もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

サクラを待たずに いっちゃった

2008-04-06 21:15:46 | Weblog
 朝電話がなった。
 弥治郎のこけし工人Yさんからだ。
 「Tがいっちゃった。」
 *「どこにいったの?」
 「あの世。」
 *「エーッ!」

 T君は、高校時代に不登校になり、そのまま引きこもりになっていた。
 しっかりした子どもだったのに、どうしてそうなったかは漏れ聞くだけだった。

 昼から、彼に会いにいった。
 彼は棺の中で、静かに眠っていた。
 何と声をかけたらいいのか思いつかないままだった。

 ほんとに残念だ!
 二十歳になったばかりだったのに。
 惜しい意若者を失ってしまった。
 
 この山間の小さな集落で、若者の自殺は3件目となった。
 彼らは、この社会の犠牲者だ。
 この連鎖を断ち切らねばならない。


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