予想されたように、最終回のこの巻で、国家権力(幕府)と大資本(三井)の弾圧や搾取の前に、カムイ(元の抜け忍)以外の主要な登場人物はほとんどすべて悲惨な最期を遂げます。
これは、他の記事にも繰り返し書きましたが、この作品の連載終了時(1971年)の70年安保における革新勢力の無残な敗北と二重写しになっています。
また、作者の主張によると、カムイ伝は当初から三部構成になっていて、ここまではその第一部にすぎないわけですが、1988年から開始された第二部の連載が尻切れトンボに終わったのも、皮肉にもその後の革新勢力の低迷と二重写しになっています。
そういった意味でも、1960年代の70年安保闘争における革新勢力の高揚とその後の衰退といった時代背景があってこそ、漫画史におけるカムイ伝の栄光と悲劇があるのかもしれません。
これは、他の記事にも繰り返し書きましたが、この作品の連載終了時(1971年)の70年安保における革新勢力の無残な敗北と二重写しになっています。
また、作者の主張によると、カムイ伝は当初から三部構成になっていて、ここまではその第一部にすぎないわけですが、1988年から開始された第二部の連載が尻切れトンボに終わったのも、皮肉にもその後の革新勢力の低迷と二重写しになっています。
そういった意味でも、1960年代の70年安保闘争における革新勢力の高揚とその後の衰退といった時代背景があってこそ、漫画史におけるカムイ伝の栄光と悲劇があるのかもしれません。