 「遊び」を忘れた大人たちへ、FJクルーザー。
 「遊び」しか知らない俺も応援するぜ!(^^;;b

ではここで2011年の抱負なんつうものを

2011-01-16 22:13:42 | 雑記
 べ、別に書くことが無くなったからじゃないんだからね!

 とツンデレ風に事情を暴露しつつ、ちょっと書いてみようと思う。


 まず、前々から身の回りの人間には吹聴しているのだが、今年は山登りにトゥライしるつもりである。
 山登りと言えば、当然というのか、ゆくゆくは富士山に登るというのがひとまずの最終目標である。

 そのための準備として、去年に多分トレッキングシューズであろう靴を購入した。
 イヤ、なんで「多分~だろう」なのかというとだ。
 山に登るというのは当然足を使う行為であり、尚且つ普段の靴では到底対応できず、しかもその靴は本番までに相当履き慣らしておかねばならない。
 そう考え、装備品としては何よりまず靴を、それも選りすぐって自分が納得のいく品質のものを買ったるぜ!と意気込み、そらもうそこかしこのスポーツ用品店、アウトドア専門店、勿論モンベルにも脚を運んださ。

 そして検討に検討を重ねた結果。
 某スポーツ用品店で叩き売りされてた、型番とかはよく分からんがちゃんとしてそうなミドルカットの靴を購入。
 理由は安かったから

 …勿論試し履きして、夜の時間帯でビッタリフィットしたから丁度良いだろう(夜が一番足が大きくなる時間帯らしいからね)という判断もやってはいるが、我ながら貧乏育ちが出まくってるなあ~という靴選びの顛末ではあった。

 そんなこんなで靴を買ってから、もうガンガン山を歩きまくっている…のかというとこれがからっきしであり、いい加減手ごろな山道を歩きに行ってくるかな~と思っているところではある。


 で、その富士山頂を目指すための体力、とりわけ「登り力」強化の一環として、久しぶりに富士ヒルクライムに挑戦したろうかという考えもある。
 ただこちらは、超人気の大会にして、先着だか抽選だか分からんがやろうと思ってアッサリ申し込みができる訳ではないので、まあエントリーできたらという条件付ではあるけどね。


 次に、某資格試験に合格する。
 …これは、まあアレだ、去年受けて撃沈したアノ試験。
 残した科目がかなりの難関かつ勉強時間を必要とするため、こちらも順次勉強を再開したいところではあるんだけどね…
 ちょうど?ぼちぼち花粉症の季節がやってくるので、出不精になる一方で勉強の機会を増やすという策もありえるかな。


 と、ささやか?ながら上記の如き抱負というか目標というものを掲げてみた。
 まあ、本当はこういった行動よりもっとこう、結こ…結構毛だらけ猫灰だらけなことに対する努力というものをしなければならないんだろうが(なんのこっちゃ)、そっちの方はまあボチボチとね…やるのかやらないのか…

2011年走り初めの旅

2011-01-10 23:24:55 | 自転車
 もうアッちゅう間に世間は通常営業となり、俺はと言うといきなり深残で納豆巻をかじりつつ終バスに乗るという感じだったりした先週だったんだが…

 話は少し遡り、まだ俺が平和だったころ!?正月休みの話題を書こうと思う。


 まず元日は、ここ何年か行われている学生時代の同級生達との新年会。
 何はともあれジーミソも半ばになってくると、みんなで集まる機会というのが元日くらいしかないんだが、ここで問題になるのが飲む場所である。
 流石に、元日ともなると営業している居酒屋は少数になってくる。
 今までは横浜駅西口の某隠れ家系居酒屋で飲んでいたのだが、今年は友人の提案により「飲み食べ放題」をやるということで、京浜東北線石川町駅から徒歩0分(マジ1分切ってる)の甘太郎にて豚しゃぶを食いまくってきた。

 こうして、楽しくキャロリーをガッツリ稼いだ分は、正月休みのうちに消費するに限る。

 というストーリーがありつつ?3日に俺は相棒シャウラと共に北に向かった。


 今回のツーリング、実は新アイテムを導入した。
 元旦に某カメラ屋の福袋で買ったポータブルカーナビがそれである。

 本当はS社製の、自転車用のアタッチメントがありサイクルメーター(距離計、速度計)の機能も有するモデルが欲しいと思っていたのだが、何となく買うタイミングを逃し続け、そんな中福袋にこのナビを見つけ、いいきっかけなんで買ってしまうかと購入した次第である。


 だが、あまり電池が持たないため(これは通常車で使うことを前提にしてるんだろうから或る程度仕方ないことだが…)近所では使わず、道をよく知ってる秋葉原という所まではとりあえずナビなしで行った。

 途中、都心にそびえる愛宕山の愛宕神社にておみくじを引いたり、甘酒で栄養補給しつつ秋葉原に到着。
 盆暮れ正月全く関係ない感じのAKBで昼飯を食い、ウロチョロして小物を買った後いよいよカーナビ発動。
 イヤホンを繋ぎ、左耳で音声を聴けるようにして目的地をセット。
 目的地は、あらかじめ予約していた埼玉県は蕨といううまそうな?街のビジネスホテルである。

 秋葉原からだと、国道17号をひたすら北上か…と思っていたら、突然細い道をナビしたりして、一応抜け道なども考慮したルートになってるようである。
 しかし、ポータブルナビの宿命なのか、止まっていても自車位置が勝手にずれて「ルートから外れました」を連呼されたりして難儀したりもするという、まあお値段なりのナビと悪戦苦闘しつつ、夕方なんとかホテルに到着。
 まずは蕨名物?餃子の王将で餃子食いつつビールをプハッとやり、ダラダラと夜を過ごし、アッサリ電池表示が残り1本となったナビを充電しつつとっとと寝た。

 次の日、再びポータブルナビの電源を入れ、蕨から今度は西新井大師に向かった。

 西新井大師は、実はお袋のお姉さん、つまり伯母が昔から近所に住んでいることもあり、ガキの頃何回か行ったことがある場所。
 今回思い立って初詣にいってみんべーということになったのである。

 とはいえ何分ガキの頃のお話なのであまり西新井大師の記憶は無いのだが、ナビのお陰でなんなく現地に到着し、自転車を停めてビシっと参拝。
 ここでもまた甘酒を頂き、なぜか横手焼きそばとかシロコロホルモンというB-1常連メニューの屋台が並ぶ境内をうろついて過ごした。
 ここだけの話、俺はあんまり屋台というか出店で物を買うことはないんだが(上記の甘酒はまあ例外ということで…)、でも屋台のずらっと並んだ風景は子供の頃の夏祭りの記憶が蘇るようで嫌いじゃない。


 その後、ちょっと東よりに南下し、道中にあった更科という蕎麦屋で鯖味噌+掛けそばというセットを頂いた。
 ここは、地味ながらそばも鯖も割りとおいしく、自分が入った後に仕事始めらしいスーツ姿のおじさん達(もしかしたら重役なのかも?)が何人も入ってきていたから、地元では人気の店なんだろう。気軽にそばを食べるにはいい店だと思った。電車だと南千住駅が近いらしいよ。


 そうして昼飯を食べた後、するべきことと言えば…

 当然食後のデザートだよね。

 この近所だと、隅田川のほとり、言問団子という老舗があり、俺は何年か前に行った記憶に基づきチョロっと脚を伸ばした。

 …と、軽く到着するつもりがどうも場所がうろ覚えすぎて中々たどり着けず…ちなみにナビは電池の容量が少なかったのでOFFにしていた。
 グルグル回りまわってようやっと辿りついたお店は、13時という昼飯時にも関わらずお団子目当てのおばさんたちが沢山いらっしゃり、俺はそんな中男一人でモグモグ団子を食べた。
 ここの団子は、きめの細かい餡とモチモチした団子の組合せが絶品であり、墨田川の花見やスカイツリー見学に行かれるような時は是非行って食べてみることをお奨めしたい。

 んでもって、団子を食べた後はテレビでも良く出てくる、スカイツリーが川面に映るスポットでベタながら写真を撮ったりした後、チャッチャと帰宅した。


 そんな訳で、今年も自転車を転がして爽やかにカロリーを消費し、間髪入れずに即倍返しという素敵極まりない自転車ツーリングで幕を開けたのである。
 

年末ママチャリツーリング

2011-01-02 23:38:25 | 自転車
 当ブログをご覧の皆様、遅ればせながら明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします。


 という訳で。
 早速前回の話題の顛末の方を。

 とある大型スーパー(というか、某ハイパーマーケット並に色々売っている店)に自転車屋さんが入っており、一見こないだ行ったホームセンターみたいな厳しい品揃えなのか?と思うとこれが全然違う。

 まず、国産のママチャリメーカー(敢えてこう書く)であるブリヂストン、ミヤタ丸石の三社のモデルがちゃんと揃っている。

 そして、廉価なMTB、ロードなども売っているのだが、それ以上に目を引いたのが、メンテ用品など周辺グッズの品揃え。
 これが、いいとこの自転車専門店と同じようなものがバッチリ揃っているのだ。
 尤も、この店の展示車の大半を占めるママチャリにフィニッシュライン辺りの高級オイル類が必要なのかどうかは分からんけど…

 ともあれ、少なくとも某ホームセンターよりは話になるだろうと、去年の12月29日にお袋を連れて行き、店員に聞きつつあれでもないこれでもないとママチャリを物色。

 結果、ブリヂストン社製のBRIDというシリーズの24インチのモデルを買うことにした。
 理由は、お袋が背が低いため26インチではちょっと高さ的に辛いということ、一方このモデルはフレームが低い位置にあるためまたぎ易く乗り易いということ。

 やはり、幾つかのモデルがあって、乗り比べて納得して買うということが出来るというのは基本であるね。

 で、買った自転車は当然家まで運ばなければならない。
 そこで、後日俺が乗って帰ることにした。

 次の日早速都合がついたので、電車を乗り継ぎスーパーに行き、サドルの高さ等を調整してもらった自転車の現物と、年末特典?のカレンダーを引き取り、1階のパン屋で栄養補給を済ませ(これは余計だったか…)久しぶりのママチャリツーリング開始。

 …き、厳しい…

 お袋のポジションをマジックでマークしておき、サドルを目一杯上げて乗ったんだが、それでもサドルが低すぎて…
 そんでもって、フラットハンドルかドロップで慣れた俺には、手前に曲がるママチャリハンドルはふらついて操作が難しい、というかママチャリ乗ってる人達はすげーな…と思うくらい、ママチャリのポジションは体にきつかった。

 大体3、40分のサイクリングだったんだが、サドルが低く膝が曲がった体勢で漕ぎ続けたせいか膝も鈍い痛みが出つつ、いつもより遥かに体を酷使した気がしたな…


 そんなことがありつつも、無事購入した自転車は早速お袋が快適に乗っており、まあメデタシメデタシではある。
 後は、自分の折畳み自転車の方を買うだけだな。


 と、その前に口直し?脚直し?にいつものシャウラ君と明日からツーリングに行く予定だけどね。

年末自転車屋めぐり

2010-12-26 23:56:36 | 自転車
 一応このブログ、自転車の話題を中心にしてお送りしているつもりであるが。

 今回の「自転車」は、いままでとはチト毛色が違うんだな。

 マ要するに、所謂「ママチャリ」というのが今回は主役だったりするのである。


 お袋の乗っている自転車が、ここんとことみに調子が悪くなってきたという話を始めに聞かされたのが今月はじめくらい。

 もう何年も前から3段変速がバカになってたり、ブレーキレバーが途中で折れてたりとボロは出てきてたんだが、最近タイヤの空気を入れてもすぐ抜けてしまうんだとか。
 普通のママチャリ用である英式バルブなんで、虫ゴムでも取り替えればすぐ抜けるのは解消されるかも知れないが、もう車全体にガタが来てる訳だし、いっそ買い換えちまった方がいいかぁ~ってことになったんだが。

 まず検討したのが、電動アシスト付にするか否かという点。

 勿論、電動の方が値段は張るが、そこはまあ俺が金は出すから心配するなと。
 いうのはいいが、電動にしたとしてじゃあそれでママチャリと比べどれだけメリットがあるか?
 普通に考えればもっと遠くのスーパーに行ける、坂のある道でも苦も無く走れる、となるんだが、如何せんもうとっくに還暦を過ぎたお袋のこと、電動アシストがついたからとてそうホイホイと遠くのスーパーにまで行きゃあせんと。

 まして、現状お袋が良くバスで行く、家から2番目に近いスーパーは、そこそこ車通りのある坂道(家→スーパーは下りだが、帰りは勿論上りになる)で、なまじっか電動アシストで行動範囲が広がった所でかえって危険を招いてしまっては本末転倒であろうという話になり、やっぱりママチャリを買うことにした。


 さて困った。

 自慢じゃないがこの俺様、生まれてこの方真面目にママチャリの購入を検討するなんて経験は皆無だったからね…
 とりあえず、こないだのサイクルモードでたまたまもらってきた天下のブリヂストン殿のカタログを見ながらアアデモナイコウデモナイと検討。

 で、こないだの天皇誕生日、家の用事のついでで自転車専門店、ホームセンターの2軒にお袋を連れて行った。

 まず、1軒目の専門店。
 まあ専門店と一口に言っても、いきなし何十万のロードバイクがひしめく初心者素人瞬殺のお店もあるが、ここはもうちょっと俺のような初心者に優しい!?ママチャリ、電動アシスト自転車も扱いつつ、今流行りのクロスバイクや10万前後の入門者用ロードバイク等もあるよっつう感じのところ。

 ここでまず目に付いたのが、パナソニックの電動アシスト自転車。
 そのうちのリチウムviviDXというモデルの「チョコブラウン」という色がとても良いとお袋がのたまってた。確かに、チャチな感じが全くしない、大人なカラーリングである。
 で、このモデルは、大容量のリチウムイオン電池搭載で30km位は走れてしまうという優れもので、今売れ線なんだそうである。
 正直、今までの電動アシストのイメージを覆すデザイン(と色)で俺が欲しくなった位だが、これ以上俺が楽してもしょうがないので、ママチャリを見せてもらうことに。

 が、ここで売ってる王道デザインのママチャリは、分かりやすい安物というか、近年の日本の安全基準であるBAAも須らくついておらず、重量も重くとてもお袋にお勧めできるものではなかった…

 ちょっと値段のいいものだとBAA付のもあるが、それらはフラットハンドルだったり(お袋は一般的なママチャリの手前に曲がったハンドル所望なんである)、後ろに荷台がついてなかったり(いちいち後からつけるのもかったるいしね)と形がお袋の希望にそぐわない。

 結局、見るだけ見て得たものは最近の電動アシスト自転車は一味違うという勉強だけで、次のホームセンターに移動した。


 ホームセンターの方は、電動アシスト自転車以外はそこの自社ブランドの製品ばっかりが並んでいて、正直比較検討が出来ないというだけでかなりゲンナリした。
 やっぱりというか、BAAマークもついてないので、ここのも購入検討する気にはならんかった。ただこの1万円台前半あたりのママチャリにも、ハブダイナモのオートライトがついてたのは感心したが…


 そんなこんなで、ママチャリを選ぶというのは中々大変であるという事実を知ったところで、今年の更新はこれが最後か?或いはこの話題に進展があれば今年中にもう一発書くかも知れない。