読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

後水尾天皇

2011-01-17 | 歴史小説・歴史
後水尾天皇 (中公文庫)
熊倉 功夫
中央公論新社
『朝幕対立の時代に即位した青年天皇は徳川和子を妃に迎え学問と芸道を究める。幕府の莫大な資金を引き出しながら宮中の諸儀式を復させ、修学院離宮を造営する。“葵”の権力から“菊”の威厳を巧みに守りつつ、自ら宮中サロンを主宰、寛永文化を花開かせた帝の波瀾の生涯を描く評伝の決定版。 』


最近、後水尾天皇の名前を見聞きすることが続き、本書を。

最初の公武合体は後水尾天皇に徳川和子(秀忠と江の娘)が嫁することで行われた。
その結果幕府の莫大な資金を引き出しながら宮中の諸儀式を復させ、修学院離宮を造営するなど、難しい時代に<菊>の威厳を守り切り、寛永文化を花開かせ、昭和天皇に次ぐ最長寿の85歳で崩御…
なかなかドラマチックな天皇である。
面白い。



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