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巡礼(北の道・Primitivo)3日目・・・2012年5月26日part3

2013年07月08日 | 北の道・Primitivo

2012年5月26日   San Juan de Villapanado~Bodenaya  46954(39157)32.7k  part3

ランチ後の歩きの眺めは最高だったが、感じないなだらかな登りは疲れた体には結構辛いものがあった

それでも水飲み場、民家の軒先の干したトウモロコシを楽しみながら山道に入る。

頻繁に水飲み場がある、先を歩いて行ったカップルが休んでいる、若くて体力のある彼らには余裕が見られる

”Holla"と言葉を交わす事もなく挨拶のみで黙々と歩く

     

7世紀から8世紀に入り構築されたCASAZORRINA橋を渡り,山道を抜け民家が見え出したのが14時だった。

30分後にはやはり中世に作られたのだろうかタラップDEBESAを通過

この近辺は橋やタラップに歴史の立て札があり中世の香りを感じる

家のポストにはほたてのマークが貼られている、この道でまちがいない事を確信して感謝感謝

     

何度橋を渡っただろう?14時半カップルと別れてから1時間初めてお目見えはロバ君だった”Holla"

大きな木の根本に何やら記念のオブジェが何の碑だろう?残念ながら読めない

 

15時Salasに到着目的地Bodenayaのアルベルゲまで後7k地点。

足が少し痛くなっていた、何やらタイムスリップした様な町並みです。

やはり中世の香りのする立て札や古い橋がいっぱいだった道すがら、この町で過ごしてみたいと思った

ここにもアルベルゲがある、しかし途中にあった張り紙にあるアルベルゲの情報だとベッドの数は4台

ここから5k横にはいるところ、もしベッドが無ければ戻って更に7kを歩かなくてはならない

今の私の足ではとても無理!決めた!先へ進もう

スーパーで買い物をして、Bondenayaのアルベルゲに電話をする

私のベッドは或るの?オーナーのアレックスが出て大丈夫待っているからとの返事に勇気づけられた

   

 

 

 


巡礼(北の道・Primitivo)3日目・・・2012年5月26日part2

2013年07月04日 | 北の道・Primitivo

2012年5月26日   San Juan de Villapanado~Bodenaya  46954(39157)32.7k

昨夜知り合ったドイツ人 のマイケル父娘。チョット遊び人風のパパ?だ?が?ほんと?と思う。

始めは日本人を鼻であしらう様な雰囲気のあるパパだった

でも毎日顔を合わせて仲良くなると娘には良いパパなのだ

出会って安心した~と半泣きになってしまった私に「大丈夫か?」と心配してくれたマイケルだった。

ふたりとはとても一緒に歩ける早さではない、とにかくこの道で間違っていない事が解って良かった

オビエドで完成したTBへの手紙を出さなくては行けない

キオスクで切手を買う、するとなんとコピー機がある。

Aと別々の行動になる時、AがPrimitivoの詳しい地図を貸してくれた。

道中ぼろぼろになるといけないのでコピーする事にする。

この写真はこのコースではないが、この種の地図で詳しいないようが載っている

彼女がGijonで体調を整えて過ごしていた時に本屋で見つけたもの。

Caminoの地図や本は沢山の種類が発行されている

手持ちの食料は、昨夜作った少々しょっぱいおにぎりのみ。

11時少し前、もうマイケル父娘の姿はない。

商店街を歩きパン、果物、チーズ等を購入。

目印をみつけホットした気持ちになり再び進む。

ここCornellanaまで10,ドミンゴおじさんお勧めBodenayaまでたどり着けるのだろうか?

今までのほたてのマークとは違い逆を指す、何となくまだ慣れないなあ~

ここにもアルベルゲがあるんだと思いながら先へ進む。

眺めが良い、馬蹄が打ち込まれた面白いネズミ返し,山道に入る。

     

12を過ぎるとさすがに空腹を感じる

工事現場の側で少々しょっぱいおにぎりと先ほど買ったチーズ,果物でランチ


巡礼(北の道・Primitivo)3日目・・・2012年5月26日

2013年07月03日 | 北の道・Primitivo

2012年5月26日   San Juan de VillapanadoBodenaya46954(39157)32.7k

 

 午前7時、ドミンゴおじさんご推薦のアルベルゲBodenaya目指して進みます。

 スタートから道を間違えました(`_´)ゞやはり歩いて到着しないとその先が解らない

ほたて印と矢印はスタート直後はあったのですが????

ふ~ん良い景色だな~なんて景色にみとれているばあいじゃない

  

そこへサンセバスチャンのおばちゃんマリアがやってきた。

彼女も迷っている、アルベルゲから降りてきたところでふたりでウロウロ困ったな~

いつまでも困ってはいられない、マリアが坂を下り始めたので私もついて行く

アスファルトのロードにでる、彼女の歩きは早いついて行けない

私のペースが乱れるし彼女にも迷惑がかかる、どうぞお先に

一時間近く歩くとアルベルゲ、こんなところにもアルベルゲ。

昨夜はここまでとても無理だし,この時間では先へ進むしかない

走行するうちにもうすぐ9時、すっかり周りがあかるくなる

この道で良いのかな???なんて考えながらも、美しい景色に癒されながら30分すすむ

  

10時せせらぎが聞こえてきた、石橋、前を昨夜一緒だったドイツ人父娘が歩いている

間違っていなかったホッとしました。約10,KCornellanaに到着

 

 


巡礼(北の道・Primitivo)2日目・・・2012年5月25日Part6

2013年07月02日 | 北の道・Primitivo

2012年5月25日 Oviedo~San Juan de Villapanado (Grado)  41097(35971) 28.2k part6

タクシ−は小雨の中アルベルゲの直ぐ側で到着、降りる時にチョット気恥ずかしさを感じる。歩かずにアルベルゲのドア開けるのはやはり少し罪悪感が残るのだろう。ドアを開けた瞬間costaコースとは違った空気が流れる。

右のドアを開けるとたくさんのベッド。あの情景は浮かぶのだがベッドが何台あったか?2段ベッドが10台以上はあった様な気がする。

兎に角お決まりの作業をこなし、空腹を感じて台所に行く。近くに店は無いかを聞く。

しかしこの近辺は店もレストランもなくアルベルゲに来る時は食材を調達して来なくてはならなかった。こういう時、リサーチをしない私は困り者です。

それでもやはり私は私らしくいきたい、観光旅行ではないのだからすべてを調べ尽くしたペリグリーノではいたくない・・・なんちゃってとはいえ空腹です。

このプリミテイーボで一緒になるハンガリーのWandaが何くれとなく親切にしてくれた。

彼女決して優しくは無いが必要な事を的確に教えてくれた。

私の持っている食材はお米とスープの素。これを使って兎に角空腹を満たすしか無かった。台所は限られていた。ところがこのお米、チョット入れ過ぎたようで時間が掛かり皆に迷惑をかけてしまった。それでも皆は優しくて、パスタなんかごちそうしてくれた

改めて今写真を見るとこのアルベルゲで出会ってずっと一緒だったペリグリーノの顔を見つけてなあんだここから一緒だったんだと気がつく・・・トンマな私だフフフフ

  

ホスピタリティのドミンゴおじさんがやってきて、かれ凄く面白いホスピタリティーでした。彼が強く進める私営のアルベルゲを目指して明日は進みます。
本日ヤコブ様の化身7名にお会いしました。