2018年公開のアメリカ映画です。
ぽっちゃりした体型と容姿にコンプレックスを持っている主人公が、スポーツジムで頭をうってから、「自分は最高の美人」に見えるようになることによって引き起こされるドタバタコメディです。
主人公は、自分に自信を持つことにより、あらゆることにポジティブになり、仕事も恋愛も成功します。
最後は、再び頭をうって魔法が解け、また自信を失いますが、やがて自分自身を受け入れるようになるというありがちなハッピー・エンディングです。
何かのショックで主人公が変身する話は、映画でも児童文学でもよくあるのですが、この作品では外見は変わらないで自分に対する評価だけが変わるという点が新しいかも知れません。
自己評価の低い人が多い現代では、このようなポジティブ・シンキングの映画は受け入れやすいかも知れません。
映画としての出来はいまいちですが、主役のエイミー・シューマーの迫力ある演技は一見の価値はあります。