みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

俺の夏至’09

2009-06-28 23:52:33 | 雑記
 今週も日曜の夜、締め切りギリギリ?の更新。チェックされてる方は誠にご苦労様。


 先週の日曜は夏至だった。
 毎年、夏至の日は夏至の話題を送るような送らないような当ブログも、今年は1週間遅れでうpすることとなった。


 近年、夏至の日というとなぜかやたらとエコがどうのという話が取り沙汰される。
 で、NHKでも何やらエコを冠したイベントがあるということで、渋谷くんだりの放送センターまで行ってみることにした。

 …えーもちろんエコに興味があるとかそういう動機で無いのは、読んでいってもらっても分かると思うが。


 梅雨時の生憎の雨の中、渋谷からテレテレ歩いて放送センターに到着。
 時間が押し迫っていたので、傘の水を振り落とし早々に放送センター内の特設会場2Fに向かった。
 夜の森をイメージしているのだろうか、床から天井まで真っ黒くろすけの通路を抜けると、急に明るく天井の高い空間が広がる。

 そこは、飛び出す絵本の森の風景をそのまま等身大?に大きくしたステージ。
 もちろん、ステージ前では親子連れがワイワイ戯れる、俺には場違いな別世界が広がっていた。


 NHKで金曜昼の番組のレギュラーも務めており、何かとNHK繋がりの強い山崎バニラさん。
 今回、このステージで絵本の朗読をやるということで、まーそう生で拝見できる機会も無いし…と行ってみたのである。

 実は今回バニラさん、相手は絵本なのだが、「読んで」ではなく「歌って」聴かせるということをやっておられた。

 絵本のタイトルは「はらぺこあおむし」。知っている方はいるだろうか?何となく俺も読んだことがあるような気がする。

 詳細は割愛するが、楽しく読んでいるうちに数の数え方、曜日なども学べてしまうという、かなり凝縮された一冊。実は外国語の教材としてもいいのかも?
 絵柄もマンガっぽ過ぎないし、30年を超えるベストセラーというのも分かる気がする。

 そして、バニラさんの歌い語り(でいいのか?)も、感情のこもった言わばミュージカル的な感じで子供の情操教育によろしそうで適役ッと思った。

 (自分の歳はこの際無視して)たまにはこういうホノボノもいいもんだ。


 で、その後は隣のスタジオパークという有料エリアに入り、例の愛一文字の兜だのをデジカメで撮ってみたり、その大河ドラマ「天地人」のセットらしい施設を見たり、はたまたNHKの歴史的なものを見たりと妙にNHKづいた午前となった。

 結局、もう一回あったバニラさんの歌い語りを鑑賞しつつも本人とは挨拶できなかったが、ともかくNHKを出た。
 で、渋谷に来たからにゃ…とDMR(Dance Music Record)というお店でレコードなどを購入。

 そして、東京に来たからにゃ…と芋づる式に?秋葉原に行き、そこでなぜか自転車の速度計を購入とエコなのか何なのか分からん状態でズルズル過ごした。


 そんなズルズルはさておき、毎年夏至の日にはキャンドルナイトというイベントが行われている。

 夏至の夜に電気を消し、ロウソクの光で過ごしてみようという試みであり、もう何年も前からやっている。

 俺も当ブログを始めた年から知ってはいたのだが、ここ何年かはアパート暮らしであまり火が使えないという事情もありやってなかった。

 今年は実家にいたため、ゆっくりと…といいたい所だが、ここの執筆活動(笑)とかで色々ヴァタヴァタとした夜を過ごしていた。


 しかーし。

 そういうアクセクした時こそ、一度気持ちをリセットするために。

 昔北海道で買ってきたラベンダーろうそくを仏壇の下の引き出しから一本取り出し、部屋の明かりを消し、ZIMNOというZIMAの低アルコール版を片手に、ロウソクに火をつけた。


 普段見慣れた部屋の中が、闇に包まれて何故か見知らぬ空間のように感じられ。
 ここ何年かはキャンプすらやっていないので忘れかけていたが、闇につつまれることで、そしてロウソクの光が照らすことで見えてくる「世界」というものが、確かにある。

 PCで(この辺エコでないんだが…)かけていたジャズも、闇の中で聴くことでいつもと違った感じで聞こえてくる。
 メロディや歌詞がいつもより心の中に入っていくような感じ。

 こうして、部屋の片隅で、ロウソクの暖かい光だけで過ごすことで、どこか浮ついた心をリセットすることが出来る気がした。夏至に限らずまたそのうちやってみるかな。


 または、久しぶりに満天の星空というやつも見に行きたいか。


 とまあにわかにいい人っぽくなってきた俺だが、そんなエコ派気取りをやっている間も無くこの週末は部屋に色んな物が導入されたのである。その辺の話はやっぱり次週だな。日曜夜になるかは神のみぞ知る。

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