ぶらりぶらり

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2013年10月15日 再スタート2日目 中山道 「芦田宿~和田宿」 24703歩 16.3k

2013年11月02日 | 中山道

 芦田宿~笠取峠の松並木~長久保宿

 台風の影響で雨の予報、宿を出るときは曇りがちの天気のなか午前8時出発。

先ず笠取峠を超えるのだが,この峠を夕方に歩く危険を考え先へは進まなかった。

 芦田を出て笠取峠の松並木、大木が2kにわたって続く。

樹齢150年から300年以上の赤松が100本以上の松並木が続く。

いかにも街道と行った風情が続き、すっかり江戸の気分。

付近は遊歩道として整備されているが少々手入れ不足のようだ。

                

 松並木が終わると、なだらかで距離の長い国道沿いに峠を登る。

 宿を出て1時間、峠の茶屋の手前に一里塚あり。中山道には随分一里塚が残っている。

そこから少しのぼると峠の茶屋です、生憎早すぎて準備中。

近辺に「学者村?」とあるので興味深く見ているとどうも分譲別荘のようだった。

     

せっかくの茶屋だが、朝食をたっぷり頂き、トイレだけお借りする。

トイレのみの方は100円とある、当然の事で有料だと使い易い。

水も紙もお金のかかる事なのでどこも有料を堂々と掲げて良いと私は思う。

 茶屋を過ぎると下り坂、バイパスへ行かないうちに右へはいる。

小さな標識なので見流さないようにしたい。

   

少し進むとガードレールが切れた所があり「中山道源道」とある。

街道歩きをしていると「源道」「旧道」という文字に反応してしまう。

もちろん遠回りしてでも「源道」や「旧道」を選ぶ。

笠取峠はどこが峠か解らない位なだらかな上りだった。

しかし、林道をクネクネと下りは楽しかった。

途中チョット迷う所もあったが方向音痴の私だからかもしれない。

それでも昨夕暮れ始めた時間は危険だったかも?

思いがけず茂田井間の宿を楽しめたのも良かった。

      

 10時過ぎに松尾神社に到着。

松尾神社の周りは整備され,掘り起こされた物か定かでは無いが、多くの石仏が整理されていた。

神社を右手にみて坂を下ると長久保にはいる。

      

 

2013年10月14日 再スタート1日目 中山道 「平塚(岩村田)~芦田」25701歩15.6k Part6

2013年11月02日 | 中山道

芦田宿

 今夜宿泊する事になった、江戸時代から180年にわたって旅籠を続けている「金丸土屋旅館」。「津ちや」と書かれた当時の庵看板が二階に掲げられていた。 

    

 

格子戸を開けたときから部屋まで昔のままで中山道歩きにはぴったりの宿。

部屋に入るとこたつが用意されていた、寒いからとの事。

 

泊まり客は私ともう一人の男性のふたりだけ。話から推察して一回りのお兄さんのようだ。

このお兄さんなかなか趣味多彩で博識のお兄様でした。

 

昔のままの佇まいだが、トイレと風呂は超近代的でした。

宿は私と同年くらいの男性とその母上の切り盛りでされていた。

といっても詳細は解らず、一晩不便を感じる事なくそれ以上の質問の必要も無かった。

   

翌朝出発時、初めて宿の主人とその母上とお会いした。

どうも食事を作ってくれたのはこの母上だったようです。