現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

幼年童話の表記の方法

2018-05-14 08:27:56 | 考察
 一般に、幼稚園から小学校一年生ぐらいまで向けの幼年童話は、漢字がほとんど使えませんし、ルビもまだ難しいので、かなばかりになって読みにくくなることがあります。
 そのために、幼年童話独特の表記方法があります。
 それが、分かち書きです。
 文章を単語に分けて(助詞は前の単語にくっつけるのが一般的です)、少し離して記述します。
 分かち書きの代わりに、読点をやたら増やして記述している場合がありますが、あまり一般的ではありません。
 さらに、登場人物の名前や擬音、擬態語をカタカナ表記にするのも、読みやすくするために有効です。

幼い子の文学 (中公新書 (563))
クリエーター情報なし
中央公論新社
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