現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

ペーパームーン

2024-07-11 11:42:11 | 映画

 1973年公開のアメリカ映画です。

 詐欺師(聖書を使った詐欺や釣り銭を使ったトリックなどのちゃちい物です)の親子(?)の珍道中を描いた一種のロードムービーの趣のあるコメディです。

 実際の親子であるライアン・オニールとテータム・オニールが、息ぴったりの演技を見せています。

 特に、テータムは、この演技でアカデミー賞の助演女優賞を最年少で受賞しました。

 大恐慌後のアメリカの雰囲気を、わざと白黒にした映像が良く表しています。

 しゃれた題名は、紙で作ったお月さま(血のつながっていない親子)でも、信じ合えば本物になることを意味しています。

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 沢木耕太郎「テロルの決算」 | トップ | ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画」カテゴリの最新記事