日本児童文学学会の第51回研究大会で、発表された研究発表です。
保育雑誌「国民保育」を手掛かりとして、戦時下の「幼児文化」を扱った研究です。
この「国民保育」という保育雑誌は、「その存在もよく知られていなかった」ようです。
今回、これが発見された(すべてではありませんが)ことは、それだけでも大きな成果だそうです。
この報告では、この雑誌にどういった人たちがかかわったかを中心にまとめています。
質疑の時に、この雑誌がどういった層に読まれていたかを質問したところ、「読者層を広げて一般の家庭にも対象を広げていった」とのことです。
ただし、どの程度広まっていたかは今のところ不明だそうです。定量的な解析はこれからのようです。
ちなみに、この雑誌は60ページから80ページでA5サイズだそうです。
研究の苦労として、「資料の保護のためにコピーはさせてもらえないことが多い」ことをあげていましたが、会場からは「写真撮影したらどうか」とのアドバイスがありました。
こんな時、マジックスキャン(その記事を参照してください)のようなハンディスキャナがあれば力を発揮すると思いますが、その時はまだこのアイデアを思いついていなかったので、アドバイスできませんでした。
なお、内務省の指示のもと幼児文化を「浄化(もちろん悪い意味で)」していた保育問題研究会と、この雑誌を出していた国民保育協会の関係は不明とのことです。
保育雑誌「国民保育」を手掛かりとして、戦時下の「幼児文化」を扱った研究です。
この「国民保育」という保育雑誌は、「その存在もよく知られていなかった」ようです。
今回、これが発見された(すべてではありませんが)ことは、それだけでも大きな成果だそうです。
この報告では、この雑誌にどういった人たちがかかわったかを中心にまとめています。
質疑の時に、この雑誌がどういった層に読まれていたかを質問したところ、「読者層を広げて一般の家庭にも対象を広げていった」とのことです。
ただし、どの程度広まっていたかは今のところ不明だそうです。定量的な解析はこれからのようです。
ちなみに、この雑誌は60ページから80ページでA5サイズだそうです。
研究の苦労として、「資料の保護のためにコピーはさせてもらえないことが多い」ことをあげていましたが、会場からは「写真撮影したらどうか」とのアドバイスがありました。
こんな時、マジックスキャン(その記事を参照してください)のようなハンディスキャナがあれば力を発揮すると思いますが、その時はまだこのアイデアを思いついていなかったので、アドバイスできませんでした。
なお、内務省の指示のもと幼児文化を「浄化(もちろん悪い意味で)」していた保育問題研究会と、この雑誌を出していた国民保育協会の関係は不明とのことです。
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