もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

妻の闘病記 116

2011-11-04 23:22:55 | Weblog
 <北蔵王もみじ狩り>
 外泊2日目遅い朝食も何事もなく、病院にもどる夕方まで自由時間がとれる。
 行きたい所は?と訊くと「笹谷」(と思わぬ希望<emoji code="a006" />
 希望を言えるようになったこと、それも本人は20年くらい訪れたことのないところ。
 「それじゃ、もみじ狩りだ!」と弁当を持って出発。
 
 宮城県川崎町「笹谷」は北蔵王の山形との県境にある伊達政宗時代の宿場。
 集落の外れにある「旧笹谷分校」で昼食をと考えて寄る。

 周辺は紅葉の盛りを迎えようとしていた。
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 ヤマグリとカエデが黄色に輝き、妻は誘われるように背に小春日を受けて歩き出す。
 足元にツチスギタケが広がっていた。
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 食べられるが条件により中毒あり。

 「お昼にしよう」と声をかけると「八丁平(県境の駐車場で見晴らしがよい)で」と言う。
 国道286号をくねくねと上る。紅葉帯を少し行くと上は冬枯れの世界。
 八丁平には山登りの人や見晴らしを楽しみにきた人たちの車が10台ほど駐車。
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 普通晴れているので山形市内が一望できるのだが、市内の上には霞がかかっていた。

 続きは明日。