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現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

サブウェイ123激突

2020-07-19 17:44:24 | 映画
 2009年公開のアメリカ映画です。
 アメリカ人はこのストーリーがよっぽど好きなのか、原作の「サブウェイ・パニック」の三度目の映画化です。
 1000万ドルの身代金目当て(実際はかげで金に投資していて、事件による高騰でさらに一桁大きな儲けを狙っています)の地下鉄ジャックのストーリーなので、まあよくある話なのですが、映画の中の時間経過と、観客の時間経過が一緒なので、スリルを高めることに成功しています。
 さらに、ひょんなことから犯人との交渉役、さらには身代金の運び役になった男(賄賂を受け取って降格されている)や犯人(市長に不正を暴かれて、投資会社の社長から、服役者に失脚させられている)や市長(不倫のスキャンダルに巻き込まれている)のドラマも描いていて、作品の奥行きを出しています。
 主役のデンゼル・ワシントンと犯人役のジョン・トラボルタが、さすがの演技を見せています。





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