男女倉口~和田峠
男女倉口のバス停,昨日はここまで来たかったんだな。
峠の入口から直ぐに三十三体観音がある、いよいよ和田峠を超え始まる。
雨の様子見で出発を少し遅らせたので,すで10半を過ぎていた。
雨は殆ど止み、雨具で山道を歩くのは少し体が重く感じる。
近年どこの山道でも「熊出没 注意」の看板を良く見る。
この頃から私も鈴を持参していたので,リュックの上にぶら下げて歩いていた。
雨上がりの山道を黙々と歩く,珍しい花では無いがこんな状況の時に真っ赤な色は何故か元気が出る。20分ほど歩くと「接待まで800m」の標識あり。
通常だと800m10分位で歩けるが軽い上り坂、20分かかった。
唐沢の一里塚から約1時間、復元された接待茶屋跡は丁度休憩所のようになっていた。
「接待茶屋は江戸呉服商の豪商かせや与兵衛が1000両を幕府に寄付しその利息で運営された施行所である。11月から3月まで、峠を越える旅人に粥と焚き火の馳走をしたという・・・」と説明が記されていた。
雨具を脱ぎ身軽になる、ここで休んでいるとトラック等が止まりペットボトル持参のドライバーが水を汲んで立ち去って行く。