現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

評決

2017-04-24 18:52:24 | 映画
 ポール・ニューマンが、初老の酒浸りの三流弁護士(新聞に載っている葬儀の記事をもとに仕事をあさっています)を演じて、彼の代表作の一つと言われている作品です。
 裁判に勝つためにはなんでもやる大手弁護士事務所を相手に必死に闘う姿は、観客の共感を誘います。
 しかし、相手弁護士の汚いが巧みな作戦と、権威に迎合する判事のために、法廷論争では完敗するのですが、陪審員の情に訴えて逆転勝利するラストは、日本人である私にはかなり違和感がありました。

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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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倉本 采「一一月のお話 魔法のおやつ」パックル森のゆかいな仲間所収

2017-04-24 08:44:29 | 作品論
 今回のお話は、不思議なファンタジー世界よりも、妖精たち(読者と同じぐらいの年齢の子どもたちの化身と考えられます)の友情を描くことに重点が置かれています。
 主人公のポーとコロンタは、問題児のゾンキーとふとしたことからすったもんだの大騒動を繰り広げますが。ホッホーじいさんの上手なとりなしで仲直りします。
 今回の不思議アイテムはおしゃべりするクモで、食べ物は焼いもとスィートポテトです。


パックル森のゆかいな仲間 ポーとコロンタ (子どものしあわせ童話セレクション3)
クリエーター情報なし
本の泉社
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