読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

破弾

2008-01-29 | 国内ミステリー
破弾 (中公文庫)
堂場 瞬一
中央公論新社

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『故郷を捨てた男は、それでも刑事にしかなれなかった。警視庁多摩署で現場に戻った了は、刑事部屋で倦厭され孤立する美女刑事とコンビを組む。命じられたホームレス傷害事件に腐る二人だが、被害者の周囲にはなぜか公安の影が…。東京郊外の新興住宅地に潜む、過去の闇を暴けるのか?新警察小説。』

雪虫」の続編。
「雪虫」よりはレベルアップしたかな。
新潟では凶悪犯罪をそうは描けないみたいで、舞台は東京へ。

登場人物それぞれがどうもプロトタイプで、そう動かされている=心理にムリがあるように思う。
50年前、30年前の恨みを人は忘れないものだろうか。
「雪虫」では死期が迫っているという状況もあったが、今回はそれもない。

だんだん改善されていくのかもしれないが、次作、あれば読んでもいいけど進んで買うことはないかな。
このタイプの小説の場合、一気に読む時間を確保しないといけないから負担も大きい。

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