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2013年10月17日 再スタート4日目 中山道「「下諏訪~洗馬」 33629歩  20.9kPart2

2013年11月20日 | 中山道

下諏訪宿~関谷宿~塩尻峠

万治の石仏を出てホテルに向かいます。

すでに8時を過ぎていました、今日も先へ歩かなくてはいけないのです。

秋宮を出ると、参道途中にあり室町時代建立された太鼓橋別名下馬橋と呼ばれているとか。

いかなる身分に拘らず馬から下りて渡らなければならない橋です。

下社では最も古い建物で遷座祭の際、神輿はこの橋を渡ります。

 急いでホテルに戻り、9時に街道歩き再開です。
歩き始めて10分程で魁塚ですがゆっくりしている時間はありませんでした。
町中の街道は解りづらく、標識を見つけては歩きますがまたまた標識が見当たらなくなりました。
30分程歩きGSに立ち寄り相変わらず方向音痴の私は手持ちの地図をさして「私はどこでしょう?」
事務員さんは優しく美人でした。
道を聞くついでにトイレをお借りしているところへ携帯が鳴ります。
 
実は前夜、塩尻観光案内所にメールで宿に着いてお尋ねをしていたのです。
急な事なので携帯の番号もお知らせしておきました。
何とご親切にも、男性の方がメールを見ましたとお電話をくださったのです。
 
下諏訪から歩いて塩尻に宿泊するのはチョット早すぎると思いました。
そこで塩尻の先にある洗馬の宿について質問をしました。
今日で明日の話です、私も途中でwifiが作動するかどうか不安でしたので電話でご連絡が頂ければと思ったのです。
係の男性はあの近辺には一件しか民宿が無いとの事でした。
もし良かったら案内所は駅の隣なので立ち寄ってみては?とのこと。
番号をお聞きして、とりあえず塩尻まで歩く事にしてその後ご連絡をしたい旨お伝えしました。
 
時間はあっという間です,すでに10時を過ぎています,今日はどこにたどりつくのでしょう
私は一本道をずれていたようです、しかも私はすでに岡谷に入っていたのです。
途中から中山道の標識のある道に出会い、歩き始めて直ぐに「右中仙道、左いなみち」と刻まれた道標が建っていました。
又caminoでもあったように普通のお宅の塀に心躍る「中山道」の文字に感謝でした。
            
10時40分太陽は大分上に上がり暑くなっていました、岡谷市消防団第一分断前にベンチがありました。
チョット休憩,水分と甘いものの補給です。
落ち着いた住宅街です、少し先に今井番所跡、旧御小休本陣がありました。
住宅街を終えると山の中へ入って行きます。横川山、丸山など木に名前が貼付けてあります。
この山の持ち主?それとも山の名前?
この道で良いのかしら?と少々不安な気持ちになります、通りかかりの方に念を押すように再確認です。
「そうだよ」の返事にどれだけ気持ちが落ち着くか感謝です
 
        
11時半地図にある石舟観音に到着してホッとします。
観音様にご挨拶、急な石段を上がります。
何故かipodtuchのカメラがビデオになってしまいました。
観音様をお見せ出来ないのが残念です。
是非足をお運びください。
 
観音様でご夫婦にお会いしました。
何度もこの近辺は歩いておられるご様子でした。
山水でしょうか?流れる水の音、仲の良いご夫婦とのわずかな会話が私の心をなごませてくれました。
観音様を出て10分歩いた時に、振り返ってみました。
いい景色なごんだ心にもう一つのご褒美を頂いた気分でした。
午前中の私はいつも余裕があります。
更に山道を歩いていると散歩中の同じ年頃のおじさんと立ち話。
中山道を何度も歩いた話、中山道沿いに暮らしている事をとても誇り思っておられました。
こよなく自分が生まれ育ったこの地を愛しておられるご様子が素敵でした。
お別れして先へ進みむと、峠は直ぐでした。