1973年公開のアメリカ映画です。
詐欺師(聖書を使った詐欺や釣り銭を使ったトリックなどのちゃちい物です)の親子(?)の珍道中を描いた一種のロードムービーの趣のあるコメディです。
実際の親子であるライアン・オニールとテータム・オニールが、息ぴったりの演技を見せています。
特に、テータムは、この演技でアカデミー賞の助演女優賞を最年少で受賞しました。
大恐慌後のアメリカの雰囲気を、わざと白黒にした映像が良く表しています。
しゃれた題名は、紙で作ったお月さま(血のつながっていない親子)でも、信じ合えば本物になることを意味しています。