ぶらりぶらり

今日が一番

巡礼(北の道・Primitivo)5日目・・・2012年5月28日 part4

2013年07月17日 | 北の道・Primitivo

2012年5月28日 CampielloLa Meza 43635(40330)29.6k part4

写真を撮る気力もなく歩いたあの下りからの道、記憶にあるがその記憶がなんだったか良く解らなかった?

しかし、この地図を見ているうちにHospitalesの標識の意味を初めて理解した次第

Lagoの教会ははっきり覚えている、一休み後階段を登りつめ道路にでてカフェで皆と再会。

ナルホドナルホドの私だ

そこからBerducedoまでの長かったこと・・・覚えているよ・・・蘇ってきたよ

疲れながらも今日はどうしよう?アンドレが進めたMezaまでいきたいな~

でも足が・・・どうしよう・・・足が・・・

たどり着きアルベルゲがあった、疲れた体でアルベルゲの前に立つとそこにたむろしているレゲエっぽい若者達

その時の私には彼らと一緒に居る気力は無かった・・・・” Full ”の一言を理解するのに数秒かかった。

泊まれないんだ小鼻にピアスをした女子のが私営のアルベルゲがこの先にある事を教えてくれた

即私のこころの中に反省の気持ちでいっぱいになった、ゴメン😣見た目でおばさん判断してしまった😣

礼を言ってその場を離れた、坂を降りるとあちこちに見慣れた顔顔顔

 

 


年金暮らし・・・連日の猛暑・・・扇風機がやってきた

2013年07月15日 | 年金暮らし

今年の10月で結婚43年になるが,我が家にはエアコン&扇風機はなくうちわのみ

半端な暑さではない今年の夏

それでも何とか過ごしている我々だが、連日報道されている高齢者の熱中症に寄る死亡報道

我が家も立派な高齢者夫婦、まだまだ暑さを感じないという事は無いと思っている

しかし、いずれはエアコン等を設置しなければならないときが来るだろう

とりあえず扇風機くらいは用意しようと昨日購入!

夕方帰宅後は暑さもそれほどでもなく、長年の習慣で必要性を感じなかった。

購入したばかりの扇風機はまだは梱包されたまま就寝

今日は連日の猛暑も一休みらしく,朝から涼しい日であった。

初扇風機は未だ梱包されたまま明日を迎える


巡礼(北の道・Primitivo)5日目・・・2012年5月28日 part3 

2013年07月15日 | 北の道・Primitivo

2012年5月28日 CampielloLa Meza 43635(40330)29.6k part3

マリアもあっという間に姿が見えなくなった

私は私のペースを守りながらひたすら歩く

30分も歩けないコツコツ歩く、景色が良いところでは座り込み休憩

後から後から私を追い抜いてゆく”どうしたの?””大丈夫?”

沢山のペリグリーノが心配してくれる「ありがとうやすんでいるの

とおくに道が見える、あそこまで,ゆっくり行けばだいじょうぶ

やっとたどり着くともう一つあそこまでがある「だいじょうぶあそこまで

            

途中に13世紀から15世紀にかけてあった病院か宿の遺跡が残る。

昔の巡礼は今よりもっと過酷できっとここで治療を受けたのか?休息が必要としたのだろう。

やじるしだまちがっていないだいじょうぶ

こころの中でそんなやり取りを8時半から13時半頃まで繰り返す

      

随分と眺めの良いところまで登ってきたようだ、途中で前後するようになったスペイン人のマルタと一緒に一休み

甘いものを補給してお互いスナップを撮りあう 

ここから更に急な坂が続く、一休みして元気がでるマイペースで進もう

   

マルタの速度が急に落ちる、私もチカラを振り絞り必死に登った

やっと下りになると若いマルタは別人のように速度が上がる

膝の悪い私には死ぬほどこの下り坂は怖かった

午後に入ると疲れも頂点写真を撮る余裕もなく下る

民家が見え始め、そこで休憩を取っている若い女の子有

先へ進むと途中で出会った女の子が足を引きずっている

「大丈夫?」人の心配をする状態ではない私だが聞かずにはいられないほど彼女だった

大丈夫との事で先へ行く、道路にでた時に後ろに居る彼女に再び聞く。

「車が通っているみたいだから車を止めて乗せてもらう??」でも彼女は自分の足で歩く事を選ぶ

あの時、彼女の心配を下がもしかしたら私も便乗したかったのかも?

彼女に感謝しなくてはと今はんせいしている15時近かった。

そこから再び山道にはいる、それからが長かった(´・_・`)が気がつくと後8キロ地点のLagoの教会に到着していました。

水が全く無くなっていた私は,そこで水を補給してトイレを済ませる事が出来た

でも、もう少し頑張って歩くとそこにはカフェがあった

カフェに着くと、もうとっくに宿へ到着していると思っていたデビット(中国系オーストラリア人)とジョンがいた。

誰もがハードだったんだ。

後4k地点にアルベルゲがあるとデビットが教えてくれた。

ずっと写真無し・・・・

 

 


巡礼(北の道・Primitivo)5日目・・・2012年5月28日 part2

2013年07月14日 | 北の道・Primitivo

2012年5月28日 CampielloLa Meza 43635(40330)29.6k part2

マイケル父娘の後ろ姿を見送りながら3k歩いたところにBorres に到着

昨日泊まる予定だったアルベルゲ有り,やはりあの状態ではこの3kは無理だっただろう

でもちょっぴり残念だ、来年巡礼の巡礼までには少し体力作りが大切だと痛感する

約一時間早朝のさわやかな空気に触れながら気持ちのいい歩きだった

   

8時半本日のコースを示す地図有り今日のコースにはふたつのコースがあった。標高1200mを越えるホスピタリティーコースと手持ちの地図に書かれた標高600位からほぼ平らな700mくらいのPolp de Allande までのコース。

その分かれ道に立っていた。といってもその立て札の地図を見てもその時は良く解らなかった??こうやって思い出しながら記録をしていると良く解るどうも地図の読めない女なのだろう

で思案しているとマリアがやって来た、"もちろんホスピタリティーコースを歩くのよ"と迷わずあるきだす。私は、現実も知らず後を追うように歩き出す。彼女は小さいけど凄くバイタリティな女性なのだ

 

もちろん景色は最高‼私は何度も休養をとりながら歩く事にする

 



巡礼(北の道・Primitivo)5日目・・・2012年5月28日

2013年07月13日 | 北の道・Primitivo

2012年5月28日 CampielloLa Meza 43635(40330)29.6k

昨日はもうタクシーを呼ぶしか無いと思いながら到着したレストランにオビエドから同じメンバーが揃っていた。

何時も最後に到着する私を皆で温かく迎えてくれた、儲け主義のようなレストランだったが皆と居れば安心とおもった。

サンセバスチャンのおばちゃんマリアとも段々打ち解けてきた、彼女は小さいが体力があり歩くのが早い

そして昨晩彼女は隣のベッドだった、思いもかけず彼女のイビキの凄さを発見

何時もフレンドリーで気の良いマリアだが、これからベッドの場所は考えることにしよう

午前6時半、まだ皆は良く寝ていた、そっと荷物を外に持ち出ししたくを始める

手持ちの食料で軽くお腹を満たし出発

前をマイケル父娘が歩いている、直ぐに見えなくなる朝焼けの空気を吸いながらの出発だった。

    

 


巡礼(北の道・Primitivo)4日目・・・2012年5月27日part3

2013年07月11日 | 北の道・Primitivo

2012年5月27日 Bodenaya~Campiello  38359(33321)26k part3

運動公園を通り抜けやっとTineoの町に入る

ハテ?どちらへ行けば良いのか、しばし町の中をウロウロ

バルを見つけ飲みたくもないカフェコンレチェを注文、トイレタイムをしてwifiを聞くがなかった

どうもwifiに取り付かれている、気持ちを入れ替えなくてはと反省、時間ばかりが過ぎて行く

気持ちを入れ替え、矢印を探して歩く,歩く、道行く人に方向だけを確認して歩く

一体私は何をしているんだろう????背中の荷物がずしり

やっとcaminoらしい道にを歩き始める、水飲み場だ

14時をすぎていた、子供連れの男性が水を汲んでいる、車で来ている様子

迷いながら少し先まで乗せてもらえないか尋ねる逆方向のようだ

男性はとんでもないと言ったたふうで,断られた

そうだよねえ,私どうかしている

アスファルトの道の上り坂を歩き出す,日差しが強く感じられる,暑い,汗だく

アスファルトを抜け山道にはいり巡礼路らしくなってきた

高台にたどり着き景色を見た時「ああ車に乗っていたらこの景色見られなかったな

ヤコブ様はやはりおられるのだろう、本当に困った時は思わぬ手が差し伸べられた

でもさっきの私は・・・今まで優しい人に会い過ぎて甘えがでていたと反省しきり

    

本当にどうかしていた、背中の荷物がいつのまにか軽くなっていた

ああやはりこの道はPrimitivoだ素晴らしいすばらしい

   

日頃花畑なんか撮る事は少ないのに何故か可愛い🌺🌷🌻がうれしかった 

  

珍しい道しるべすら歩いてこそ見れるんだと幸せ気分

気がつくともう2時間も歩いていた

 

caminoへの道しるべがある,巡礼の達人hiromiちゃんが泊まった修道院への道とは別れているらしい

リサーチをしない私にはその時全くその意味が分からず、とにかくcaminoを目指す。

  

夢中で歩いていた、17時をすぎて道はすっかりアスファルトになっていて、足が痛くなっていた

聞けばアルベルゲまで5kあるとの事、この足で歩けるだろうか?テクテク

30分?いや1時間だったろうか?歩いた頃遠くにレストランらしいものが見える

あそこでタクシーを呼んでもらおう

レストランの中に入るすると皆がいたこのレストランが私営のアルベルゲだという

ここが良いよ、皆の薦めもあり一緒にチェックインをする事になり、夕食もいただく事にする

途中怠け心を起こしてしまったが、しっかりここまで歩いて良かった

楽しい夕食の後は就寝

 

のはずだったが、その夜は隣に寝たマリアの予想外のイビキが押し寄せたのだった

 

 

    

 


巡礼(北の道・Primitivo)4日目・・・2012年5月27日part2

2013年07月11日 | 北の道・Primitivo

 2012年5月27日 Bodenaya~Campiello  38359(33321)26k part2

ランチ後少し森を抜け歩きTineoに入る、地図から見るとサッカー場があるようだ。

運動公園と行った感じで、カフェ?食堂?とにかくwifiがあればと入る

試合?運動?終ったばかりといったグループがにぎやかだった

つい1時間半前にランチを済ませてお茶だけの客、チョット居ごこちの悪さを感じながらもパスワードをいただく

ここのwifi良く繋がらない、時間がもったいないので早々に引き上げ先へ進む

既に13時をまわっている、目的地まで12k少し

    

 

 

 


巡礼(北の道・Primitivo)4日目・・・2012年5月27日

2013年07月10日 | 北の道・Primitivo

 2012年5月27日 Bodenaya~Campiello  38359(33321)26

楽しいアルベルゲを最後に出ました。もう一晩泊まっていたい位でしたがそうもいきませんでした。

Bodenayaでの滞在は気持ちを幸せにしてくれました

歩いていてもうれしくて、鳥のさえずり、流れる川のせせらぎ、体を吹き抜ける心地よい風、可愛い花、緑の葉や木々何もかもが幸せを感じます。いつになく写真も多く矢印も多かった

 

La Costaでは矢印やホタテ印が無くペリゲリーノ泣かせでしたが、ここではたくさんありたすかった

             

11時、森の中から突然(そう感じた)現れた髭を三つ編みにしたアンドレ,逆を歩いているという青年だった

彼はこの先のMezaに必ず寄った方が良いとのアドヴァイス、私はBodenayaの私営アルベルゲを強く薦めた。

お互い情報を交換後お決まりの“BuenCamino"とエールを送り別れる

アンドレとわかれ、昼には少し早かったがランチタイム

   

 




年金暮らし・・・旅のチカラ

2013年07月09日 | 日常での自分のあり方

小学2年生からテレビッ子(古い表現?)だった私。

しかし、今はチャンネル権もなくビデオを撮りまくりです。

カナダへ出発の朝、BSで懐かしいサンセバスチャンのバル街がでている。

「旅のチカラ」良い言葉ですよね~私もどれだけチカラをもらっている事か

旅人は大好きな料理家土井義晴さんでした。

夕方から3週間の旅に出かける私には見る時間がなく、即録画です。

1ヶ月以上経った今朝やっと見る事が出来た。彼のすばらしさを再確認です。

良い意味の頑固さを持つ,バスクの人々と交流を重ね、食について探求する姿に感動です。

料理の苦手は私だが、料理を通じて彼の姿と心を再認識。

もうすぐ66才になる私、いっぱいの間違いをしてきた私。

これからも多くの間違いをやりながら、反省しながら人生の終盤を送る事だろう。

http://www4.nhk.or.jp/tabichikara/x/2013-06-06/10/26063/

土井さん人生の終盤から始まった毎日の料理、心を込めてがんばりま~す

 


巡礼(北の道・Primitivo)3日目・・・2012年5月26日part4

2013年07月09日 | 北の道・Primitivo

2012年5月26日   San Juan de Villapanado~Bodenaya  46954(39157)32.7k  part4

 

15時半過ぎ、Salasを中世の余韻に後ろ髪を引かれながら出発

一時間後7世紀~8世紀に構築されたCARCABON橋,標札のみで橋の写真は撮っていなかった

山道には行って行くとうれしい矢印、誰が並べてくれたんだろう思わず笑みがもれます

 

和んでばかりもいられない,既に17時を過ぎていた

1時間半、今の私には7k歩き終える事は無理かも?

今の私に歩く以外何が出来るのか?ひたすら歩こう私のベッドは確保されている

こんな時川の流れは心を和ませてくるフー

しかし、アルベルゲに到着するまで一枚も写真を撮る余裕はなかった

アルベルゲに到着前に雨が降ってちょっと大変でしたが問題なかった

オーナーのマドリッド出身のアレックスと妻のがアライツッゥが優しく迎えてくれた

 ここは、朝夕食付き、洗濯機でバスク出身の奥さんアライツッゥが洗濯をしてくれる。

有難い事です。熱いシャワーの後ディナーです。

 唯一の日本人おば(あ?)さんは珍しいのか3日前から顔馴染みのメンバーが皆で名前を覚えてくれていた

何時も遅く到着する私を"x x x x おはよう"と呼び面白がっています。

 この日は、今年65歳になる記念の巡礼をしていると話したら、皆で乾杯をしてくれました。

 おもてなしの心を感じる素敵なアルベルゲで素敵なディナーとペリグリーノ仲間の温かい心に接し幸せでした