読んだ本の数:12
読んだページ数:4386
深夜プラス1〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫NV)の感想
1965年出版の古典的名作。2016年の新訳。旧版を含めてたぶん初読。時代背景等それなりに面白い。
読了日:02月28日 著者:ギャビン・ライアル
濱地健三郎の幽たる事件簿 (角川文庫)の感想
続けてシリーズ2作目を。こんなに文章上手かったっけと思う描写で、一つ一つ違う幽霊を造形する。すごい想像力&創造力。だんだん怖さが増してくるので、もうこの辺でいいかな、怖がりの私としては。
読了日:02月28日 著者:有栖川 有栖
濱地健三郎の霊なる事件簿 (角川文庫)の感想
有栖川有栖さんに3人目の探偵が存在すると知ったので一読。心霊探偵・濱地健三郎である。心霊とか幽霊とかは得意ではないが(=怖がり、ついでに高所も)それなりに楽しんだ。古風な雰囲気でパソコンや携帯電話が出てくるとちょっと驚く。
読了日:02月27日 著者:有栖川 有栖
たらしの城の感想
昔々子ども用『太閤記』を読んで感心していた『墨俣一夜城』ではあるけれどどうも史実ではなかったらしくあまり取り上げられることがなかったのが少々残念だったのだが、本書正面から取り上げる。もう戯画としか思えない藤吉郎の造形や蜂須賀小六や竹中半兵衛との関係性等フィクションとして楽しんだ。少々大袈裟過ぎるか。
読了日:02月27日 著者:佐々木 功
王女に捧ぐ身辺調査: ロンドン謎解き結婚相談所 (創元推理文庫 M モ 9-2)の感想
シリーズ② ずいぶんとスケールが大きくなったこと! 名探偵、皆を集めてさてと言いの場面もちゃんと作って立派なミステリーww エリザベス王女にしろ女王にしろさまざまなフィクションに好意を持って取り上げられていて本当にすてきな方だったと思えるのは幸せですね。
読了日:02月26日 著者:アリスン・モントクレア
ロンドン謎解き結婚相談所 (創元推理文庫)の感想
出版された時から気にはなりながら、あまりに荒唐無稽(と思われた)設定に躊躇していたら3作目まで出版されて図書館にあったので。大筋も面白いのだが、途中途中の小ネタが楽しくて一気に読了(眠い) このところこの時代=WWII付近をよく読むような。
読了日:02月24日 著者:アリスン・モントクレア
真珠湾の冬 (ハヤカワ・ミステリ)の感想
1941年から45年のハワイ、香港、東京を描く。警察小説で始まったがスパイ小説のようでもあり、壮大なラブロマンスのようでもあり。長さに比し読みやすいが、脇が甘くあらすじ感がありもっと濃くしっかり描いても良かったと思う。謝辞によれば初めから6万語削ったらしい。真珠湾を表題にするが原題はFIVE DECEMBERS。真珠湾攻撃を過度に取り上げているわけではない。映画化すれば面白いと思うが、2時間では収まらないか。読友さんのおすすめ。
読了日:02月21日 著者:ジェイムズ・ケストレル
帝国の亡霊、そして殺人 (ハヤカワ・ミステリ)の感想
私にとってインドは歴史的にイギリスの植民地からいきなり現代の大国になっていて、中間を意識したことがなかったということに気付かされた。その独立=1947年あたりの歴史、雰囲気、心情等に触れることができたのは重畳。しかしながらヒロインのインド初の女性警部(いきなり警部なのだよ)等警察機構が現代の意識のまま移植したようでどうにも居心地が悪く、ミステリーとしては好まない。この頃インド舞台のミステリーが多くなっているように思うが、ま、いいか、首相もインド系なのだし。読みやすいには読みやすい。
読了日:02月19日 著者:ヴァシーム・カーン
ストロベリー戦争 弁理士・大鳳未来の感想
続けてシリーズ2作目を。著者は現役弁理士なのにここまでエンタメに徹せるのはすごいと思う(褒めてる) 絆姫(架空の新種イチゴ)、食べてみたい。
読了日:02月17日 著者:南原 詠
【2022年・第20回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来 (『このミス』大賞シリーズ)の感想
キャラ設定も好みで、弁理士業界も目新しく、面白く読めた。義兄が著者同様の経歴で弁理士なので親近感。次はストロベリーらしい。農業関係もいろいろ特許権侵害が起きているので楽しみ。
読了日:02月14日 著者:南原 詠
「美食地質学」入門~和食と日本列島の素敵な関係 (光文社新書 1230)の感想
この方、相当“食いしん坊”なのだろう。日本の最新の地質学をわかりやすく概説するだけでなく、だからここは○○が名物で美味しいとまで関連づけてくれる。さまざまな食の謎もわかりやすく解けた。タモリさんでもやらないぞw
読了日:02月09日 著者:巽好幸
ある男 (文春文庫 ひ 19-3)の感想
普通にミステリーでは終わらなかった。さまざまな社会問題を絡めながら奇妙な(微妙な)人々を描く。うーん。
読了日:02月01日 著者:平野 啓一郎
読んだページ数:4386
深夜プラス1〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫NV)の感想
1965年出版の古典的名作。2016年の新訳。旧版を含めてたぶん初読。時代背景等それなりに面白い。
読了日:02月28日 著者:ギャビン・ライアル
濱地健三郎の幽たる事件簿 (角川文庫)の感想
続けてシリーズ2作目を。こんなに文章上手かったっけと思う描写で、一つ一つ違う幽霊を造形する。すごい想像力&創造力。だんだん怖さが増してくるので、もうこの辺でいいかな、怖がりの私としては。
読了日:02月28日 著者:有栖川 有栖
濱地健三郎の霊なる事件簿 (角川文庫)の感想
有栖川有栖さんに3人目の探偵が存在すると知ったので一読。心霊探偵・濱地健三郎である。心霊とか幽霊とかは得意ではないが(=怖がり、ついでに高所も)それなりに楽しんだ。古風な雰囲気でパソコンや携帯電話が出てくるとちょっと驚く。
読了日:02月27日 著者:有栖川 有栖
たらしの城の感想
昔々子ども用『太閤記』を読んで感心していた『墨俣一夜城』ではあるけれどどうも史実ではなかったらしくあまり取り上げられることがなかったのが少々残念だったのだが、本書正面から取り上げる。もう戯画としか思えない藤吉郎の造形や蜂須賀小六や竹中半兵衛との関係性等フィクションとして楽しんだ。少々大袈裟過ぎるか。
読了日:02月27日 著者:佐々木 功
王女に捧ぐ身辺調査: ロンドン謎解き結婚相談所 (創元推理文庫 M モ 9-2)の感想
シリーズ② ずいぶんとスケールが大きくなったこと! 名探偵、皆を集めてさてと言いの場面もちゃんと作って立派なミステリーww エリザベス王女にしろ女王にしろさまざまなフィクションに好意を持って取り上げられていて本当にすてきな方だったと思えるのは幸せですね。
読了日:02月26日 著者:アリスン・モントクレア
ロンドン謎解き結婚相談所 (創元推理文庫)の感想
出版された時から気にはなりながら、あまりに荒唐無稽(と思われた)設定に躊躇していたら3作目まで出版されて図書館にあったので。大筋も面白いのだが、途中途中の小ネタが楽しくて一気に読了(眠い) このところこの時代=WWII付近をよく読むような。
読了日:02月24日 著者:アリスン・モントクレア
真珠湾の冬 (ハヤカワ・ミステリ)の感想
1941年から45年のハワイ、香港、東京を描く。警察小説で始まったがスパイ小説のようでもあり、壮大なラブロマンスのようでもあり。長さに比し読みやすいが、脇が甘くあらすじ感がありもっと濃くしっかり描いても良かったと思う。謝辞によれば初めから6万語削ったらしい。真珠湾を表題にするが原題はFIVE DECEMBERS。真珠湾攻撃を過度に取り上げているわけではない。映画化すれば面白いと思うが、2時間では収まらないか。読友さんのおすすめ。
読了日:02月21日 著者:ジェイムズ・ケストレル
帝国の亡霊、そして殺人 (ハヤカワ・ミステリ)の感想
私にとってインドは歴史的にイギリスの植民地からいきなり現代の大国になっていて、中間を意識したことがなかったということに気付かされた。その独立=1947年あたりの歴史、雰囲気、心情等に触れることができたのは重畳。しかしながらヒロインのインド初の女性警部(いきなり警部なのだよ)等警察機構が現代の意識のまま移植したようでどうにも居心地が悪く、ミステリーとしては好まない。この頃インド舞台のミステリーが多くなっているように思うが、ま、いいか、首相もインド系なのだし。読みやすいには読みやすい。
読了日:02月19日 著者:ヴァシーム・カーン
ストロベリー戦争 弁理士・大鳳未来の感想
続けてシリーズ2作目を。著者は現役弁理士なのにここまでエンタメに徹せるのはすごいと思う(褒めてる) 絆姫(架空の新種イチゴ)、食べてみたい。
読了日:02月17日 著者:南原 詠
【2022年・第20回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来 (『このミス』大賞シリーズ)の感想
キャラ設定も好みで、弁理士業界も目新しく、面白く読めた。義兄が著者同様の経歴で弁理士なので親近感。次はストロベリーらしい。農業関係もいろいろ特許権侵害が起きているので楽しみ。
読了日:02月14日 著者:南原 詠
「美食地質学」入門~和食と日本列島の素敵な関係 (光文社新書 1230)の感想
この方、相当“食いしん坊”なのだろう。日本の最新の地質学をわかりやすく概説するだけでなく、だからここは○○が名物で美味しいとまで関連づけてくれる。さまざまな食の謎もわかりやすく解けた。タモリさんでもやらないぞw
読了日:02月09日 著者:巽好幸
ある男 (文春文庫 ひ 19-3)の感想
普通にミステリーでは終わらなかった。さまざまな社会問題を絡めながら奇妙な(微妙な)人々を描く。うーん。
読了日:02月01日 著者:平野 啓一郎