「和田宿~唐沢一里塚~男女倉口」
みやの奥さんから本日の行程について,唐沢の一里塚を見て行く事を薦められる。
両側に残っている一里塚でそれは見所があるとの事、そんな事なら雨でも是非立ち寄りたい。今日のスタートである男女倉の入口から少し前の所らしい。
出発前に奥さんから聞いてみやのご主人が巡回バスの時刻と一里塚への道を詳しく教えてくださいました。良く知り抜いておられる地元ならではの情報に感謝して素敵なご夫妻と宿をでる。
長久保の停留所には大勢の方がそれぞれのバスを待っていました。
上田行きのバスが先にでます、お名残惜しい気持ちでご夫妻とお別れします
本当に旅は出会いと別れの連続です。
宿からの巡回バスを降りる時乗り継ぎのチケットを頂きました。
男女倉方面のバスに乗り込み、みや之ご主人に教わったとおり唐沢の一里塚に行きたいと告げます。でもこの運転手さん唐沢は知っているけど一里塚の事は詳しくはご存知無かったようです。でも優しい運転手さんでした。
唐沢集落の真ん中で「ここが唐沢だけど?ここしか無いんですよね」とりあえず唐沢に着けば何処かに目印があるだろうからお礼を言っております。なんと乗り継ぎのチケットを見せると料金は入らないとの事。合わせて40分以上も乗って100円なんて住民でもないのに申し訳ありませんでした。
さて感を頼りに歩く、雨は降っているがひどい雨ではなかった。
幹線道路142号線にでて,少しのぼり坂を歩きます。左手に標識があり直ぐ解りました。
うれしくて階段を登ります、あったありましたよ奇麗に両側に二つ!
フット先を見ると道がある?んんんなんだ?道?両側にあるという事はこの道を向こうから歩いてくるに違いないハテ?やっぱり行ってみよう。
往復をする事を覚悟で戻る形で歩きます。うんんん良い道,まさに中山道!でもどこまで?もう少し?本当にだいじょうぶかな?自問時等しながら進みます。
20分ほど歩いた時、あった!ありました。142号線が下に見えます。
その向かい側に「唐沢入口」のバス停が・・・ここで降りれば良かったんですね,
そして,この入口から歩いて行けば良かったんですよ・・・ああ良かった。
なんだか胸のつかえが降りたように、同じ道を戻ることは何の苦にもなりませんでした。
改めて両側の一里塚を堪能して「中山道」進みます。