God is in the details ~神は細部に宿る~

一箱古本市専門店《吉田屋遠古堂》主人のぐうたらな日々。。。。

阿武隈高地の花崗岩 その1

2016-05-03 18:15:55 | 里山通信

のっけから堅苦しいタイトルでごめんなさい(笑)

最近虫や花を撮りに行く気力もなく、石や地層ばっかりです。

え?そっちの気力はあるのかって??

いやあ、石や地層は時期も関係ないし、逃げないので(爆)

 

さて、阿武隈高地は花崗岩帯です。うちの事務所の裏山も阿武隈高地の末端丘陵なので

ところどころ、花崗岩や花崗岩が風化した真砂土が顔を出しています。

造成などで掘削しているところでは、かなりしっかりした岩盤が見える場合もあります。

 

で、裏の山にはこんな所があります。

 

 

かなり頑強な花崗岩の岩盤ですが、縦方向に石の割れ目が見えます。

これは節理(せつり)といって、石が出来る時や風化したときに、

ある条件がかさなって一定の方向に割れやすくなる性質です。

縦に板状に割れたものが手前から崩落し、ブロック状になったものが積み重なっています。

 

 

かなり発達した節理が見えますね~。

節理が発達している上のほう半分は比較的硬質なようで、

それほど風化や浸食がすすんでおらず、岩盤の表面が平板です。

節理が止まっている岩盤の下半は表面から細かく崩れるように風化しているので

表面がザラザラになっているのがわかります。 わかります? わかります!

硬いからこそ、圧力などで岩が変形したときに、その力を受け止めきれずに

弱い節理の部分が割れてしまっているのかもしれません。よくわからないけど(笑)

柔らかければ、力を受け止めて変形したりバラバラに崩れたりしそうですから。

 

 

ピンク色のアルカリ長石を含むきれいな花崗岩ですね~!


新調!

2016-04-30 11:08:02 | 物欲地獄

デジカメを新調。

今までは基本屋外使用で、汚れたまま鞄やポケットに放り込んだり

泥だらけの手で操作したりしていたので、どのカメラも2~3年ほどで使用不能になっている。

さすがに、今回はもう少し丁寧に使おう(笑)

 

今回は富士フィルムのXQ2を選択。最近はコンデジも高級なものとチープなものの二極分解で

なかなか手頃な値段で手頃な内容のものがない。

そんなに高性能は期待していないので、4万とか6万とか出す気はなくて

でも、1~2万のものは質感がいまいち…

結局、定価の半額近くまで値段のこなれたXQ2で手打ち。

 

 

色味、質感はこんな感じ。富士フィルムの発色は悪くない。でも違和感のある写真…

マクロはこんな感じです。こっちは悪くない。解像度もまぁまぁ。

 

 

ウリのひとつが、この低価格でマニュアルモード搭載と言うこと。

セレクターリングで絞りもシャッタースピードも自在に変えられる。

しかも、それがほぼリニアにビュアーに反映されるのでわかりやすい。

でも違和感。絞り解放だけど、ボケが…ボケが…

1枚目の違和感はうすらボケ(笑)が感じ悪かったのか!

 

このボケ方は無いなぁ…… orz

ま、ちゃんと撮りたいときには面倒がらずに一眼レフを出せということか。

とりあえず、スナップには良いんじゃないかな。

光量が充分な所でアンダー気味に撮るには、ボケさえ気にしなければ良いカメラ。

あとは逆光と飯撮りがどうかだなぁ。


春だなぁ~♪

2016-04-09 20:37:06 | 里山通信

昨年の人事異動以来、休みが不定期になり完全に曜日感覚を喪失しています。

それでまあ、なんとなく季節感もしっくりこなくなるわけで、お花見もしてません。

とはいえ、やはり気にはなるので出勤途中に近所の花見の名所に行ってみました。

 

 

わはは。ボクの季節感とは無関係に、もりもりと咲いているではないか!!

 

 

こんな巨木があります。

 

 

ひとつひとつは可憐なのに、ワサワサワサワサ…と集まってます。

 

 

 


命の洗濯

2016-03-22 18:02:49 | 里山通信

今日はお休みだったので、30代の頃に毎日のように通っていた場所へ。

暖かい日が続いているけれど、今シーズンは雪自体が少なかったので、水も少ない。

 

でも、このぐらいの水量がいちばん格好いいなぁ♪

 

 

上流には水を湛えたダム湖があります。

朝日を反射してキラキラ。

 

 

家に帰ると、裏の畑の梅の古木が馥郁と香っておりました。

 


ぷぅぴぃぷぅ♪

2016-03-01 16:49:13 | 日々の暮らし

なんとはなしに作ってみたかった倍音フルート。

製作自体はそれほど難しくはないけれど、

息の強さをコントロールすることで音程をかえるので

音楽的素養のないボクにはなかなか難しい。

 

で、向きによって音が変わるので、

音が拡散するように、先端になにか朝顔でもつけてみようかな?

 

MOV 0022


冬の陣 その2(笑)

2016-01-19 18:53:22 | 日々の暮らし
すでに年をまたぎながらのレポートです。ごめんなさい。


で、翌日はフリータイム(笑)
美女2人を伴って、近代美術館の工芸館へ。
この建物は旧近衛師団司令部庁舎で、
レンガづくりの圧倒的な存在感です。
でもまあしかし、誰がとっても同じような写真になるのね…





屋根の飾りも、なにやらいわくありげです。





そういわれると電灯の笠まで凛としています。してないか(笑)





工芸館なので、もちろん工芸品が展示してあります。
休憩スペースの籐椅子も由緒正しいものです。
誰もいないので、クッションをとってみました。







この美しさが工にして芸なんですね~。


2015 冬の陣

2015-12-31 10:40:28 | 日々の暮らし
さて、先頃会議で上京してきたのですが、その会場がここでした。



そう。国立オリンピック記念青少年総合センターです。
はじめて行きましたが、なかなかポップな外観



カルチャー棟の一階はホールとかがあって、こんな感じ。



でも、会議室や研修室はそこいらの公民館的な非常に事務的かつ殺風景でしたが(笑)

その正体は!?

2015-10-18 20:34:37 | 日々の暮らし
さて、細部にこだわるのが私です(笑)





このベースになる地層、アップで見ると…小豆ぐらいの小石がハマっています。






さらに、こんな黒い物体も!!







ほほう。ところどころに炭化物がハマっています。
どうやら、この白い地層はかなり高熱の状態で
樹木を巻き込みながら堆積したようです。
こんな太い枝も!




マトリックスは火山灰だし、これは、火砕流?? 火砕流なの?

地層をもとめて(笑)

2015-10-05 21:26:56 | 日々の暮らし
さて、そんな地層に魅せられて、市内をさまよう。
結局、うちからすぐの所に素敵な地層があったのを思い出しました(笑)




なんか、マカロニウエスタンにでも出てきそう?






小粋な縞模様が憎いねぇ(意味不明)




派手でもなく、地味でもなく。きっちり主張しています。


地層累重の法則 発動!

2015-10-03 18:03:04 | 日々の暮らし
いやあ、三ヶ月も放置してしまいました…

再開した途端、いきなりマニアックですいません(笑)
地層は積み重なって行くので、古い地層ほど下に埋まっていると言うお話です。
とはいえ、先に買った積ん読本が下に埋まっている話ではない。
最近のマイブームはずばり地層

夕焼けを見た日から、なんか地層が気になって




似た者を探してみた。




わはは♪ヨコシマなのだ~!!

で、アップにするとこんな感じ。



きっと、海底に降り積もった泥や砂が積もったんだろうな。
途中に挟まれる濃い色のシマシマはタービダイトでいいのかな?