芦田宿~笠取峠の松並木~長久保宿
台風の影響で雨の予報、宿を出るときは曇りがちの天気のなか午前8時出発。
先ず笠取峠を超えるのだが,この峠を夕方に歩く危険を考え先へは進まなかった。
芦田を出て笠取峠の松並木、大木が2kにわたって続く。
樹齢150年から300年以上の赤松が100本以上の松並木が続く。
いかにも街道と行った風情が続き、すっかり江戸の気分。
付近は遊歩道として整備されているが少々手入れ不足のようだ。
松並木が終わると、なだらかで距離の長い国道沿いに峠を登る。
宿を出て1時間、峠の茶屋の手前に一里塚あり。中山道には随分一里塚が残っている。
そこから少しのぼると峠の茶屋です、生憎早すぎて準備中。
近辺に「学者村?」とあるので興味深く見ているとどうも分譲別荘のようだった。
せっかくの茶屋だが、朝食をたっぷり頂き、トイレだけお借りする。
トイレのみの方は100円とある、当然の事で有料だと使い易い。
水も紙もお金のかかる事なのでどこも有料を堂々と掲げて良いと私は思う。
茶屋を過ぎると下り坂、バイパスへ行かないうちに右へはいる。
小さな標識なので見流さないようにしたい。
少し進むとガードレールが切れた所があり「中山道源道」とある。
街道歩きをしていると「源道」「旧道」という文字に反応してしまう。
もちろん遠回りしてでも「源道」や「旧道」を選ぶ。
笠取峠はどこが峠か解らない位なだらかな上りだった。
しかし、林道をクネクネと下りは楽しかった。
途中チョット迷う所もあったが方向音痴の私だからかもしれない。
それでも昨夕暮れ始めた時間は危険だったかも?
思いがけず茂田井間の宿を楽しめたのも良かった。
10時過ぎに松尾神社に到着。
松尾神社の周りは整備され,掘り起こされた物か定かでは無いが、多くの石仏が整理されていた。
神社を右手にみて坂を下ると長久保にはいる。
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